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(開設2015年1月1日)

ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記 その1 製作準備

2022年05月30日 20時23分00秒 | ローデン1/144コンベアB-36B製作記
ロシアによるウクライナ侵攻はこの先どうなるのか分かりませんが、一日でも早く終結する事を願わずにはいられません。そんなウクライナ情勢の中、ローデンのキットのボックスアートを努められていたValery Grigorenko氏が、ロシア軍の攻撃により亡くなったとの訃報を知ったのはつい先日です。故人への哀悼とともに、ウクライナへの平和回復の意を込めて、今回はローデンのキットを作らなければとの思いにかられ、ローデン1/144コンベアB-36Bピースメーカーを作ります。

残念ながらボックスアートはValery Grigorenko氏のものではないと思いますが、自分ルールのローテーションでは、日本機やドイツ機以外の他国籍機の1/72クラスのキットを作る順番となるので、その条件下で選択したローデンのキットがこのキット以外持っていないと言う事で、こちらのキットになりました。2020年11月購入のキットです。

本日の到着キット(2020-41)「ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー戦略爆撃機」 - ワイのもじけたブログやで~

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全パーツです。一見繊細なモールドで、パーツ精度もシャープに見えますが、良く見ると所々にローデンらしさが散見できます。パーツ数は少ないし、形にするのは難しくなさそうですが、合わせ目処理やシルバー塗装の塗り分けに手間がかかる予感がします。

▲こう言う開口部となる部分にバリが目立ち、バリ取りに少々時間を喰いました。

▲翼端のゲートです。こう言う所もローデンらしいと言うことになるんでしょうか? プラ素材は少し粘りがあり、重量感のある素材のようですが、素材自体は柔らかいです。


バリ取り、ゲート処理を済ませて仮組みしてみました。こうして見ると1/144と言えども、けっこうなデカさです。が、後程紹介するモノの1/72に比べると小っちゃいですね。(当たり前ですが…😂) 接着面の合いは悪くはありませんが、スジボリが浅くてサンディングすると間違いなく消えてしまいます。彫り直すにしろ、違和感なくキットのスジボリに合わせるは難しいと思います。ここは、無視を決め込むのがいいかもしれません。


マーキングは2種類。下のマーキングで仕上げようと思っていますが、翼端の赤部分の塗り分けが、下面では少々異なっています。(左右で塗り分けラインの形状が異なっています。) この画像ではよく分かりませんが、後日、拡大画像を紹介します。単なる図面上のミスなのか、実際こうなっているのかは分かりません。ホビクラのキットでも、このマーキングが選択されていますね。(キットは見たことありませんが、ネットで調べました。) 

塗料はファレフォとなっていて、さっぱり分かりません。自分でも調べたのですが、B、C、E、G、Lに該当するMr.カラーやタミヤの塗料番号(近似色)ってどなたかご教示頂けませんでしょうか? シルバーは手持ちのもので何とかするつもりです。赤も自作ですね。

デカールです。過去にも何度か記載しましたが、ローデンのデカールって、見た目は上質そうに見えるのですが、実際貼る段になると、硬くて割れやすいと言うトラップが潜んでいて苦労させられます。最近のキットでは改善されているのでしょうか? このデカールも上質そうに見えるのですが…?

説明書には細部の塗装指示がありません。全体の塗装図にはそれなりに指示されていますが、それだけでは不十分。製作開始と同時に悩みも発生してしまいました。脚柱や車輪のホイール部分の塗装指示がBスティールとなっていますが、スティールって、Mr.カラーで言う所の黒鉄色ですよね? 実機の画像を見てもシルバーにしか見えないので、ここはシルバーで塗りました。(画像は次回アップします。)

細部の塗装が分からないので、何か資料がないかと考えた所、モノグラムのキットの説明書が参考になるかもと思い付き、天井倉庫から数年ぶりに引っ張り出して来ました。


懐かしのモノグラム1/72です。(下は説明書。かなりシミが発生してますね。) 当時はデカい箱だなと思ったものですが、今見るとそれほどデカく思わないのは、デカいキットが増えたせいでしょうね。 こちらはH型です。 で、説明書ですが、はっきり言って全く参考になりませんでした。😅 その内片付けます。このキット、この先作る事はないでしょうね。(誰か作る人いますか?)

せっかく引っ張り出して来たので、ローデンのキットと並べて記念撮影しておきました。こうして見ると、ローデンのキット、小っちゃい!

製作に当たり、Amazonで世傑の中古本を入手しました。(定価の約2倍の価格) 少しは参考になると思いますが、あとはネットでも調べて見ます。

今回はキット紹介だけになりましたが、次回からは製作編をお届けしますので、お楽しみに!