街は桜、さくら、サクラで溢れています。とはいうものの私はといえばここ数日、どういうわけか用事やお客様が続き、お花見のカケラもありません。ただただ、先週のイベントの名残りのお花を眺めることで精いっぱい…。
ふと気がつくと、玄関先の紅葉も若葉が一斉に萌え始めていました。
例年、もう少し葉が育ったところで枝を軽く剪定します。間引く枝の選び方はまったくの自己流ですが、この選定こそがこの後の枝ぶりの良し悪しを決定するようにも感じます。はたして今年はどんな姿の紅葉の木になるか…。
例年、わが家の窓から望む佐助の里山の山桜が盛りを過ぎた頃に、街のソメイヨシノが花開いて満開へ…と言う流れです。現在のところ、山桜は良い感じ
では、街のソメイヨシノはこれから…と思っていたら、鶴岡八幡宮の段葛はすでに満開!
お昼のラジオ交通情報でも「鶴岡八幡宮の桜見物で若宮大路は大渋滞」と報じています。
佐助のお店仲間さんとの会話でも「3月のお彼岸の3連休後から人出が増えて、この週末は街中が人でいっぱいに?」との観測で一致しています。「いろいろ予定も詰まっているし、今年の桜は段葛だけでいいや…」と思っていたところ、佐助のお店仲間「ブンブン紅茶店」のマスター・小木曽さんから「今からお宅の前にクルマで行きま~す」と嬉しいお誘いが。
そして、小木曽さんの愛車がこちら。
英国のMG TDミゼット 1951年型、エンジンの排気量は1250CCと控えめですが、クラシックカー特有の重厚な走りを体感できます。
ということで、さっそく佐助から進路を西に取って、常盤、鎌倉山をぐるっと巡る、小木曽さんとの定番ドライブコースを一巡り。鎌倉山の桜はまさに満開。
しかしながら、沿道の桜はいずれも老境の域に入り、往時の勢いたっぷりの花模様ではなく静かに咲き誇っている感じが伝わってきます。
鎌倉山ロータリーにたどり着くと、そこは桜のトンネルの最終ゴール。
今から70年ほど前に製作されたMGに乗って、桜連なる街並みを駆け抜けるこの一瞬こそ、まさに「オトナのお花見」。
時あたかも、明日から4月。新年度の始まりに向けて、この春もご近所のお店仲間さんに「いい夢 見させてもらいました」。
あらためまして、感謝、感謝の春の宵…。
また、オトナのドライブいたしましょう。
また、市内や三浦あたりまでお出かけしたいですね。