鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「我慢の三連休」はよ~くわかるので、ワタシなりに「Go Toにレジャー」してみました…

2020-11-21 16:52:21 | 日記
今を去ること2日前、東京都の最高責任者として君臨するかの女帝さんが、またもパネルを掲げてプレゼン? していました。

「5つの小」と何回も唱えていましたが、なんだか「箸の上げ下げまで指示されかねないなぁ…」などとなんとも小首をかしげたくなるような感じです…。昨日あたり、作陶のかたわらで聴いていた文化放送の各ラジオ番組でも、おおむね「結局は我々みんなの自己責任かぁ?」という具合に、素直には受け入れられない感があるようです。

秋以降のコロナ感染上昇カーブの中にあっても意地でも「Go Toは止めない…」姿勢だった政府もさすがに「このままではまずい…」と思ったのか、昨日からドタバタで「Go To」の見直しに入り、つい先ほど「Go Toトラベルの一時停止」を表明しました。なんとも「遅きに失した」ことは、誰しも思うところではないでしょうか。それにつけても、政府見解の代弁者の役を負わされた感のあるコロナ分科会・尾身会長は昨日、諸々の状況から「Go Toキャンペーンの見直し」を提言されたようですが、これって今更「Go Toは見直し」とは方針転換できない政府から言わされているのでは…と勘ぐってみたくなったりもします。

尾身会長はこれまで聞いていても「なんだかなぁ…」という発言ばかりで少々頼りなかったのですが、今は政府の方針に翻弄されているみたいで、なんだかお気の毒のようにも見えてきます…。

ともあれ、このところのコロナ感染急拡大の余波を受けてウチの陶芸教室も本日は予約キャンセルがポツポツと…。そしてあまり外に出かけずに「我慢の三連休を」提唱された街の様子は…。ということで、連休初日の土曜日の朝10時の各高速道の状況を見ると、軒並み予想通りの大渋滞…。

テレビやラジオから伝えられるところでは、道路ばかりではなく鉄道、飛行機も大混雑で、各地の観光名所も時まさに「Go Toピーク」⁉ バカ騒ぎはご法度だけど、お出かけモードは止まりません…。

というワケで、ワタシも珍しく休日の土曜日のプチ街歩き…。なにぶん、休日に街をさまようのは果たして何年ぶり?というくらいひさしぶりなので、鎌倉駅から小町通りを通って、あとは気分次第で小一時間ほど、めぐってみました。

まずは小町通りから。午後1時過ぎとあって、「Go To」モードは最高潮⁉ 

屋外なので密閉ではありませんが、かなりの密集と密接状況を前に思わずマスクの具合を再確認。コロナ以前をほうふつとさせる人出にもかかわらず、賑わっているのは食べて楽しめるお店ばかりのような印象です。この先、この通りはどのように変わっていくのか…などと思いを巡らすうちに、ふと気がつくと、

やはり、鶴岡八幡宮に詣でていました。本殿での密を避けるべく、階段の登り口は規制がかかっています。

あらためてというか、当然のことながら、神の力をもってしても、コロナはコントロールできません。そういえば数日前、西村・コロナ担当大臣は、報道陣からコロナ感染状況の今後を尋ねられた際に「神のみぞ知る…」と答えていたのですが…。

八幡宮境内には、神奈川県立近代美術館 鎌倉を改装した鎌倉文華館が今年オープンしています。

おりしも「鶴岡八幡宮と文士たち」という企画展が開催されているのですが、入館する人はほとんど無いようです。魅力的な展観なので、あらためて訪ねてみることに…。

鶴岡八幡宮を後にして進路を南の方に取り、陽光輝く滑川の水辺と浅い紅葉を眺めつつ


ほどなく、大町の日蓮宗妙本寺。


鎌倉駅東口から徒歩数分で、南と東、そして北の三方向を山に囲まれて喧騒とはほぼ無縁のこのお寺は、ワタシのお気に入りの場のひとつです。


紅葉は始まったばかりの感じで、渋い緑色の葉ばかりが目立ちますが、わずかに赤く染まった葉色もまた、初冬を感じさせてくれます。

伝え聞くところによると、この妙本寺は旧市街の寺社の中で最も遅くまで紅葉を楽しめる寺院なのだとか。鎌倉文華館とともに、また再び…。

小一時間ほどのプチ散歩の終盤、駅東口と西口を結ぶ連絡通路壁面のアナウンスコーナーにて「鎌倉市ふるさと寄付返礼品のお知らせ」を目にし、ワタシの陶芸教室を紹介をする記載も

ワタシの陶芸教室、ならびにチー坊ノワールの鎌倉スパイス他アイテムが「鎌倉市ふるさと寄付返礼品」の仲間入りさせていただいて以来、2年ほど経ちますが、評判も上々のようです。機会ありましたら、「ふるさと寄付」の一品としてご利用いただければ幸いです。

家路への最終盤、市役所通りのスタバ前はクルマの通行量はまばらです。コロナ禍でも混んでいたスタバですが、なぜかこの時ばかりは行列が出来ていません⁉

スタバ前のこの道は、三連休の中日となる明日の日曜日はコロナ前を思わせるくらい両方向ともに大渋滞…ということになるのでしょう、たぶん。

さてさて、何年かぶりの休日プチ散歩を経て、気分転換もほどほどに。まもなく今宵、プロ野球日本シリーズから始まって三島由紀夫とジョン・レノン、さらにはローリング・ストーンズまで、テレビの時間が始まります。さらには、立川談志師匠の命日ということもあって、師の高座のビデオを観ながら在りし日を忍ばねばなりません。

「トラベル」停止の連休初日、3密避けて「Go Toレジャー」…

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紅色染まる七五三、お釈迦様と手塚先生にコロナ禍 撲滅託して…

2020-11-14 08:07:05 | 日記

11月も半ばを迎え、初冬の趣きが日々深まりつつあります。工房から見える佐助の里山も日に日に「紅葉」の面積が広がっています。


和の風情溢れる隣家の庭先の紅葉も鮮やかな「紅色」に…。


「間もなく苦手な冬が来る…。でも、この夏は、どうにかこうにか熱中症にならずに乗り越えて秋を迎えられたっけ…」などと、あらためて感慨に浸る今日この頃…。

作陶のかたわら、ラジオからは「この週末は絶好の七五三日和…」と、この時期ならではの話題に触れています。ふり返れば今を去ることちょうど60年前、ワタシも七五三…でした。あれから50年どころか、60年も経つのに、あの七五三の記憶はつい昨日のことのように今もはっきりとよみがえってきます。

あの日、当時暮らしていた東京・葛飾の家から父方の祖父母の住む豊島区椎名町の家に出かけてのワンシーン。

写真右側の白ポチャの背広姿がワタシの父。考古学の研究にいそしみ、まともに食べていけない境遇の頃だったようです。そして左側のスリムな男性は父の幼馴染で落語修業中の「コイデさん」。当時ワタシの家に居候して絶好の遊び相手だった「コイデさん」はのちに三遊亭円ノ助となり、落語協会の大幹部の一人となりました。なんとも懐かしい、思い出の一枚です…。この落語マニアだった父と落語家を目指していた「コイデさん」のおかげで、子供の頃から落語を聴かされ続けた挙句、今のワタシはそこそこ熱心な立川志らくフリークになっています。

その昔、七五三は11月の吉日に行なわれていたそうですが、室町時代に15日になったようです。その由縁はお釈迦様の誕生日に関連があるのだとか。お釈迦様の誕生日である4月8日はインドで用いられる「二十八宿」では縁起の良い「鬼宿の日」にあたるそうです。時を経て11月の「鬼宿の日」は15日だったことから、七五三の日となった、らしい…です。なんだか、イマイチ、よくわからない感も…。

ともあれ、七五三とお釈迦様・すなわちブッダもなんとなく関連があるのだ…と驚いていたところ、数日前の新聞に「ブッダ」…。

演歌歌手・坂本冬美さんが少女時代からあこがれのスターだった桑田佳祐さんに依頼懇願して作ってもらったなんともステキ過ぎる?タイトルの楽曲でした。唄の詞も表記されていて、よくよく読み込んでみたのですが、解かるようなイマイチ理解できないような魔訶不思議な感覚の一編、です。

ふと、リビングの一隅に目を遣ると

「そうだ、手塚先生に謎を解いて貰おう」ということで、これから「ブッダのように私は深夜」手塚ワールドまっしぐら!?

おりしも8巻からなる「ブッダ」を目の前に、「かのコロナ、手塚先生はいかに乗り越える?」とアタマをこらしつつ、ふと思い出した今朝がたのグラフ。

コロナ第2波といわれる夏の感染状況上昇スタート時に比べて、第3波スタートと思われる今の状況においてはその感染者の分母が圧倒的に増大しています。機会あるたびに「Go To …はNo Good」と言ってきたのに…と思わずにはいられませんが、「時すでにお遅し」の感も若干漂っています。

あらためて「3密」を避けながら、「ブッダのようには私は死ねない…⁉」








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