ほんのつい先ごろ新年を迎えたと思っていたら、あらら、あっという間に年度末。新社会人となる若者の皆さんや新入学を迎える学生さんは今頃、希望と期待、そして少しばかりの不安を胸に、来たるべき新生活へ向けて準備万端! かな・・。はるか昔、私にもそんな時代がありました、なつかしい・・。
このところ、東京大学をはじめとして「秋入学、秋卒業」に関する問題が提起され始めています。この話題に関して昨日午後のラジオ番組の中で「現在の日本で最もなんでもわかっている男」と異名をとる社会学者・宮台真司氏が、「桜」と「日本文化」の抒情あふれる特殊性を踏まえたうえで「春の卒業、入学」の素晴らしさを説いていたような・・。お仕事しながら聴いていたので、氏の趣旨をしっかりと把握できたか不安ですが、思わず「そのとおり!」と、つぶやいてしまいました。
やはりなにはさておき、「春からスタート」がしっくりきます。日本人ですもの・・。
さてさて、ともあれ年度末の本日は朝から雨模様。工房の窓にも雨粒が弾けていました。
この春の嵐の中、陶芸教室の会員さんはしっかりと足取り軽くお越しいただきました。ありがたい限りです。
激しい雨にもかかわらず、4組のお客様方がお見えになりましたが、なぜかメンバーの中にはお子様が多く、さながら「子供の日」の様相を呈しました。
まずは、午前10時過ぎから私の高校時代からの女友達・テッカさんと職場の皆さんの陶芸時間。テッカさんはお孫さんを連れての作陶です。
高校時代から知っているテッカさんがお孫さんの相手をしている姿を見るにつけ、なんとも不思議な感慨が・・。「ともに、そんな歳になりましたかぁ」と、つぶやく私。「そうだよ、いつの間にか」と笑顔のテッカさん。軽いテンポの会話を交わすうちに「気分はすっかり高校生」・・、かな!?
ただただ楽しかった高校時代を思い出しながら、次なるお客様はこの4名様。
雨の中、東京からはるばるお出でいただきました。「おばあちゃん」と呼ぶにはとても若すぎるご婦人がお孫さん3人を伴っての陶芸体験です。お孫さんたちは思い思いに、カップをしっかりと制作していきました。自作のカップで毎朝お茶やコーヒーを飲んでから学校へ出発するのかな。想像しただけでも、なんとなく「いいな」..。
そして午後の部は、ご近所のサーファーしている若いお父さんとともに新小学1年生のユウ君の登場です。
ユウ君もウチの工房の正式の会員さん。そのチビッ子陶芸家ぶりはまさに堂に入っています。
カンナという道具を使って削り成形するその様子は、横から見ていてもその手際の良さにビックリ、です。
そして、こんな作品も。
ユウ君のお父さんが粘土で成形した作品にユウ君がお絵描きし、さらにお父さんが彩色した「究極の親子コラボ」、ここにあり。このあと、うわぐすりを掛けてからしっかりとお焼きいたします。ユウ君、もう少し待っててね。
本日は、この他にも東京からも陶芸教室の講師さんと会員さんの皆さんが「鎌倉遠足」の一環でウチの工房を見学にお見えになったりと、まさに千客万来の年度末となりました。
夕刻、ひとしきりついた後にササっと海辺をプチ・パトロール。
年度末の荒天の名残りを残す黒い雲の向こうには、西の空が明るい新年度を予感させるかのように光輝いていました。
みんなの元に、いいことあるといいな・・。
このところ、東京大学をはじめとして「秋入学、秋卒業」に関する問題が提起され始めています。この話題に関して昨日午後のラジオ番組の中で「現在の日本で最もなんでもわかっている男」と異名をとる社会学者・宮台真司氏が、「桜」と「日本文化」の抒情あふれる特殊性を踏まえたうえで「春の卒業、入学」の素晴らしさを説いていたような・・。お仕事しながら聴いていたので、氏の趣旨をしっかりと把握できたか不安ですが、思わず「そのとおり!」と、つぶやいてしまいました。
やはりなにはさておき、「春からスタート」がしっくりきます。日本人ですもの・・。
さてさて、ともあれ年度末の本日は朝から雨模様。工房の窓にも雨粒が弾けていました。
この春の嵐の中、陶芸教室の会員さんはしっかりと足取り軽くお越しいただきました。ありがたい限りです。
激しい雨にもかかわらず、4組のお客様方がお見えになりましたが、なぜかメンバーの中にはお子様が多く、さながら「子供の日」の様相を呈しました。
まずは、午前10時過ぎから私の高校時代からの女友達・テッカさんと職場の皆さんの陶芸時間。テッカさんはお孫さんを連れての作陶です。
高校時代から知っているテッカさんがお孫さんの相手をしている姿を見るにつけ、なんとも不思議な感慨が・・。「ともに、そんな歳になりましたかぁ」と、つぶやく私。「そうだよ、いつの間にか」と笑顔のテッカさん。軽いテンポの会話を交わすうちに「気分はすっかり高校生」・・、かな!?
ただただ楽しかった高校時代を思い出しながら、次なるお客様はこの4名様。
雨の中、東京からはるばるお出でいただきました。「おばあちゃん」と呼ぶにはとても若すぎるご婦人がお孫さん3人を伴っての陶芸体験です。お孫さんたちは思い思いに、カップをしっかりと制作していきました。自作のカップで毎朝お茶やコーヒーを飲んでから学校へ出発するのかな。想像しただけでも、なんとなく「いいな」..。
そして午後の部は、ご近所のサーファーしている若いお父さんとともに新小学1年生のユウ君の登場です。
ユウ君もウチの工房の正式の会員さん。そのチビッ子陶芸家ぶりはまさに堂に入っています。
カンナという道具を使って削り成形するその様子は、横から見ていてもその手際の良さにビックリ、です。
そして、こんな作品も。
ユウ君のお父さんが粘土で成形した作品にユウ君がお絵描きし、さらにお父さんが彩色した「究極の親子コラボ」、ここにあり。このあと、うわぐすりを掛けてからしっかりとお焼きいたします。ユウ君、もう少し待っててね。
本日は、この他にも東京からも陶芸教室の講師さんと会員さんの皆さんが「鎌倉遠足」の一環でウチの工房を見学にお見えになったりと、まさに千客万来の年度末となりました。
夕刻、ひとしきりついた後にササっと海辺をプチ・パトロール。
年度末の荒天の名残りを残す黒い雲の向こうには、西の空が明るい新年度を予感させるかのように光輝いていました。
みんなの元に、いいことあるといいな・・。