鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

語り尽くせぬジョン・レノン。そっと過ぎ行くバースデイ&「小さなキリム」も ♪ IN MY LIFE…

2020-02-18 07:41:56 | エンタメ

それはつい先日のこと。ふと書店に立ち寄った折、私にとっての「永遠のスター」たるジョン・レノンを特集した「Pen」誌を見つけ、反射的に買い求めていました。

家に戻り早々にページをめくりつつ「ビートルズ当時の記述が少ないかなぁ…」などと感じながらも、いっきに特集を読破。「ジョン・レノンを語れ!」という表紙のメイン・キャッチにしたがってウチの同居人さんを相手に我がジョン・レノン論を遠慮気味に語ってはみたのですが、予想通りあの人のココロにはあまり響かず…。さにあらば とばかり、部屋の中にジョンのCDを流すと同居人は「この曲、いい感じ…」といった具合にココロも会話も徐々にかみ合い始めます。やっぱり、ジョン・レノンは「語るよりも聴け!?」ということなのでしょうか…。

それにつけても、1980年にジョンが住んでいたニューヨーク・マンハッタンのダコタ・ハウス前で射殺されてから今年でちょうど40年。生きていれば、なんと80歳になるのだとか。あらためて、ジョン没後に起こったベルリンの壁崩壊やユーゴ内紛、そしてNY9.11を経て現在の混沌たる世界情勢において、ジョンが生きていたらどのようなメッセージを発してくれたのか…と惜しまずにはいられないような気もします…。

そしてジョンの生誕80年に思いをはせつつ、我が身を振り返るとつい先ごろ60数回目の誕生日を迎えていました。おりしも同じ頃にバースデイを迎えた知り合いのチャーミングなお嬢さんとともに祝っていただき


そして、バレンタインにいただいたチョコと

お贈りいただいたレディに感謝しつつ、2月如月もはや半ば。

工房には裏庭に咲き誇る椿を拙作の花器に…。

窓に滴る雨の雫も気のせいか春の気配を感じさせてくれます。

日を変えて陽射しが存分に注ぐ時、椿の紅色の花はよりいっそう春へ向けての華やぐ気持ちを伝えてくれます。


そしてこの時期、ウチの工房とカフェ チー坊ノワールでは、春の陽射しが奥へ奥へと射し込むようになってきています。

窓から斜めに降り注ぐ一筋の陽射しは、さながら春へ向けての道しるべ…。

時あたかも今、ウチの工房に併設するカフェ チー坊ノワールでは「小さなキリム展」を開催しています。


キリム絨毯を加工製縫したクッションの手触りと座り心地は、実際に手に取ってみれば「納得」していただけるものと思います。


ワタシの陶芸教室、ならびに併設のカフェ チー坊ノワールにお越しのお客様の間でも今回の「小さなキリム展」は好評を博しています。


お時間ありましたら、春の気配あふれる鎌倉の街の散策ともども、ウチの工房にて開催中の「小さなキリム展」にお立ち寄りいただければ幸いです。

皆様のお越しを心よりお待ちしています。





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間もなく立春。2月如月の幕開けは「小町 de 集う着物の宴」から…

2020-02-03 07:50:34 | 日記
ふと気がつけば令和最初の㋀もあっという間に過ぎゆき、2月如月のはじまりとなったこの週末は冬とは思えぬ暖かな陽射しに恵まれた日々となりました。おりしも市内・小町通り脇の呉服店「京都伊と彦 鎌倉」さんでは新年会が開催されました。

扇ケ谷の小町踏切の脇にあったお店が昨年末に小町通り脇に移転。装いも新たにした新店舗は、この奥の建物の階段を昇った2階にあります。

この小路の傍らにはイタリアンの名店や雑貨店もあり、伊と彦さんへ歩を進めて行くときのワクワク感をより一層かきたててくれます。

新年会開幕までしばしのウエイティングタイムの間にも、着物姿をカメラに収めてもらう華やいだ姿が…。

若いということは、そして立ち姿が美しいということは、それだけでもとっても大きな財産…ですね。羨ましい…。

新年会は伊と彦さんの店舗内ではなく、1階にあるとてもモダンで雰囲気の良い和食店での開催。伊と彦夫妻の開会の挨拶を聞きながら、ちょうど1年前に北鎌倉の古民家レストラン「航」さんで開かれた着物の集いを思い出し、あらためて時の流れの速さにちょっぴり驚いてみたり…。

伊と彦の若女将・好江さんのまったりとした京都弁で繰り出される開会の言葉、そしてご主人の達也さんの控えめな挨拶の語り口も、ともに心に染みわたってきます。

続いてこの新年会のスペシャル・サンクとして、好江さんが師事している京都の囃子方(はやしかた)曽和鼓堂先生が鼓の実演を披露。さらに鼓にまつわる歴史や奏法その他もわかりやすく解説していただき、着物で集う場としての雰囲気もより一層深まったようにも思います。

曽和先生は「間もなく、京都から自らこの鎌倉の 伊と彦さんでのお稽古に参ります」とのことで、鼓にご興味のある方は伊と彦さんにお問合せいただければ、と思います。


凛とした鼓の響きが名残る中、続いては恥ずかしながらワタシが乾杯の音頭を取らせていただく大役を…。

思えば昨年2月の北鎌倉「航」さんでの着物の集いでも、乾杯へ向けてのスピーチをさせていただきました。そのようなことも思い出しつつスピーチを始めると程なくどこからともなく「ちょっと時間が押し気味なので手短に…」との声がかかり、超速攻ながらもつっかえることなく気がつくと「カンパ~イ!」にたどり着いていました…。

週末の午後のひととき、着物姿で集まった一同の中にはワタシの古くからの友人や陶芸教室会員さんをはじめ、予想していた以上に多くの顔見知りの方々が集い、語り合い、楽しい時間を過ごさせていただきました。

恒例のくじ引きではワタシも賞品が当たり、くじ運が決して強いとはいえないながらも「乾杯スピーチのご褒美…」ということで、傍らの友人とあらためて「カンパ~イ!」

宴がお開きになり、お集まりの一同は会場を出てもいつまでも名残り惜し気…。

間もなく、立春。今回の新年会を経て、季節は春へ…。

ここで一句

鼓の響きと和の心 小町の小径にただよう春香







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