鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

華のお江戸で桜とターザンさんに会ってきました…

2021-03-31 20:28:51 | 日記
桜の花満開の便りと歩調を合わせるようにウチの工房にて展観いたしました「モードなマスク展」、ならびに拙作の「豆皿100色」展は、かのコロナ禍の中にあってもほどほどの盛況のうちに3月28日にその幕を閉じることが出来ました。お越しいただいた方々、ならびにご協力いただいた皆さま方にあらためて御礼申し上げます。

当地の桜も、満開から葉桜へと微妙に移ろい始めています。鎌倉駅至近の若宮大路の桜はまさに今が見頃。


市内に残る古民家の中でも代表的な3か所のひとつでもある古民家レストラン・古我邸の前庭でも見事な白い花が咲き誇っています。でもこの木は多分、桜ではないかも…。


先ごろまでウチの工房で開催していた「モードなマスク展」、そして「豆皿100点」の撤収作業の傍ら、工房から望める隣家のソメイヨシノも「今を盛り」とばかり、輝いていました。

工房から望むソメイヨシノとともに、この3軒の織り成す春の風景がまもなくやって来る新緑の季節への序章として、毎年心に響きます。

そして本日、かのイベントと作陶の隙間をかいくぐる如く、華のお江戸に桜詣で?…

東京の桜は、千鳥ヶ淵、上野公園、飛鳥山、墨田堤、目黒川、そして桜新町…、数を挙げたらキリがないくらい質量ともに「満天の桜」の風情が楽しめます。

愛車メガーヌで都内の桜を堪能しながら、本日はつかの間のカラダのお手入れ。向かった先は東京都葛飾区立石の渡辺整骨院。立石で過ごした子供の頃からの幼馴染のナベちゃんにカラダをしっかり手入れしてもらうと「ココロとカラダが満タンに」というくらい、リフレッシュすることができます。

そして…。

今回の施術の際、かつてベースボール・マガジン社にて雑誌編集業に携わっていた時の大先輩として、そしてプロレス界においてもさまざまな面で確固たる地位を築いているターザン山本氏と同席することができました。

ターザンさんが渡辺整骨院に治療を受けていることは知っていたのですが、今回はじめて再会できました。約30年ぶりの出会いでしたがタイムギャップは全くなく、つい昨日も会っていたかのようにスムーズに会話が弾みます。まったくもって、なんとも不思議な感覚です。ターザンさんからは自らのタブレットにキープしてあるあまたあるプロレスラーとのツーショット写真をたっぷり見せていただきました。貴重な写真の数々を前に、思わず「ターザン、偉い」。幼馴染みの整骨医・ナベちゃんとターザン山本先輩とともに、ウチの工房・佐助Room 114での再会を固く誓い、華のお江戸の桜ツアーの一日は静々と過ぎてゆきました。

幼馴染みの名人整骨医・ナベちゃんとターザン山本さんがウチの工房来廊の暁には、その模様をアップさせていただきたいと思います。乞う、ご期待…。







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課の大震災から10年をむかえ、あらためて思うこと。そして桜の便りに幾ばくか心躍り…

2021-03-11 22:07:59 | 日記
あれから10年が経ちました…。


ワタシにとっては幸いなことに、かの震災で亡くなった友人知人はいません。しかしながら、東北地方に住む仲間の多くが程度の差こそあれさまざまなカタチで震災や津波、そして福島第一原発からの被害を受け、今も少なからず影響を受けています。あらためて、何もできない自分がなんとももどかしいかぎり、でもあります…。

おりしも本日、震災から10年となる「十周年追悼式」が政府主催のもと、開催されました。開会後、菅総理が式辞を述べていましたが、これがまたなんとも心に響かない内容と語り口でテレビ画面を観ながら、しばし茫然…。その後の天皇陛下のお言葉の優しい語り口、ならびに我々国民の身を真に思いを寄せていただいていることをつとに感じ、なおさら菅総理の「国家観の乏しさ」のようなものをあらためて感じてしまいました。

そして、毎年3月11日が来るたびに、かの震災当時のことと共に「この国のなんとも言えない構造的欠陥」のようなものを思い起こしてしまいます。その思いは、今からちょうど5年前の3月11日にアップした当ブログに記した記憶があります。以下、その時の抜粋を…。

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朝から参議院決算委員会の様子を伝えるNHKのテレビ放送を観ながら作陶していた午後2時45分頃、テレビ音声からいきなり「ピリピリ・・・・」という警告音が響いてきました。思わずテレビ画面に目を移すと


ごくたまに流れる「速報」でした。テレビにてこの「速報」テロップが流れた時、当時の菅総理や閣僚、そして居並ぶ議員さんは「地震」の「地」すら知ることもなく、ダラダラと予算委員会審議していました。テレビの映像を観ていたワタシ達たち平民は「地震が来るの?」と身構えていたのですが。なんだか「これって変!?」と思った記憶があります。

「あ~、ひょっとしてちょっと大きめの地震がくるのかなぁ」という認識とともに引き続き国会中継を観ていたところ、数秒後に国会内が大きく揺れる映像が…。画面を観ながら「えっ、えっ?」と思っているうちに、10秒ほど遅れて当地にも大地を揺るがす大きな揺れが襲ってきましたっけ。そして「東北三陸沿岸地方に10m超の大津波警報」発表に愕然、。ワタシ、大学で地理学を専攻していた故、かの地が大津波に襲われた場合の状況はおおおむね予測がつきます。「10m超の津波」は壊滅的被害必至…、です。さらに追い打ちをかけるように勃発した福島第一原発の壊滅的被害…。東北から距離のある当地においても、今もって「あの数日間」のことがはっきりと思い出されます。心より、東北地方の街、そして被災地に暮らす方々の「復興」を願って止みません。
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いやはやなんとも、コロナ禍の今も鑑み、つくずく「この国は戦時への備えが無い」ようです。

あらためて、ふり返ってみると

あの時も今年も、総理大臣は菅さん…⁉ 蛇足ながら本日、あの時の菅さんがひさしぶりにテレビに登場していました。


あの時も今年も、3月はじめにニュージーランドで大きな地震がありました。

あの時も今年も、みずほ銀行で大規模なATMシステムトラブルがありました。

あの時も今年も、3月9日に東北地方で比較的大きな地震がありました。

だからこれから大きな地震が来る…などということは思いませんが、なんとも気になる共通項があるのは少なからず気にならないでもありません…。

そのような中、本日、広島でソメイヨシノが開花したとの報が伝わってきました。なんとも早い開花です。おりしも、親しくお付き合いさせてもらっている横須賀の自民党県議・牧島功氏から送られてきた「政策提言」の中の桜にまつわるお便りに「間もなく春本番」を感じました。以下、氏が寄せてきた「桜の春」の抜粋を‥。

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一月の「寒さくら」 二月には「河津さくら」 三月上旬には「春めき」 中旬には「染井吉野」、そして大島桜、しだれ桜、ぼたん桜と続く桜の里を作りたいと祈念しています。「染井吉野」の後継種としてアメリカ生まれの「深大桜(じんだいさくら)」がこれからお勧めの優良株だ。来年こそ盛大な「お花見」を実現しよう。
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いやはやなんとも、少しは明るい明日が見えてくるような提言であるように思います。

巷では、女帝・小池都知事の

のような、なんとも納得、はたまた困惑の極みというようなオブジェクトも散見していますが、本日はあくまでもかの大震災に想いをはせつつ、夜を過ごすことに。

あらためて

震災追悼への思い いつまでも そして 夜の街への想いも忘れずに…

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桃の節句に思うこと、あれこれ。そして、嬉し恥ずかしゴールドの輝き…

2021-03-03 20:37:05 | ニュース
本日は桃の節句。母が住まう2階のリビングには、今から約60年ほど前にワタシの妹が生まれた時から父と母が数年をかけて買い揃えた雛人形、




と言いたいところなのですが、90歳を超える母は昨年あたりから「お雛様はしまうのが大変だから、もう飾れない…」とやんわり宣言し、今年もこのお雛様は納戸の奥で静かに眠っています。

そして我が家にはもうひと揃い、今からだいぶ昔にウチの同居人さんが生まれてはじめてのお節句の折に彼女の両親が買いそろえた七段飾りの雛人形があります。こちらは今年もカフェスペースの一角にお内裏様とお雛様だけ飾りつけて、気分は少しだけでも「雛祭り…」。

ちなみに我が家では雛人形の飾りつけに際しては、父の好みで向かって右側にお内裏様が位置する京風に親しんできました。ゆえに、今もその流儀にしたがっています。

一年ぶりにお雛様とご対面して、ふと「今年はテレビで雛人形のCMを観た記憶がない!?」ことに気がつきました。昨年来からのコロナ禍での「自粛」によるものか、はたまた、年頭1月7日の「松の内」明け1月7日にかのコロナ「緊急事態宣言」発令が災いしたのかは知る由もありません。されどまもなく、いろいろな学校の卒業式も佳境を迎え、そのあとにはお花見、歓送迎会や入学式をはじめとする行事が控えています。首都圏1都3県の「緊急事態宣言」解除の行方も含めてさまざまな意味において、なんとも気になる春待つ気分…。

という中、きわめてきわめて個人的なささやかな喜びも…。このたび、何回目かはわからないくらい数を重ね続けてきた自動車免許更新手続きを行なってきました。10年前の2011年からの5年間ははじめてのゴールド、そして今年2月までのブルー免許を経て、このたび再びめでたく栄えあるゴールド免許取得に至りました。

ゴールド免許となっての直接的な利点としては、自動車任意保険の掛け金がいくらか減免されるくらいしか恩恵はないのですが、それでもゴールド取得は少なからず心躍ります。鈍く光る金色の帯が光る免許証を眺めながらビールを飲んでいると、ウチの黒猫ノワールがわざと目の前をよぎります。


さしずめ、「今日は雛祭りなのだから、もっと気にかけてよ!」といったところでしょうか…。

「明日、朝一番でキミの大好きなカニカマ味のソフトなご飯を買ってくるね」となだめつつ、桃の節供の夜は暮れ。それほど特段の猫好きではないハズなのに、猫に翻弄される我が身、可笑しき…。








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