標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

標高900でのイチジク

2015年09月23日 | 農業

子供のころ、東京の近所の家にイチジクの大きな木があった。
季節になると一つ違いのその家の子と、木に登って熟したイチジクを毎日のようにほおばった。
その味が忘れられず、標高900のわが庭に植えてみた。
ところが、毎年株は枯れないのだが、春に出る新枝は冬に凍みてしまう。
その繰り返しで買った年に実った以外は、実がならない。
で、鉢あげして冬に屋内で育ててみることにしたのだが、根が切れてしまった。



とりあえず、上半分を切り落とし挿し木にして、



わずかな根のある方を鉢植えにしてみましたが、寒さに向かうこれからの季節では、どちらも無理かなあ。



親株は、こんな感じで残りました。
また、春に新枝が出ては、冬に枯れるの繰り返しとなるのでしょう。
標高約800mの茅野駅周辺の庭では、実がなっていますので100mの差が大きいということのようです。
お店で売っているさっぱり味ではなく、甘いあまい木で熟したイチジクを食べたいな・・・。