鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

そういえば、「退屈へのレジスタンス」なんてコピーがありました‥

2013-01-08 11:55:44 | クルマ
新年最初の日曜日、そしてやはり新年はじめての大安吉日となった一昨日1月6日のこと。わが家の愛車であるルノー・メガーヌの後継タイプとしてフルモデルチェンジした新車のメガーヌGTラインがやってきました。ピカピカです!!




後部ハッチゲートにはこれまでのタイプと同様に、ルノーの菱形と「MEGANE」のエンブレムがくっきりと。

やはりこの新型も街中で「メ・ガ・ネってどういうこと?」と不思議な目で迎えられることは必至です。そして、やはりやはりこの新型も街中で見かけることはめったにないであろう「絶滅危惧種」であり続けることに疑いはありません。

朝10時前にルノー厚木インター店にてセールスアドバイザーのM氏から新型メガーヌのカードキーを受け取って、「いざ、本日から新たなる楽しいメガーヌ・ライフ」の始まり始まり! と事が運んでくれればとってもステキなのですが、そういうことではありません。

実は実は‥。

昨年の秋ごろからわが家の愛車メガーヌは、オートマチック・トランスミッションという極めて重要なシステムががしばしばダダを捏ねるようになってきていました。以来数カ月、なだめすかしながら運転し続けて来たのですが昨年の暮れにそのトランスミッションは「これはもう、限界かな」というレベルまでトラブることに。

走行中、ほんの少しでも登り坂になるといきない「ガーン」という衝撃とともにミッションが3速に固定されてしまいとても運転しにくい状態になるトラブルが頻発という状況に陥りました。インパネには「CHECK GEARBOX」と「SERVICE」という表示が燦然と輝いてしまいます、あーあ。

そして急遽、ルノー厚木インター店に緊急入院。同店のM氏のご厚意により、代車としてこの新型メガーヌを駆る機会に恵まれたという次第でした。

余談ですが、このブログにていわゆる「クルマねた」は、ウチの奥さんのお友達の間では「自動車の事、よくわからないから‥」ということにて、あまり評判は芳しくないようです。他方、私の古くからの友人知人達からは「もっと、クルマの話をアップしてもいいかも。ただでさえ珍しいルノー、それも滅多に乗ってる人がいないメガーヌなんてクルマと毎日つき合ってるんだからさ!」なんて、妙にけしかけられたり‥。うーん、「どうすりゃいいのさ、思案橋‥」と思ってもみましたが、たまにはクルマのお話しをサラッと、ということで。しばし、お付き合いくださいませ。

まずは新型メガーヌGTラインのインパネまわりから。

グレーブラックとアイボリーのツートンの色調、ならびにメーター等のデザインにおいては、いろいろと賛否両論あるようです。イタリア車、北欧車、そしてかつて私が大好きだった西ドイツのクルマとも異なる、なんともユルユルな感じのテイストをフランス的というのかどうかは、好みのわかれるところでしょか。

メーターに関して言えば、スピードメーターのこのデジタル数字の表示形式が、私的には「きわめてノー・グッド」でした‥。

アクセル・ワークに従ってメーターの針がピョイピョイと動くアナログ表示形式のあの「味」がやはりとっても好ましい、ような。エンジンの回転数を示すタコメーターがアナログ針の表示形式であることがかろうじて「納得」です。

こちらはウチの愛車、今となっては旧型になってしまったメガーヌのインパネ周りです。

改めて写真にしてみると、そこそこに「いにしえ感」が漂っています。ほんの7、8年前にデビューしたクルマなのに、なんだか隔世の観があります。

されどされどクルマにおいては、「質実剛健」かつ「飛ばす時は徹底的に」を旨とするわが身にとっては、ウチのメガーヌのいにしえ感いっぱいの黒いインパネがなんともしっくりとくるような気がします。

そういえば、ウチの奥さんは「愛車にするなら、戦車みたいな武骨なクルマがいいな」といってましたっけ。あらためて彼女いわく、「うん、ウチのメガーヌ、この黒一色のインパネはけっこういいかも」・・、だそうで。

ほんの2日間ほどわが家にやってきた新型メガーヌの乗り味は、「軽やかにスムーズに、そして限りなくフレンドリー」という感じでしょうか。運転席に座って走り始めた瞬間から、とても扱い易い印象のクルマです。

されど、かつてルノーというブランドは「退屈へのレジスタント」を標榜していました。その伝でいえば、この新型メガーヌは少々物足りないかも。きわめて日本のクルマに近づいたという感じがします。

今を去ること6年前、はじめてルノー・メガーヌを駆ったときの、「へえー、フランス人が作るクルマはこんなにエンジンをぶん回すセッティングにするんだね。なんだか少し変な感じもするけど、これこそが『退屈へのレジスタンス』なのかも」その他、数々の驚きの瞬間を今だ忘れられません。

今回の大修理を契機に、新型メガーヌに乗る機会を得、そしてあらためて愛車メガーヌの面白さを再認識しました。

この先、タイヤを替えて、ゴムのブッシュ類を総交換して、電気系統のアーシングを徹底的に施工して・・。ビシッと決めてみたい、なぁ。

ともあれ、ウチの奥さんのお友達の方々にとっては「退屈なるクルマいじり」の様相を呈する今回のお話し、まことにすみませんでした‥。さりとて、「退屈へのレジスタンス」、そして「大いなるクルマいじり」への限りなきその思い、とどまるところがありません。

この先も、ルノー・メガーヌにまつわる私の「独り言」、折につけ、お付き合いいただければ幸いです。

それにつけても新年早々 修理代7万円は超・超大出費。「退屈へのレジスタンス」は、私のお財布を直撃。この先、当分は「窮屈へのレジスタンス」が続きそうな気配が‥!?










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あこがれの名車にうっとり。今年も楽しく「La Festa」なひととき‥。

2012-10-27 13:33:19 | クルマ
去る10月19日に個展を終え、翌20日の土曜日は陶芸教室の合間を縫って、個展に際していろいろとお世話になったご近所のお店仲間にお礼のご挨拶に伺いました。お店の方々からはやさしいねぎらいのお言葉をいただき、あらためて「感謝、感謝」の至りです。

そして「ブンブン紅茶店」さんにお邪魔した際のこと。マスターの小木曽さんから「今、La Festa やってます。今度の月曜日には国道134号線を走ります。今回、私は残念ながら観に行けませんが・・」とのとっても素敵なサジェスチョンをいただきました。この「La Festa」の沿革、ならびに昨年の様子はこちらから。

折よく、22日・月曜日の午前中は陶芸教室の予定もなく、当日は朝からひさしぶりにデジタル一眼なども用意して気分は頭のさきからつま先まで「La Festa」モード一色に。

ウチの同居人さんも「同好の士」よろしく、いそいそとデジタル一眼を首から下げて「やっぱり、カメラは一眼がいいね。気持ちの入り具合が違う」などと‥。ごもっとも‥、このところ、コンパクト・デジカメばかり使用していた我が身を省みて、しばし、反省の一幕、も‥。

さてさて、颯爽と華麗に、そして次元を超えたクラシックカーの雄姿を堪能すべく、訪れたポイントは七里ヶ浜の行合橋交差点。

建物の2階にある「世界一おいしい朝食」と評判の「bills」さんには次々とお客さんが訪れています。この行合橋交差点付近は、いつ通過しても人がいっぱい、そして、国道134号線の渋滞のポイントでもあります。

目をもう少し西の方向へ移すと。カラフルな ニース?

毎日、海を眺めながらの生活って、どんな感じなんでしょうか。いいなあ。私なんか、元来がとっても怠け者なのできっと一日中ぼーっと海を見ているだけで他になんにもする気が無くなっちゃうかも。

てなことを思っているうちに、正午前から運営スタッフが搭乗する豪華な輸入車の後に続いて、主役たるクラシックカーがポツポツと姿を見せ始めました。
  

   

第一陣が通過後も約1時間以上にわたりクラシックカーの走行が続きます。
   

  
沿道のオーディエンスにゆったりと手を振るドライバ―とナビゲーターの姿が印象的。次元を越えた「ゆとり」が感じられます。うらやましい限りです‥。

今回の写真撮影はすべて、ウチの同居人さん。延々1時間以上、黙々と楽しそうに撮影を続けてくれました。おかげで私はクラシックカーに手を振りながら「La Festa」をココロのそこまで堪能することができました。


行合橋交差点にてクラシックカーの車列を眺めていると、な、なんと、私の子ども時代のあこがれの名車「トヨタ2000GT」が‥。

たぶん、私がトヨタ2000GTを初めて見たのは小学4年生の1965年(昭和40年)、父とともに観に行った東京・晴海での東京モーターショーの時だったと思います。ヤマハ製2000cc、DOHCエンジンを搭載したロングノーズ、ショートデッキの流線形のボディスタイルにクギ付けとなったことを、つい昨日のことのように思い出します。ちなみにこのトヨタ2000GTは私にとって、もっとも心を揺さぶられた車の1台といっても過言ではありません。

その2年後の1967年(昭和42年)から約3年数か月の間に国内では前期型、後期型あわせて200数十台のみが市販された、まさに「幻の名車」。この写真の2000GTはフロントグリルのフォグランプが大きいので「MF10」という前期型でしょうか。

クルマのナンバーはもちろん「2000」で決まり、です。ちなみに、ウチのメガーヌのナンバーも「2000」番。ナンバーが同じでも、何から何まで月とスッポンほどの違いがありますが‥。

今回の「La Festa」ではもう1台、帰りの車中から白い2000GTの姿もチラっと確認しました。まさに、思わぬところで「いい夢」を見たような‥。

本当のクラシックカー・ファンの方々からは怒られてしまうかもしれませんが、トヨタ2000GTの出現には思わず「ビビッ」っと。やっぱり観にきて良かった、「La Festa」。

そして帰路、「La Festa」恒例? のマシントラブル風景。

ナビゲーターたる外国人は通行の人と笑顔で会話を始め、国道を通過する車両のドライバ―も親しげに故障車両に手を振って。クルマのナンバーから推測して、おそらくは1961年製のメルセデス‥、なんて、いろいろなシーンと歴史が見え隠れする「La Festa].

個展を終えてつかの間のオフタイム、私にとってはまさに格好の「La festa」なひと時となりました。




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ラテンの風を感じて・・。ルノー・トィンゴを駆って思うこと。

2012-01-27 23:15:21 | クルマ
ここのところ数日間は陶芸教室のほかに、素焼きした作品に釉薬をつけるためのコンプレッサーという機械の調整や愛車メガーヌの車検その他、なにかと気ぜわしい日々となりました。

で、本日はとってもひさしぶりのクルマのお話、です。

1月23日の月曜日。メガーヌの車検のために、朝8時にルノー厚木インター店へ向けて出発。途中、稲村ケ崎から七里が浜あたりの海岸通りからは江の島が・・。富士山も臨めればグッドなのですが、そう上手い具合には・・。
                                                   サザンオールスターズの「鎌倉物語」なんぞを聴きながら走りたいな・・、というか、しっかり聴きながら渋滞の中を進みます・・。

ルノー厚木インター店にてメガーヌの車検手続きを済ませ、代車としてお借りしたクルマはルノー・トゥインゴ。

インター店のM氏から「マニュアルシフトの運転は大丈夫ですよね?」と尋ねられたときから、「多分、トゥインゴかな」という予感はあったのですが、正解でした。

走行距離は約1万2000キロくらいだったでしょうか。まだ、新車の香りがそこはかとなく漂っていました。

メガーヌの車検終了の1月27日までの5日間、初めてのトゥインゴ、ひさしぶりのマニュアルミッション・・。クルマの世界では「渾身の試乗ルポ・・」などといいますが、そこまでにはガチガチに乗り回してはいませんです。

まあ、ガリガリに細い~カラダの私がマニュアルをカシカシと操る「痩身の試乗ルポ・・」といったところでしょうか。

○「いいね、これ」

・とにかく、挙動が軽い!のですね。シフトはパシパシ入るし、ステアリングを切ればサクッと曲がるし。

・4速1500回転で時速40キロ、同2000回転で約53キロ。5速2000回転で時速約65キロということで、街中では1、2、4速の順にシフトしていくと周りのクルマの流れにしたがってゆったりと走っていきます。海岸通りのように比較的速い流れの道路では、1、3、5速の順にシフトしていくといい感じでクルージングとなります。5速がもう少しハイギアならば、中高速の時にもう少し静かになって、よりよいのかな・・。

・グラスルーフサンルーフ、太陽がさんさんと降り注ぎ、暖かくてとってもいい感じ。でも、夏はちょっと暑いのかな・・。

・タイヤは私の大のお気に入りの「コンチネンタル スポーツコンタクト2」! このタイヤはしっかりとした硬めの乗り心地です。カーブを少しくらいオーバースピードで入ってもかなりこなしてくれます。

○「これは、もう少し・・」

・スピードメーターとタコメーターが離れているのが使いにくいかも。

昔からの習性として、シフトダウンの際にはなんとなくスピードメーターとタコを瞬時に認識してから回転をパシッと合わせる快感を楽しんでいたので、やはり2つのメーターは隣り合っていてほしい・・。

・このクルマはやはり、高回転で回してこそ面白いのかな・・。一速の走り始め、ならびにバックの際の低回転時においてややギクシャクな感じが時々・・。もう少し、トルクがあれば、という気も。

・シフトレバーにやや気になる点が・・。
 
シフトパターンが刻まれた部分が手の平に当たってちょっと痛くなりました。パターンの彫り込み具合、ならびにエッジの磨き具合がもう少し繊細だったら・・。

・後席のスライド部分の金具が剥き出しなのは、いけてません。

フランスのクルマなのですから、もう少しおしゃれにフィニシュして欲しかった・・。


いろいろと好き勝手に感想を書き連ねちゃいました。

でも、やはりルノーは面白いですね。高回転で回したくなるセッティングをしてきます。

かつて「退屈へのレジスタンス」といっていたのですが、確か飽きません。されど、いささか理解不能な武部も。

なにはともあれ、一度、ルノーをお試しあれ。ラテンな人々のクルマに感する感性を垣間見ることができます。















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佐助に「アルファ・ミラノ」がやって来た!

2011-10-20 19:17:22 | クルマ
昨夕、陶芸のお仕事を終えて工房の窓から秋の夕空をボーッと眺めていたところ、ウチの奥さんから「ブンブンの小木曽さんから電話ですよー!」との声が。

ブンブン紅茶店のオーナーマスター・小木曽さんからお声がかかるということは、これすなわち「クルマ」のお話しに違いありません。

急いで受話器に耳をあてると、「あっ、倉田さん。今、ウチのお店にSさんがアルファに乗ってきましたよ。見にきませんか」と、小木曽さんのまるで少年のように弾んだ声が・・。

もちろん「よろこんで!」、いざブンブンさんへ。驚いたことにウチの奥さんも「私も行く」と言ってついてきました。というか、ブンブンさんまでの早足にて1分ほどの道中、終始、私を先導するかのように前を歩いていました。

夕闇迫るブンブン紅茶店さんの駐車場にたたずむビンテージ・アルファ・・。

1934年製 6気筒2300ccエンジン搭載、とのことです。 

今から約80年前弱、ちょうどドイツでヒトラーが独裁政治を始めていた頃にイタリアではこのような美しいクルマが生み出されていた・・。まさに西欧社会の歴史と文化、そして「底力」が偲ばれます。

このクルマのオーナー・Sさんは鎌倉在住で、小木曽さんと私(二人は同年齢)よりも若く、おまけにとてもスキッとした男性です。さきに小木曽さんに連れていってもらった大磯での「La Festa」のイベント会場にて、小木曽さんに紹介してもらったばかりでした。

お互い挨拶もそこそこに、小木曽さんの「暗くなる前に写真に収めたらどうですか」とのお言葉に甘えて、ヴィンテージ・アルファのプチ撮影会。

丸いお馴染みのフロントエンブレムの下部には「MILANO」の文字が。この「MILANO」はアルファ発祥の地に由来するのか、はたまた、ミラノを政治基盤としアルファを愛用していたムッソリーニに敬意を表したのか・・、自分勝手に思いは尽きません。

Sさんはこのアルファを普段の「足」として、コンビニへでもどこへでも鎌倉の街中をドライブしているとか。素敵過ぎます・・。

秋の夕闇の中、控えめな照明に照らされたブンブンさんのお店と、アルファのシルエットにしばしうっとり。


撮影終了後、小木曽さんとSさんのクラシックカー談義にそっと仲間入りさせてもらいました。私がクラシックカーの分野においは門外漢ということを踏まえながら、お二人はクラシックカーの歴史やメカニカルシステム、はたまたそのドライビングテクニックの特殊性その他、やさしく、深く解説してくれました。

「クルマ」としての構造やドライビングの話を聞くにつけ、「へぇー、そうなんですか」という驚きと、「まったく同感」という共感を得た1時間余。至極のひと時でした。

小木曽さん、Sさん、ありがとうございました。

ちなみに、本日のブログをアップするにあたって撮影した写真を整理していたらこんな写真を見つけました。ビンテージ・アルファのコックピットがくっきり。メーター周りのソリッドな質感、シートのヤレ具合、いい味出ています。


はて、撮影者は?。 うーん、どう考えてもウチの奥さん以外にはいません。どうやら、こっそり、しっかり、激写していたみたいです。

この調子でいけば、ウチの奥さんもささやかな「クルマ馬鹿」の仲間に巻き込めるかも。

どなたか、ウチの奥さんの「クルマ馬鹿化計画」へ向けてお知恵拝借!、願います・・。







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