鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

皆さまとの「彩りある時間」と「実りある語らい」のカタチを共にと願いつつ、間もなく 開展・・

2012-09-25 20:41:25 | 陶芸
あのまさに「鬼のよう・・」とでも表現したくなるような過激なまでの夏の暑さもようやく収まった感のある今日この頃。俗に「暑さ寒さも彼岸まで」などと申しますが、皆さまがたにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか・・。

夏から秋へ向けて確実に季節が移ろいゆく中、私の創作活動においては間もなく開催予定の「とある企画」へ向けて一歩一歩ゆっくりと、されど心の中は「もう一歩、先を行くカタチ」を求めてひたすら腕組みして思案の日々でもありました。いえいえ、現在も納得のいく「カタチ」を求めて錯倒? ではなく、作陶の毎日です。

そのようなこともあり、このブログを更新するのは、9月11日にご近所の「甘味処こまめ」のかえさんとのプチ・アバンチュールの模様をアップして以来、じつに2週間ぶり。これほど長期に渡ってブログの更新をスルーせざるを得なかったことはついぞありません。

ありがたいことに、友人知人の方々からは「ブログはどうしたの?」、「おいおい、ひょっとしてカラダの具合が悪いの?」との叱咤激励の電話やメールをいただきました。あらためて、お礼申し上げます。

さてさてこの夏からを顧みて、ブログの更新もままならぬほどその準備に忙しい「とある企画」とは、これです・・。




お車でお越しの際は下記の地図にお示しした「‐‐‐お車でお越しのルート」にしたがって来廊くださいませ。
お車の場合、「うな豊」さん前の佐助一丁目交差点からウチの工房方面へは進入禁止となっています。


鎌倉佐助ヶ谷に自宅工房を開設して以来、今回で3回目の個展開催となります。このたびの展観においては、過去2回の展覧とは少々趣きを変えて「秋色」を意識した作品構成を心がけてみました。

このところ、個展へ向けての最後の仕上げよろしく、余念なく作陶の毎日です。

蛇足ながら、本日はお彼岸の明け。秋の夕闇に包まれる中、工房には早くも虫の音がかすかに響いてきました。「♪今は~、もう秋~・・」


また今回、同時開催の運びとなった「第1回 佐助Room114陶芸教室作品展」では、私が主宰する陶芸教室の会員さんの手になる会心の作を一堂に集めて展観いたします。会員の皆さんのバラエティあふれる作品の数々を存分にお楽しみいただければ幸いです。 

今回の個展に際しましても、私の作品をご覧いただくとともに、皆さまがたにおかれましては旧知の友人知人の方々とのお集まり、そして語らいの一助の場としていただければと願っております。

秋の日の一日、お時間がありますれば是非お気軽にお立ち寄りくださいませ。心よりお待ちいたしています。 








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アバンチュールか、プチバカンスか。逗子の浜辺はニースの香り・・?

2012-09-11 12:12:57 | 日記
頃は9月の月初め。ご近所の甘味処「こまめ」さんは遅ればせながらつかの間の夏休み。はたまた、ウチの二人はここ数か月の間、見事なまでに間断なく心身ともに「夏やつれ」の辛い日々を経て、しばし「休止モード」も欲しいなあという心持ち・・。

ゆえに、普段からお互いのお店や工房を行き来しているかえさんとウチの奥さんが、それこそ私がまばたきしているほんのわずかの時間に「そうだ、今こそ大将のお店に行こう」という結論に至りました。いやはや、ちょっとした立ち話の間に「その日」のタイムスケジュールの概略が即決です、お見事。

でもって「大将」とは、やはりご近所で三浦野菜を商う佐助の名店「サスケストア」の井上大将。そして「お店」とは、大将が昨年の半ばに三崎の卸売市場内にオープンした「三崎食堂」です。

かえさんとウチの奥さん、そして運転手たる私もそーっと仲間に加えていただき、「三崎ツアー」の詳細を練っている最中、何気に「三崎食堂」のウェブサイトを閲覧した途端、「ガーン!」。なんと「三崎ツアー」の当日、肝心の「三崎食堂」は、お休みにあらせられている由・・。

うーん、思い起こせば昨年の秋、やはりこの三人で「三崎食堂」を目指そうとした際にも、予定していた日は休業でした。歴史は繰り返す、らしい。そして何故ゆえに、三崎はかくも遠いのか。大将、教えて・・。

昨年の場合、急遽予定を変更して向かった先は市内・七里ヶ浜にある「世界一おいしい朝食」との評判の高い、あの「bills」さん。平日の朝8時だというのにとにかく人でいっぱいで「世界一混雑する朝食屋さん」でした。

なにしろ、こまめさん&ウチのトリオにとって、お仕事や諸々のヤボ用にてこの種の「ツアー」に許される時間帯は夜明けから午前10時くらいまでのほんの数時間・・。

いろいろあって、今年はここへ。

鎌倉の隣町。わが家からクルマで10分たらず、逗子海岸の東の端、渚橋の脇に位置するこのお店はかつては「デニーズ」として営業していました。「あまたあるデニーズチェーンのお店の中でも最も眺めの良いお店」として、つとに評判だったスポットです。私も若かりし頃、東京の東の端の方からクルマでやって来たことがありましたっけ。

海のほとりのテラス席に身を沈めて、かえさんの第一声は「あぁ、海だぁ。、ずっとここにいたいなぁ・・」。その言葉を取って返してウチの奥さんいわく「まるでニースでプチバカンスって感じだね」ですと。

そうなんです、周りは海だらけ。「あの遥か遠くに見える緑の丘が江ノ島。その横には富士山が見えることも・・」なんて説明しつつ、気がつけば、かえさん(左)とウチの奥さんはワタシそっちのけで今はやりの「女子会?」

かえさんはかの宝塚音楽学校出身の元タカラジェンヌ、そしてウチの奥さんは横浜の中高一貫教育の女学校出身とあって、その「女子力」は二乗にも三乗にも増幅されるのか。お互いの仕事のこと、そして男という生き物がいかにか弱いか云々、つらつら過激に徒然と語り合い、そしてなにやら共感の態・・。まことに勇ましい限り。「オトコのオバサン」を自認する私としては、身の置き所がありません。ひるがえって、かえさんとウチの奥さんはひょっとして「オンナのオジサン」?

苦し紛れに、ネコの写真を撮ったりするワタシ。

もしネコ語が話せるならば、このネコ君に「こんなアタシをどう思う?」と尋ねてみたい衝動にかられたり・・。

海のほとりにずっと佇んでいたいところではありますが、せっかくですので、かえさんと葉山をドライブ・・。運転手たる私は「ここが日影茶屋」「こちらが葉山御用邸」「まもなく美味しいパン屋さんに到着です」なんて具合に、とっても楽しい時間。驚いたことにウチの奥さんもあれやこれやと葉山の街をこまめさんに紹介しています。さすがに「発車オーライ!」とは言いませんでしたが、バスガイドさんみたいです。ビックリ・・。

此度の「プチ・モーニングツアー」の〆は葉山御用邸近くの洋菓子店・鴫立亭(しぎたつてい)。

わが家はロールケーキをお買い上げ。

おりしもこの日の午後、ウチにお越しのお客さまはかつて鴫立亭・大磯本店の洋菓子をこよなく愛していたそうで、ひさしぶりの鴫立亭のロールケーキをなつかしそうに食していました。これもまた、「こまめ」なる日々のたまものです。ありがとう、かえさん。

午後からの陶芸を終えて夕食のひととき。ふとウチの奥さんが「キミ、今日はよかったね。元タカラジェンヌとアバンチュールだよ。ワタシも一緒ですみませんけど、ね・・」ですと。

なるほど、かえさんはたしかに宝塚音楽学校卒の元タカラジェンヌ。普段からあまりに身近にお付き合いしているので、その経歴をつい忘れていました。

そして、なるほどなるほど。アバンチュールという言葉、このごろはあまり耳にしませんがたしかにありましたね。フランス語だったかな。

ウチの奥さんからも堂々と 市民権 を受け入れてもらった「元タカラジェンヌとアバンチュール」。次回の「逢瀬」は三崎めぐりで決まり、です!?






















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浴衣でゾクっと「こまめ寄席」。ホントのヒヤリは最後の最後に・・。

2012-09-04 12:01:23 | 日記
7月以来のここ2か月の間、ご近所の方々、友人知人、そして陶芸教室の会員さん方とお会いするたびにまず第一声はお約束ごとのように「暑いですねぇ、異常ですねぇ」という塩梅の日々が続きました。ホントに暑い夏でした。

さりとて、季節の移ろいとはよくしたもので・・。

9月の声を聞いた途端、空からまことに久しぶりのお湿りがあったかと思えば、吹き来る風もそよそよと涼しげに移ろう今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか。などと、まずはたわごとを。

さてさて、ようやく秋の気配が感じられ始めた9月1日、土曜日の日暮れどき。ご近所の甘味処「こまめ」さんにて恒例の「こまめ寄席」が開催されました。

「こまめ寄席」にお邪魔するのは今回が3回目。自分でいうのもなんですが、もうすっかり常連の域に達しちゃっています・・!?。今回はウチの奥さんと私の母、そしてこの日、陶芸に来ていた会員さんとともに徒歩1分の道をワクワク気分でたどりつつ「寄席」の暖簾をパラリとくぐり。

今回は「浴衣でこまめ寄席」ということにて、ウチの奥さんはなにを血迷ったか「35年ぶりの浴衣・・」。私としては「となれば、記念に」ということで斜め後ろから、そっと控えめに「パシッ~リ・・」

いやはや、驚いたことにというか、困ったことにというか、これって何というか、ウチの奥さんの浴衣姿はそこそこサマになってました、ビックリ。あくまでも、サマになってたというだけですが・・。

まだまだ薄暮といった頃合の午後5時過ぎに「こまめ寄席」は開演。「こまめ」のかえさんの口上と浴衣姿にちょびっとうっとりしつつ

気分はすっかり「末広亭?」。

「こまめ寄席」の高座を務めるのは、三遊亭遊吉師匠で決まりです。

この日の演目は「鰻のたいこ」と、「三年目」。

「鰻のたいこ」は、太鼓持ちを生業とする男が街で出会った男に声を掛けられて「誰だっけ」と思いつつも自分のご贔屓さんだったかなとノコノコと鰻屋さんについていくお噺。鰻屋さんの料理とその男をさんざんおだてた挙句、男がそっと姿を消してしまい、鰻の代金をすべて支払う羽目となる始末。その男は、数人前のかば焼きをお土産に持ち帰ったことに加え、さらに太鼓持ちの履物も失敬してしまうあたりのオチも「あらら・・」と笑えます。

今から約50年ほど前の私が幼い頃、家には父の幼馴染みが落語の修業をしながら居候していました。私が「小出さん」と呼んでいたその人は後年、三遊亭円之助という落語家になりました。私が小さかった頃、私と友達の前で「稽古」と称して「小出さん」が披露する十八番が此度の「鰻のたいこ」でした。私が育った東京・葛飾の家の十畳の和室で「小出さん」が演ずる「鰻のたいこ」、何度聴いたことか。

「こまめ寄席」にて「小出さん」の落語を聴いていた遠い昔を思い出し、目にうっすら涙の私。この時ばかりは、遊吉師匠の背後の障子越しの薄暮の光がほんのりセピア色に映ったりして・・。

幕間はこんな感じ、です。

平均年齢は、いささか高め。浴衣姿もそこここに。ちょうど夕餉の頃とあって、皆さんはそろっておにぎりを注文して、パクパクと。私の母も、「お米が美味しいわ。握り具合もちょうどいい。このおにぎりは絶品だわ」と大絶賛。

此度の「こまめ寄席」では「この夏はゾクっとヒヤっと怪談噺~」ということで、遊吉師匠の二話目の怪談は「三年目」というお噺。このおはなしの筋はさておき、おどろおどろした怪談噺ではなく、さらっと夫婦間の愛情の機微を描いたライト?な怪談噺をあえて選んで演じていただいた遊吉師匠のそのセンス・・。いささかというか、とってもというか、甚だせんえつですが、感服しました・・。

ちなみに先刻、「こまめ」のおにぎりを絶賛していた母は、結構、観察力が高いかも。遊吉師匠の一話目の「鰻のたいこ」を聴き始めた瞬間に「桂米丸さんの語り口とうりふたつ」と感じたとか。なるほど、遊吉師匠のちょっぴり高めのトーンで噺を進めていく感じが米丸師匠の口調を彷彿とさせます。いやはや、母は偉大です・・?。うーん、我ながら何言ってるんだろ・・?。

というか、母と亡き父、そして、これまた今は亡き「小出さん」はその若かりし頃、三人四脚で「小出から真打ち昇進へ」の道をともに歩んできた、いわば「戦友」のような関係で・・。少年時代からどっぷりと落語界に入り浸っていた父と「小出さん」は、多分その頃とっても楽しかったんだろうなあ、と。そのようなこともあり母もまた、昭和20~30年代の落語界にはそこそこに造詣が深いようで。時おり母が語る、円之助や他の先輩落語家さんとの交流の思い出話には、「へえー、それはびっくり!」というような話もそこここに。折に触れて、もっと聞いておこうかな。

「こまめ寄席」お開きの後、遊吉師匠ご夫妻、ならびに「こまめ」のかえさんと記念写真。
 

あーぁ、ついにウチの同居人の姿が白日の下に・・。その姿、見るのがコワかったらすみません。これもまた、怪談噺の番外編ということで・・。














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