鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

皐月の陽光まばゆく輝くお寺 de 朝市 & 「ブラタクラ」…!?

2016-05-15 21:33:04 | 日記


ふと気がつくと風薫る五月も早や半ばを迎え、新緑や初夏という言葉にも「夏本番近し…」というハイテンションな感じが漂っています。そういえば現在、東京・両国国技館で行なわれている大相撲が「五月場所」ではなく「夏場所」と命名されているあたりにも「夏」を待ち侘びる人々の思いが込められているようにも思います。

当地でもかの連休明け以降、地元の人々や鎌倉散策に訪れる観光客の方々ともども平日、ウイークエンドの区別なく「気分はすっかり夏模様」。街を往来する人々は連休時以上に躍動的にさえ見えます。

とはいうものの、普段は人とクルマで大混雑する長谷観音前交差点も本日5月15日 日曜日の早朝午前7時半という時間帯にはさすがに「ガラ~ン」と静まり返っています。

プラプラ歩いているのは、ワタシ一人です。ワタシはいったい何してるのか?、ふと自問自答してみたくなります!?

交差点をさらに西に進むと、そこはかの有名な長谷寺。参拝や観光の人々の波で溢れかえるこの門前ですが、午前7時半とあって、人っ子一人姿が見えません。

新緑萌える杜に佇む長谷寺を「一人占め」のひとときです。

本日15日「長谷の市」開催前の静寂に包まれた長谷寺を後にし、すぐお隣の光則寺で開催される朝市の会場へ。この朝市に際してはご近所のお店仲間「甘味処 こまめ」さんが毎年出店しています。そして今回は、ウチの同居人さんが製品化した鎌倉スパイスや鎌倉紅茶をはじめとするアイテムも「こまめ」さんとともに正式参加の運びとなりました。

そのようなこともあって、ワタシは「朝市」準備のお手伝い。朝市実行委員の注意事項に耳を傾ける、そぶり…です。

こちらが光則寺朝市に出店した「チーム佐助」?の3人。写真右から「こまめ」の店長・かえさんと祐子さん、そして一番左はウチの…。

「おむすび、甘味はいかがですか…」「鎌倉スパイス…」とか細く声を張り上げて朝市を盛り上げる?お三方の傍ら、知り合いの顏を見つけるや否や、世間話に興じるワタシ…。なんだかいつも、ちっとも役に立ってません。

時あたかも本日は「第3回ボーダーフェスティバル@由比ガ浜通り」が同時開催されているとあって、朝市会場にもボーダー柄を身にまとった方々がとても目立ちました。ボーダー柄を身に着けていると、由比ガ浜通り、御成通りのフェス参加店では特典があるのだとか。

蛇足ながら、夕刻チョピット鎌倉駅西口付近を徘徊した折、駅周辺にはボーダー柄の人、人、そしてまた人…。3回目での浸透度はかなりのもののようです。毎年夏に開催しているわが街「佐助のさんぽ市」でもこの種のフェスもありかなぁ、ならば『あの趣向で』いこう!」と、チラリ考えてみたり。

光則寺朝市の最中、お隣「長谷の市」が開催されている長谷寺観音ミュージアムの学芸員・三浦氏を訪ねてみました。ワタシの大学の後輩ということもあり、三浦氏はミュージアムの収蔵品をとても丁寧に解説してくれ、まさに「至極のひととき」を過ごす機会を得ることができました。ちなみに三浦氏は数か月前にオンエアされたNHK「ブラタモリ」にてタモリさんに鎌倉を解説していた、あの人です。きっと覚えている方も多いのでは?

長谷寺から臨む鎌倉の海。なんだか旅行に来たような錯覚に陥ってしまいます。

そういえば街の名所旧跡、このところあまり訪ねてません。行くは小町の裏通りばかりなり…。

ともあれ、早朝から昼まで長~い午前の時間を過ごし、さながら一篇の旅日記。


風薫る五月の風に 時重ね、振り向くウナジ 風に吹かれて
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