標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

紫陽花の挿し木

2016年08月09日 | 植物

昨日は、さわやかな信州の風に送られ、37,1°の甲府市へ行ってきた。
上り各駅電車は、エアコンが効いていたし、岩合さんの「ねこ写真展」が開催されているデパート岡島もクーラーが効いていた。
しかし、駅から12分歩くアスファルトの照り返しは、さすがにむぁっとした。



6月に、いろんな紫陽花類の挿し木をした。
標高900mともなると、玉咲の紫陽花は咲かず、ヤマアジサイ系のガクアジサイのみ植えている。
我が家の玉咲紫陽花は、20年間一度も花をつけなかったのでとうとう、今年ぬいた。
ご近所では、京都から転居するときに持ってきたという玉咲紫陽花が、冬囲いもしないで花をつける。
で、枝をいただいて挿し木をすることにした。
バラクラに依頼して庭を造った友人の家でも玉咲紫陽花が咲いている。
標高は少し下がるが、それも枝をいただき試しに挿し木をした。

上が友人のバラクラからの紫陽花、下がご近所の京都からの紫陽花。
脇芽の色が違う。



約20日後、地植えにした。
発根量の違いは、鹿沼土と庭土の違いがあるかもしれない。



開花中の写真を写していないが、花後はこんな感じ。
バラクラのは、アナベルに近いような萼。この大きさで、昨年は花をつけなかったそうだ。
一つの株から、ピンク系とブルー系が咲いていたように思う。
葉は、柏葉紫陽花同様、すでに紅葉し始めている。
京都のは、東京でよく見るタイプ。
標高900で咲く品種ということは、京都の冬がいかに寒いということか。
どちらも何年後になるのか、開花が楽しみ。



紫陽花には、芯くい虫が入る。せっかく発根した紫陽花をやられないように注意しなくては。



今年購入した紫陽花に「日向絞り」というのがある。
絞りの様子がとても気に入り購入したのだが、購入後2~3日で凍みて茶色くなってしまい、がっかり。



知人にそんな話をしたら、「家にあるわ」と枝をいただくことができ、さっそく挿し木。
発根しました。



そうこうしているうちに、茶色く枯れた日向絞りも、生き返った。
うれしい。来年花を見れる。捨てずに、水やりをしていて良かった。

紫陽花の葉についている白いのは、なんでしょう?
虫の卵?取ったほうが良いのかなあ。