相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸時代の伽藍の威容を放つ「永池山長念寺」

2019-01-31 11:56:57 | 寺院
川崎市多摩区登戸に浄土真宗本願寺派寺院「永池山長念寺」はある。創建は室町時代後期(大永2年=1522)法泉坊大徳により築かれた草庵が興りである。江戸時代初期に領主の中根壱岐守正盛の奥方秀月禅尼によって中興。本尊は阿弥陀如来。向丘遊園駅より稲荷山光明寺~丸山教本庁を過ぎた数百メートル先に静寂な寺域を形成している。嘉永7年(1854)上棟の四脚門の「山門」を抜けると正面に文政7年(1824)建造の寄棟造の茅葺「本堂」(昭和34年=1959改修)、右に本堂と同時期に建造の寄棟造・茅葺の「庫裏」川崎市重要歴史記念物に指定されている江戸時代の建物が整然と見事に配されている。「本堂」前には二本の「大銀杏」、山門の左手に「鐘楼」がある。同寺には県指定文化財の「鳥合わせ図屏風」、市重要歴史記念物「阿弥陀如来立像」、「秀月禅尼画像」も有しており今も脈々と500年の寺歴が刻まれている。(1901)










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東京五輪の主要エリア「豊洲」の未来図は!!

2019-01-30 19:42:35 | 
先人が「豊かな地」となるように名付けられた「豊洲」。昨年末には築地市場がクローズし「豊洲市場」が東京の新台所となり、都民のいや日本全国の視線は豊洲に集まっている。さらに「東京オリンピック・パラリンピック開催」の2020年に向けて江東区の臨海地域(有明、辰巳・夢の島、中央防波堤埋立地)で競技会場としてオリンピックで9会場、パラリンピックで6会場の使用が決まっており尚更活気づいている。有明アリーナ、有明体操競技場、有明BMXコース、有明テニスの森、海の森クロスカントリーコース、海の森水上競技場、夢の島公園、選手村など整備、建築が着々と進行中で周辺にはいくつものクレーン、重機が目に飛び込んでくる。2020年10月着工する豊洲市場の目玉「千客万来施設」は2年後の2022年末に完成予定である。東京オリンピックの主要エリアにもなっている豊洲は住環境のみならずオフィスの移転先としても大きな魅力を放っている。豊洲の未来図は環境先進都市、都心近接のサテライトオフィス&ハイスペックオフィス、交通利便性のさらなる拡充都心アクセス、豊洲スタイルと呼ばれる職住近接と潤い豊かなビジネス環境、オフィスビル市況が裏付ける高コストパフォーマンスなど6つの価値が挙げられる。これからの豊洲の未来に目が離せなくなってきている。(1901)










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明治期最盛を極めた「丸山教本庁」の伽藍の数々!!

2019-01-30 09:21:32 | 寺院
川崎市多摩区登戸、「稲荷山光明寺」の左手隣に「丸山教」のご法聖地とされご法塔が建つ「丸山教 教務本庁」はある。丸山教は明治3年に登戸村の一農民の「伊藤六郎兵衛」を教祖として富士講の一派である丸山講を背景として興った世直し的性格の強い新興宗教である。同時代に興った新興宗教は「丸山教」の他に「天理教」、「黒住教」、「金光教」などが含まれる。「丸山教」は最盛期の明治19年には138万人の信者を擁していた。飛躍的な発展を遂げた丸山教だが国家的な弾圧により明治20年代中頃にはその勢力も急速に失った。戦後は平和主義を教義にかけて原水爆禁止運動を信仰の実践として活動を続けている。広い境内には教祖を祀る「御法殿」、「松霊殿」、「丸山会館」、「御法聖地」、「仙人窟」、神道系の一団体のためか鳥居も建てられており、門のそばには併営の「幼稚園」がある。他に「北原白秋の歌碑」や「佐藤紅禄・佐藤惣之助・丸山教3代目伊藤葦天句碑」、明治21年建立の「十国柱」(「心国」「人国」「愛国」「孝国」「日国」「生国」「桑国」「明国」「礼国」「水穂国」の十の国の名記)がある。御法殿前には白梅が開花、ほころびかけて彩りを見せていた。(1901)










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雑司ヶ谷「威光山法明寺」の塔頭4寺

2019-01-29 14:19:38 | 寺院
豊島区南池袋に鎮座する1200年以上の歴史を有する日蓮宗寺院「威光山法明寺」はある。かつて当寺は14ヶ寺を擁する中核寺院であったが現在は塔頭4ヶ寺である。法明寺山門前の参道にまず「合掌山真乗院」がある。当院は日勝(正保5年1648寂)が法明寺の塔頭として創建した。宝永年間(1704-11)以前の創立と考えられるが戦災で記録類すべて焼失し不詳である。次に雑司ヶ谷七福神弁財天を祀る「平等山観静院」がある。慶長年間(1596~1615)に創建された。本堂の脇陣には北野天満宮の御神体と同木から造られたと伝わる「梅園天神」が祀られており観静院の守護神となっている。そして3番目に「紫雲山玄静院」、当院は江戸中期の創立、高松藩の海尾沢某が当地に勧請した。江戸末期、江戸城師範代佐々木作之進が参り「武道開運之碑」を建立。少し離れて「妙音山蓮光院」がある。当院は宝永元年(1704)の創建とも寛永元年(1624)の創建とも伝わる。谷中妙伝寺を移転・合併し明治40年に再興したとある。本尊は曼荼羅、日蓮坐像である。(1901)










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「県立谷戸山公園」のカモを撮る

2019-01-29 11:57:18 | 公園・庭園
座間市入谷に里山の風情が生かされた自然と触れ合える「座間のオアシス」となっている「県立谷戸山公園」はある。面積32.1haと広大な園内には「サンクチュアリ」、「水鳥の池」、「シラカシ観察林」、「昆虫の森」、「スギ・ヒノキ観察林」、「湧き水の谷」、「クヌギ・コナラ観察林」、「伝説の丘」、「星の谷街道・巡礼街道」、「炭焼き小屋」が配置されている。三週間ぶりに「水鳥の池」を訪れると既に越冬でやって来た「カモ(鴨)」、渡り鳥ではない「カルガモ」100羽近くに増えていた。さすがに池の中は寒いのか丘で休息中であった。お目当ての「アオサギ」とは残念ながら会えなかったが一羽やってきた「」が代役となった。(1901)






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