鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「♪新人立てり」から始まる校歌を胸に、大学同窓とともに弾けるフィールド・オブ・ドリーム…

2017-04-19 19:56:59 | 日記

それは今から約4カ月ほど前の昨年12月半ば、母校・駒澤大学同窓の方々の集いである「駒澤不動産紫門会」の忘年会にお呼ばれしました。同窓の中にはかの中畑清大先輩も来場されて、とても賑やかなひと時でした。その時の様子はこちらのブログから。

同会は、不動産業界に携わっている駒澤大学出身者で構成されています。聞くところでは、多くの大学に不動産業に携わる卒業生から成る「不動産会」があり、各大学の不動産会の集合体である大学不動産連盟においては出身大学の垣根を越えて多くの交流が繰り広げられているのだとか。そしてこの大学不動産連盟では野球部を持つ10数校の間で大学対抗の野球リーグ戦が取り行なわれています。20代の「現役」からワタシのような中年の「ロートル」までがグラウンドに集まり、母校野球部のユニホームを身に着けてガチガチの真剣勝負?が繰り広げられます。

今年からリーグ戦に参戦したわが駒澤不動産紫門会野球部の開幕戦は桜咲く3月末、浅草にほど近いグラウンドにて明治大学建設・不動産駿台不動産野球部との対戦でした。甲子園経験者も何名かいるらしい明大駿台会との対戦の結果は、惜しくも?大敗…。

スコアはともかく、母校野球部と同じ意匠のユニホームを身に着ける満足感に浸った一夜でした。

とはいうものワタシはといえば、陶芸教室の予定があったりということで試合途中からのグラウンド入り。しかもプレイできるだけの体力は遠い彼方に葬り去ってしまっており、なんの役にも立ちません…。それでも、温かく迎え入れてくれることがことさら嬉しい限りです。

試合後、グラウンドから東の方向に目を向けると、隅田川の向こうに東京スカイツリーが輝いています。ワタシがかつてかよっていた高校はあのツリーのほぼ真下。今から約45年ほど前に高校球児していた頃、学校の近くこのようなツリーがそびえ立つなどとは夢にも思いませんでした。

高校野球部当時、冬場の練習時にはこの浅草、向島界隈を「6キロコース」と称してランニングすることが日課となっていました。勉強はあまりしなかったけれど、野球に、遊びに明け暮れていた高校時代を思い出し、アタマの中には「♪悲しいことがあると 開く皮の表紙 卒業写真の…」というあの歌がめぐり巡っています。

そして先週半ば、午後の陶芸教室を終えて、紫門会野球部第2戦に向かいました。

メガーヌの車窓から見える都心の街並みを見ながら「やっぱり東京の夜空にはツリーよりもタワーが似合うよね…」と独り言をつぶやきながら、青山グラウンドへ。

第2戦は東洋大学不動産建設白山会野球部との対戦です。青山通りからひと筋入ったこの一角は、若い頃から幹線道路の裏道として知り尽くしているつもりでしたが、青山の住宅地にこのようなグラウンドがあることをはじめて知りました。グラウンドを照らすカクテル光線と周辺の住宅地やビル街が妙にしっくりとマッチしています。

今回も試合途中の4回表からのグラウンド入り。スコアボードを見ると、わがチームの先攻で1回表に2点を挙げてリードする一幕もあったようです。メンバーは「今日は勝てる!と思ったんだけど。あの時、クラタさんもいたらきっと嬉しさで痺れていたと思いますよ」と目をキラキラさせながら振り返ってくれました。この日、試合は敗れて連敗となりましたが失点はかなり抑えることが出来、次戦に向けて期待が膨らみます。

無人となったグラウンド脇のサクラは満開を過ぎて葉桜もちらほらと。季節は間もなく新緑の頃へ。


試合後、東洋大学白山会、駒澤大学紫門会のメンバー総勢約20名が一堂に会して、親睦を深める 渾身、ではなく懇親会。

ワタシはクルマでの往復なのでお酒は「お預け」でしたが、野球の話はもとより、仕事、お酒、年齢から始まってその他諸々、結婚観に至るまで、闊達に話し、そして飲みまくり、気がつけば居酒屋さんでの野球延長戦は日付変更線近くまで延々と続いたのでした…。

そして時は本日4月19日、午後8時前のまさに今この時、チームは第3戦目を迎え、立教大学セントポールベースボール会と戦っているところです。ワタシはといえば、今回は諸々の事情にて欠席…。されど今ごろ、紫門会チームは品川区天王洲のグラウンドを舞台にこのユニホームを身に着けて躍動! しているハズ?です…。


それにつけても、ストッキングにあしらわれたオレンジ色がホントに美しい。そして「勝利」の吉報を待つ時のなんと長いことか。あと数10分間、「勝利の美酒」はお預け、という具合に事が運ぶのを祈るのみです…。
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