鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

2019-12-31 23:41:06 | 日記
令和最初の年もあと数十分ほどでその幕を閉じ、新たなる年を迎えようとしています。今年一年、ウチの友人知人の方々、そして佐助Room114&チー坊ノワールに来場、ならびに様々なカタチで応援していただいた皆様へ向けましてあらためてお礼申し上げます…。

本日の大晦日、工房&カフェスペースは午後を迎える頃には新年へ向けてのしつらえがほぼ整ったように見えます。

といってもこれはあくまでも外見上のお話で、細部を一つひとつ詰めていくと残された課題がそこかしこに。「それはあたかも自分の作陶の道すじ!?、そして我が愛すべきサッカー日本代表チームのゲームスタイルのようだ」などと呟きながら時が過ぎてゆきます。

冬の陽射しが西に傾いたころ、大晦日の恒例となっている鶴岡八幡宮での大祓式へ。

大晦日の慌ただしさにかまけてカメラもタブレットも持たずに家を出て、記録にとどめるために使ったツールは愛用のガラケー。一応は正真正銘のデジタルコンテンツなのですが、アナログ感に満ち満ちていていざという時の安心感もピカイチ!?です。数年前まで大晦日の昼間の時間は八幡宮境内は比較的閑散としていたのですが、昨今は午前中から参拝客が引きも切らずという状況が続いています。

大晦日とは思えぬ春のような温かい南風が吹く中、厳かに大祓式が始まり、

その後、「おはらひさん」を授かり、あらためて「今日で今年も幕を閉じる…」とすこしばかり感傷に浸りながら家路につくことが常です。

授かってきた「おはらひさん」は、明日の元旦の朝、玄関上に飾ります。

7月1日から大晦日までの水色の御幣を下げた「おはらひさん」が涼しげな印象を与えるのに比べ、元旦から6月30日までの「あはらひさん」は赤い御幣がとても温かな雰囲気を醸しだしています。

中途半端ながらも新年への準備もほどほど済ませ、ワタシの母とともに3人で年越し蕎麦の夕餉を済ませ、ウチの同居人さんと今年最後のプチドライブ? 向かった先はクルマで約10分弱の市内材木座、浄土宗の名刹・光明寺。数年前の大晦日の夜に用向きで立ち寄り、以来「大晦日参詣」が我が家の恒例となっています。

年明けを数時間後に控えた境内にはまだ人の姿はありません。本堂内はしっとりと灯りが点り、鐘楼は煌々とライトアップされて、冬の闇の中に浮かび上がっています。

物音ひとつしない中、本堂に近づいていくとやにわに読経が始まり、そのタイミングに驚くとともに身が引き締まるのを感じます。

クルマでの帰路、市内の人影はまばらで、数時間後の市内各所の寺社が参詣客で賑わうことが信じられないくらいの静けさです。まさに 満を持す、といった感じでしょうか。

様々な想いを胸に、帰途について今年最後のお楽しみはやはりBS-TBS「年またぎ酒場放浪記」。

ウチの黒猫ノワールも吉田類さんが画面に登場するとなぜか凝視しています。これ、ホントです。

そして今…。友人知人から「良いお年を」「新年もよろしく」メールがたびたび入ってきています。今まさに新年へむけてのカウントダウン…。

あらためまして、今年もお世話になりました。そして、来年もよろしくお願いいたします。

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冬至、有馬に新装オープン、そして間もなくクリスマス。まだまだ今年もいろいろあります…

2019-12-22 09:38:33 | 日記

本日12月22日は、一年のうちで日中の時間が最も短い「冬至」。翻れば、明日からは陽を射す時間が日を追うごとに長くなるということで、どことなく春へ向けての「希望の灯」が点る時とも言えます。そして私自身のこの一年を振り返るといやはやなんとも、6月以来何度も熱中症に襲われながらもなんとか年の瀬を迎えることができました…。

師走の夕暮れ、駅西口附近では年末年始のタクシー乗り場変更の案内掲示版が掲げられ、ことさら「師走」を意識させられます。

あらためて指折り数えると、年明けまで10日をきりました。年賀状、どうしましょう…!?

と思いつつも、佐助の街を歩くとまだまだ見事な紅葉がそこかしこに残っています。


わが家の裏庭からも、燃えるような深紅の葉色が望めます。


そしてこの師走も押し迫りつつある候、わが家の二人が公私ともに親しくお付き合いさせていただいている 京都伊と彦鎌倉店 の移転・新装オープン初日にお祝いを兼ねてお立ち寄りしてみました。鎌倉駅東口から小町通リに入り、ほどなく左に曲がった先にある新店舗は、屋根より高く育ったくすの木に守られた瀟洒な建物の中にあります。

新店舗オープンのお祝いに駆けつける人の姿が引きもきらず大盛況で、これまで以上に賑わい、そしてさまざまな方々の出会いの場となることでしょう。

プレオープンからの帰り際、見送ってくれた伊と彦夫妻を記念のワンショット。

かたわらに自転車、そして無造作に脚立が壁に立てかけられていようとも、この二人のツーショットはなぜか「絵になる…」と呟くのが常です。まことに羨ましいかぎり…です。

閑話休題。

師走といえば、忘年会。ということで、このところさまざまな方々と杯を交わす機会が重なっています。私の立ち位置からといえば、かの熱中症からのほぼほぼ帰還体験を語らせいただきながら、歳末の夜が更けていきます。そのような中、最も多くの集まりとなり、最も盛り上がったのは母校・駒澤大学の不動産紫門会&野球部忘年会。

高校球児時代に聖地・甲子園のグラウンドでプレーした経歴を持つ同窓が多く集う場は、特有の高揚感に溢れています。

そして会が終わり帰途につく道すがら、渋谷駅には年の瀬のビッグイベントの一つに数えられる競馬「有馬記念」の告知が煌々と輝いていました。

「ちょっと子供っぽい造りかなぁ…」との想いをいだきつつ、

昨日の朝刊には、しっとりとした「有馬記念」のワンシーン。勝者を後ろから捉えたこのカットから、栄光に至るまでを支えた馬主をはじめ調教師や関係者の姿がフワッ~と思い起こされます。

暮れの中山競馬場、有馬記念を終えたスタンドの向こうに広がる西の空に鈍く輝く夕焼けがことさら「年の瀬」を感じさせてくれます。

そしてその年の競馬界を納める最後のビッグレースとして、さらに歳末の風物詩の一つともなっている「有馬記念」を告知するこの広告紙面の右下に添えられていたコピーが、私にとっては心に残るものでした。


この文の最後の「有馬記念」という部分をそのまま私ども「佐助Room114とチー坊ノワール」に置き換えて、皆さま方への年末、そして新たなる年へのご挨拶へ…と思う次第でもあります。

年明けまでまだ何日かありますが、今年もいろいろお世話になりました。あらためましてお礼申し上げます。

そして、明後日はメリーXmas!






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師走も早や半ば。歳末の日々は慌ただシーンと楽シーンとともに過ぎてゆく…

2019-12-11 20:53:18 | 日記

晩秋に開催した輸入雑貨セレクトショップ・イル ヴィアッジョさんとワタシの陶芸共催を経て、あっという間に師走も半ばを迎えました。そして静かに忍び寄る歳末モードを背中に感じながら、かの展観の後処理やバックオーダー制作に向けての準備に追われる日々が続いています。

そのような慌ただしい時の流れの中でも たとえば梱包材料屋さんへ向かう道すがら、赤信号で停車した逗子海岸からは真っ白い雪を被った富士山と江ノ島がくっきりと望める時もあります。

「海岸の横にあったデニーズが懐かしいなぁ。江ノ島の灯台も、かつてはもっと素朴でシックだったし…」などと感傷に浸る間もなく、青信号でアクセルを踏み込み、師走の慌ただしい現実に引き戻されます…。

工房の週末は陶芸教室とカフェがほどほどの賑わいといったところでしょうか。この日はご近所の知り合いさんが二度目の陶芸体験。前回の手ろくろを使用しての手びねり作陶に続いて削り成型作業にいそしんでいました。

アルミ製の削り板でカリカリと削る作業を続けながら、「ふと気がつくと、無心になっていました。なんとも心地よい一瞬でした。陶芸、奥深いです…」という感じの言葉をお聞きし、思わず互いに笑顔で見つめ合うという、なんとも言葉にならないひと時も…。

ワタシどもの陶芸教室での体験陶芸は「鎌倉市ふるさと寄付」の返礼アイテムにもなっています。この「ふるさと寄付」によって体験陶芸される方は鎌倉近隣に住むご家族で楽しまれるケースが多いようです。つい先ほど窯出しした作品の中にも「ふるさと寄付」にて作陶された若いファミリーの4品が無事に焼き上がっていました。

手がけられた作品を手にした時の笑顔が想い浮かびます…。

陶芸教室と作陶の傍ら、ウチの同居人さんが先のイベントの最中に工房にやってきたダイニングテーブル5点セットの椅子の張り替えも手掛けています。まずは1脚目…。
椅子
なんとか、上手い具合に張り替えることが出来たようです。

そしてワタシは残りの椅子3脚の張り替えのお手伝い。

陶芸とは異なり、冷たい水に触れることが無い故に幾分か楽な心持ちで作業できます。製作を始めてから完成に至るまで2ヶ月ほど要する陶芸に比べ、数時間ほどで結果が見えるのもとても気持ちが良い感じです。この先、椅子の張り替えはクセになりそうな予感も…。

そしてこのところ、ウチの同居人さんは自らが展開するインスタchibounoirを時々アップしています。鎌倉スパイスを使用したお料理を撮影する様子を見ながら、「あのぉ、早く食べたいのですが…」という言葉をこらえることしきりでもあります…。

お時間ありましたら、インスタも見てやってくださいませ。

というような感じで師走の日々が過ぎてゆく中、ウチの愛車メガーヌはまたまた車検を迎え、代車としてやってきたピカピカ水色のルノートゥインゴと過ごしています。そしてちょぴっと買い物に駅前の紀の国屋さんに立ち寄った時、なんと全く同じトゥインゴとランデヴー!。

ただでさえマイナーなルノーのクルマ、そしてとっても珍しい水色のトゥインゴが仲良く隣り合う姿を前に「忙中 閑あり」ではなく「忙中 歓あり」…といったところでしょうか。

それにつけても、年賀状 どうしましょっ!? 目下のところ、年明けへ向けてこれも山積する難題のひとつです…。




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