相模原市下溝に四季の花が絶えない市民の憩いの場となっている「県立相模原公園」はある。今日は朝方まで雨であったが四月上旬の気温となった。当園の遊具広場の工法では「河津桜」が満開となり、イベント広場の「寒緋桜」が真っ赤な花を咲かせている。紅葉の丘前に造られた「ミニ花壇」では「黄色の水仙」が帯をなし、前列には小さな可愛らしい「クロッカス」、「シラーシビリカブルー」の花が鮮やかに咲き散策時の目を楽しませてくれている。早春の日を受けて一斉に花開く様は、眩いばかりで春の訪れを感じさせてくれ、小さいながらも存在感がある。「ハナサフラン」とも呼ばれアヤメ科の花で、シラーシビリカブルーはユリ科の花である。クロッカスは「切望」、「青春の喜び」、「私を信じて」などの花言葉がある。(1903)
相模原市南区新戸に「新磯ふれあいセンター」、「相模の大凧センター」、「新磯こどもセンター」の3つの施設を備えた世代交流型の施設「れんげの里あらいそ」はある。施設の横には四季の花がで彩られる小さな花壇がある。その花壇に3本の「河津桜」が植栽されておりここ数日の暖かな陽気に開花のスイッチが入ったのか満開となって施設を華やかにしている。カメラを向けていると一羽の「ムクドリ」がやってきてせわしなく盛んに花蜜を啄み始めた。鳥も春を感じ始めたたのだろうか?もう間もなく河津桜も見納めである。(1903)
町田市大蔵町の鶴川街道の金井入口信号そばに岡上山東光院末寺、真言宗寺院「瀧本山不動院慶性寺」はある。創建は寛正4年(1463)。本尊は大日如来。寺の山号は三町余り背後の丘陵に「白山社」があり「不動の滝」があったことに由来する。「山門」を抜けると正面に寄棟草屋根造りの「本堂」、本堂左に寄棟草屋根造りの「不動堂」、昭和37、38年移築の「太子堂」、亜鉛葺屋根寄棟御堂造り「鐘楼」、「庫裡」がある。境内に寺経営の「鶴川保育園」があり子供たちの声が聞こえる。当寺は「多摩川三十三ヶ所観音霊場27番」、「多摩八十八ヶ所霊場11番」札所である。(1902)
神奈川県茅ヶ崎市十間坂、国道1号線沿い茅ヶ崎警察署近くに真言宗(高野山末)寺院「茅ヶ崎山円蔵寺」はある。創建年は不詳であるが、文安2年(1445)に没した善誉が中興の伝えからそれ以前と推定。また慶安2年(1649)に徳川家光から朱印状が与えられており、江戸時代には13の末寺を擁する「中本山」であった。本尊は薬師如来、厄除秘鍵大師。南側の「山門」(石柱門)を抜けると正面に関東大震災で倒壊後、昭和3年に復建された入り母屋づくりの「本堂」、「庫裡」がある。境内には「護摩堂」、「弘法大師像」、「五重石塔」、「忠魂碑」、四国八十八ヶ所霊場碑(当寺は第76番札所)、乃木希助大将の立像、203高地「血染めの岩」、地蔵、庚申塔などがある。(1903)