鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「明日に駆ける橋」を渡って、連休のゲートは晴天とともに開く

2012-04-28 12:12:17 | 日記
いよいよ待ちに待った? ゴールデンウイークの到来です。今年の連休は曜日の並びが良いとかで海外をはじめ遠出する人たちが多いと予想されているようですが、ここ鎌倉も人出は「順調!!」の予感。今朝も9時前からわが家の近くの佐助川沿いの道は、銭洗弁天へ向かう鎌倉散策の人の波が・・。

たぶん今日、明日、あさっての3日間は、駅西口周辺も江ノ電に乗る人たちの長蛇の列で江ノ電の車内以上に混雑することは必至・・。きっと今頃は鎌倉方面へむかう道路も渋滞しているのだろうと思い、PCにて「道路交通情報」を見てみると「あら、不思議」。道路は今のところとっても順調に流れているようです。思わず心の中で「いいね!」をクリック。

「いいね!」といえば・・。

昨夜8時過ぎ、小雨煙る夜空のもと、ちょっと用があって東京まで愛車メガーヌを駆ってターッとクルーズしてきました。多摩川を越えて羽田付近を通過している時にふと「アレに会いにいこう!」と思い立ち、ほんのすこしだけ楽しい「寄り道」。

湾岸の倉庫街や海底トンネルを越えて、闇夜の中にまばゆく輝く「アレ」の正体は、今年2月12日に開通したばかりの東京ゲートブリッジ。

ここ数年前から東京のベイエリアを走行するたびに建設が進みゆく様子を垣間見ながら「早く渡ってみたいな」と思い、昨日、ようやくその思いが叶いました。

時は午後11時過ぎ。助手席の同乗者たるウチの奥さんはウインドガラスの前に広がる巨大な橋を眺めながら、「これはイイ」とつぶやきながら写真をパチリ。


そして、デジカメの液晶画面で今撮ったばかりの写真を確認しながら、「これはイイ」・・。

なんだか、「気分はすっかり写真家」・・?

それにつけても、夜空にライトアップされたその存在感は、まさに圧倒的です。

コンクリートと鋼鉄を惜しげもなく使用したというか、その構造ゆえに大量投入せざるを得なかったのかはともかく、重量感と質感において今の長大橋のトレンドである吊り橋とはまったく趣きを異にします。

この先、東京散策、ではなくて東京への用向きの際にはちょっと遠回りしてわざわざこの橋を渡ってしまうかも。もう、クセになりそな予感、です。

出来たての東京ゲートブリッジから進路を南西へ向けて、いざ鎌倉。すっかり通い慣れた首都高横浜湾岸線ですが、いつ走行しても「快」な心持ちにしてくれる路線です。

助手席さんは、またも「気分はすっかり写真家」?。カメラをパチリとやっては「これはイイ」・・。
 

 
4枚のうちの右下のなんだかわけのわからない光の写真は、助手席さんの生まれ故郷・横浜根岸の浜に建ってしまった石油コンビナートの映像。無意識のうちにシャッターを切ってしまうのは、これも「ご郷土DNA」の成せるワザ?。

東京レインボウブリッジをちらっと横目に、東京ゲートブリッジ、鶴見つばさ橋、横浜ベイブリッジを駆け抜ける京浜湾岸クルーズを経て、帰宅したのは日付変更線を越えて本日午前0時過ぎ。

アッという間のトゥナイトは終了。そして、私の連休も「これにてお開き!」の予感・・、です。

さあ、お教室。さあ、Let,s 粘土!










コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忙中歓あり、一歩ずつ少しずつ佐助ナビリティ・・

2012-04-23 22:31:41 | 日記
4月14日から21日まで神奈川県藤沢市片瀬山のスタジオ カルティベイトさんにて開催されていた「よりそう、器と食と。展」も、お蔭さまを持ちまして終了いたしました。会期中、お越しいただいた皆さまがた、そしてカルティベイトさまにあらためまして御礼申し上げます。

昨日22日、展観していた作品の搬出を早朝から済ませ、その後は陶芸教室、そして打ち合わせ? もろもろ、と。

この日の陶芸教室・午後の部にお越しいただいたメンバーは6人の若い女性と同年代の男性が1人。総勢7人の大グループとあって、普段のお教室のテイストとは少々趣きを異にしてアクティブ、かつ、フワーっとしたムードに包まれていました。

お仕事仲間とおぼしきこの7人組は、陶芸をしている間に交わされる会話のそこかしこになんとなく「論理的な香り」が漂っていまして・・。作り上げた作品のいずれもが「感性のままに」ではなく、「技術追及」に重きを置いたかっちりとしたタイプでした。

それにつけても、このグループの唯一の男性がつとにうらやましい。女性6人にあれこれと指図されながら散策&手作り体験の一日・・、ですよ、いいなぁ。当方、残念ながらそんな恵まれた経験、これまで一度もありません。昔も今も、もっぱら「パシリ」のまんまです、トホ。

陶芸後、「Hanakoの表紙になっていた こまめ にいってきまーす」と言って、小雨降る中をご近所の甘味処こまめさんへ向かいました。あらためて「若いってイイなぁ・・」。


陶芸教室が終了した後、夕刻からは「とある人たちが集まって、とある目的のもとに」いかに素晴らしい交流の輪を築きあげるかを主題とする打ち合わせがスタート。

上は60代の紳士から下は中学生、そして瞬間的には2人の小学生も臨席しての熱い意見交換が繰り広げられました。

その打ち合わせが終了してからの後片づけの際も「一歩ずつ、少しずつ」あれやこれやと話は尽きず。


有意義な語らいの夜もひとしきりついた後、工房の一角にふと気になるものが。あらためて工房のテーブルに場所を移してよく見ると・・。

午前中の陶芸教室にて、小学1年生のちびっ子陶芸家・ユウ君の手になる「奈良・興福寺の阿修羅像」!。いささか太めではありますがその作風は、午後の部の7人とは対照的に「感性のまま」の手順ながら、かなりの写実性も帯びています。

ユウ君いわく、「これはココに飾っときな」とのこと。どうやら寄進していただけるようです。

朝からいろいろあった日曜日、「日々是好日」かな・・。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の陽ざしに誘われて、ジャストフィットな方々と出会いよりそう片瀬山

2012-04-16 07:59:58 | 陶芸
今を去ること約50年前の1959(昭和34)年から始まり、現在ではこの地において「鎌倉3大祭り」のひとつとも数えられる「鎌倉祭り」もこの日が最終日。鶴岡八幡宮では「流鏑馬(やぶさめ)」が行なわれるということもあってか、朝から鎌倉駅周辺は鎌倉を訪れる方々で活況を帯びていたそうです。

ウチの陶芸教室にお越しの会員さんたちも「鎌倉へ向かう横須賀線も、鎌倉駅もたくさんの人出です」と、いささか興奮気味にご報告くださいました。なんだか、テレビ東京系列で放映されている「アド街」ならぬ、「ワガ街ック天国」?の情報部員さんのようです。

うーん、「鎌倉まつり」で流鏑馬、見てみたかった。お祭り、いいなあ・・。

されど、作日は私にとってめでたき「ハレ」の日!。午後から、これまでこのブログにてご紹介してきた「よりそう、器と食と。展」のオープニング・パーティのひとときです。

私の作品を展観、ならびにこの日のパーティの会場となっている神奈川県藤沢市片瀬山の「スタジオ カルティベイト」さん。

パーティが始まる前の静寂のひととき。このように、クールなひとときがゆらゆらと・・。

あくまでも端正に


そして、凛とした「見せ方」・・。


藤本紀久子さん、洋子さんし姉妹によるお料理は、このように彩り豊かに・・。
 
 

会場には、普段からいろいろとお世話になっているカメラマン・高岡雅之氏や、イラストレーター・影山直美さんのお姿も。お互い、日々の徒然やお仕事の深ーいお話しをあれやこれやと。


はじめてお会いするお客様とお話しをするうちに、何度も「あら、ビックリ」。私の自宅工房のすぐご近所にお住まいの方が何人もいらっしゃいました。「今度、工房へ伺います」とのお言葉をいただき、新たなる出会いの喜びを実感の午後のひとときとなりました。

カルティベイトの愛犬・コモ君も、パーティにずっとお付き合い。


初夏を思わせる心地良い陽ざしに包まれた一日。お越しいただいた皆さま、そしてカルティベイトの藤本紀久子さま、洋子さま、相原幸雄さま、あらためましてありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜木の名残る花舞う片瀬山、「よりそう、器と食と。展」明日、開展します。

2012-04-13 18:59:39 | 陶芸
明日から神奈川県藤沢市片瀬山の「スタジオ カルティベイト」さんにて、これまで私が手がけてきた和洋器をメインに「よりそう、器と食と。展」が開催されます。

本日午後から、同スタジオのデザイナー・相原幸雄さんとともに展示スペースにて作品の展示をはじめとする諸々の準備を行ないました。あらかじめ展示スペースの確認のもと作品のボリュームも絞り込んだ結果、きわめてスムーズに展示作業が進み、ディスプレイは約1時間ほどでサクッと終了。相原さんとともに思わず「これで、いいね!」という感じです。相原さん、ありがとうございました。


私が常々手がけ、そして、工房内で見慣れた作品ですが、スペースが変わるとまた違ったテイストの和洋器に見えてきます。



搬入作業に先立つこと数時間前の昼前ごろからは、あさって4月15日午後2時からのオープニング・パーティへ向けての準備も着々?と。カルティベイトのクッキングコーディネーター・藤本洋子さんとともにウチの陶芸窯でフォカッチャをさっくりと下焼きしました。

あらかじめ仕込んできてくれた生地を延ばして数10分ほど発酵させます。ウチの陶芸窯の窯場の壁と愛車メガーヌの間のスペースが即席の「発酵所」。
 
フォカッチャ生地の発酵が効率よく進むことを意図して梱包資材のミラーキャップをシェイド代わりにするアイデアは、洋子先生から「ナイス!」とのお言葉をいただきました。

洋子先生は、発酵した生地に指でディンプルを入れた後にローズマリーを散らし、オリーブオイルを塗っていよいよ窯に。


窯入れ前、そして、約10分間をかけての210℃への「焼き入れ」を経てのフォカッチャ・・。
 
焼く工程を務めたのは、もちろん私。陶芸に際しては、焼成約24時間を要します。されどフォカッチャは数10分・・。そして、すぐ食することも可能です。これまでに二度ほど「陶芸窯でフォカッチャ」していますが、楽し過ぎます、クセになりそう・・。

この後、洋子先生が「特製 陶芸窯焼フォカッチャ」を15日のオープニング・パーティのスタートに合わせてジャストなタイミングでご披露してくれます。と、思います。乞うご期待。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よりそう、器と食と。展



詳細は こちら  から。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hanakoさんとご一緒に「鎌倉、ヤバい!」かも・・

2012-04-10 10:56:45 | 日記
先週末あたりから市内の桜もいっせいに花開き始め、心ひそかに「万難を排して、満開の桜を愛でるぞ!」と決めていました。

ところが、さにあらん・・。通常の陶芸教室の他にも予想だにしなかった諸々の用向きが重なり、いっこうに桜鑑賞の機に恵まれぬまま。街のウワサでは、どうやら昨日の月曜日が満開だったとか、トホホ。

「まあ、気分をとり直して・・」ということで、今朝がた、郵便局へ行くついでに一日遅れながら「満開の桜」観賞とあい成りました。

うーん、なんだか絵葉書のような構図です。お恥ずかしい・・。肝心の桜はほんの少しですが満開を過ぎているのか、葉桜もちらほらと見うけますが、なんとか及第点かな。

私の傍らではお花見に来ている若い女性グループが「葛段」と横書きで表記された「段葛(だんかずら)」の石碑を見ながら「かつだんって、なにごと?」とささやき合っています。ステキです・・。そして彼女たちは「そんなこといいよ、いいよ。それより、鳩サブレ買わなきゃ。鳩サブレっ!」と、すぐ横の豊島屋さんへ一直線。まこと、屈託がありません。日本の未来は明るい、かな・・。

先週中ごろから、用事のついでにポツポツと市内の桜を徒然と・・。
 
 
鎌倉山、旧市街、どこでも、桜を愛でる人達の表情は笑顔でいっぱいです。

そして、若い人が楽しそうに「鎌倉、ヤバくねっ?」とささやき合っているのを何度か耳にしました。たぶん「鎌倉の街並みと桜、いいじゃんか・・」という意味なのでしょう。常ならば「きちんとした言葉を使えばいいのになぁ」などと思ってしまうのでしょうが、おもわず「ヤバいよ、鎌倉・・」と言いそうになっている自分に二ガ笑い・・。


さてさて、明日は朝から「花散らし」の雨の一日となるとか。来たるべき新緑の鎌倉散策の際にぜひともご一緒したい「Hanako」さんにまつわるお話しをひとつ。

若い年代を中心に幅広い年齢層の女性の皆さんから多くの支持を集めている情報誌「Hanako」さんの毎年春の定番「鎌倉」特集号。今年4月26日号は4月5日に本屋さんの店頭に並びました。

「日々が楽しい、ふだんの鎌倉。203軒 お楽しみ帖。」とのサブタイトルがつけられた本号の表紙を飾るのは、ウチのご近所仲間「甘味処こまめ」さんの白玉黒かん。「こまめ」さんのお店の前庭にも、このようなサインボードが・・。
 

私自身、かつては雑誌編集に携わっていたこともあり、表紙写真の重要性や決定に至るまでの過程を知っているつもりでもあります。ゆえに、今回の表紙は「快挙!」です。「こまめ」さんの他、ご近所では「サスケストア」さん、「ブンブン紅茶店」さんの紹介記事が掲載されています。

どうぞ、鎌倉散策の折には駅西口から程よい散歩圏に位置する佐助ケ谷のお店を巡ってみてはいかがでしょうか。私も自宅工房・佐助Room114にてお待ちしています。お気軽にどうぞ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●よりそう、器と食と。展 のご案内



これまでに私が手がけてきた作品をメインに「器と食の楽しいカタチ」を展観する企画展です。

詳細は こちら から。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の一日、「器と食のよりそうカタチ」をお楽しみください・・。

2012-04-04 13:18:25 | エンタメ
来たる4月14日から21日まで、神奈川県藤沢市の「スタジオ カルティベイト」にて「よりそう、器と食と。展」開催の運びとなりました。



本展は、旧知のフードプロデュースユニットである「スタジオ カルティベイト」さんのご協力のもと、これまで私が手がけてきた和洋器をメインに「器と食が織りなす楽しい時間」を提案する意味合いを込めた展観、ならびに販売の8日間です。

4月15日午後2時からは、ささやかながらオープニングパーティを開催いたします。陶芸窯で焼いたフォカッチャをはじめとする軽飲食とともに「器と食のよりそうカタチ」をお楽しみいただけるものと思っています。お気軽にお集まりください。

詳細は こちら から。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする