鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「あっぱれ!KANAGAWA大行進」佐助編、見逃し配信スタートしました。ご覧くださいませ

2020-08-26 11:41:30 | 日記
今を去ること約10日ほど前の8月15日、夜9時前からテレビ神奈川「あっぱれ!KANAGAWA大行進」にて佐助の街やウチの工房とカフェが放映されました。おかげさまで多くの友人知人の方々が視聴、ならびに「観たよ」との連絡も多数いただき、とても嬉しいかぎりです。

さらには、今もって街で知り合いに会うたびに「観てたよ」と声をかけられることもあり、ウチの二人ともども、「あっぱれ!」の影響力の大きさにあらためてびっくりしています。

「あっぱれ!」放映の様子を16日にブログアップした際に、見逃した方々やテレビ神奈川を観ることが出来ない友人知人に向けて「見逃し配信が始まったら、ブログでお知らせします」とお伝えしていましたが、このほどめでたく?「見逃し配信」がスタートしました。お時間ありましたら、観てくださいませ。

視聴方法ですが、まずは「あっぱれ!KANAGAWA大行進」の番組サイト(次の2枚の画像に続いてURLを掲載)を開くと、以下のような画面が出てきますので、佐助地区の地図右側の水色部分あたりの「見逃し配信中」をクリック。テレビ神奈川の放映済み番組がYouTubeをとおして視聴できます。



大好きな自動車番組「クルマでいこう!」に続いて「あっぱれ!KANAGAWA大行進」のこれまでの番組が現れたところで8月15日の放送分をクリック…


8月15日に放映された番組を視聴できます。

まずは、以下の番組URLをクリックしてみてください。

8月15日:鎌倉市|あっぱれ!KANAGAWA大行進 | tvk デジタル3ch テレビ神奈川

「あっぱれ!」で紹介されたお店のスタッフの皆さんは、デビット伊東さんとのトークの中できっちりとお店の特徴を伝えているようです。もちろん、ウチの二人も陶芸工房と教室、ならびにカフェをきっちりと紹介させていただいたのですが、デビット伊東さんとのやり取りはなんだか「お笑い」の様子もそこここに交わるいっぷう変わった「あっぱれ!」ともなっています…。

そして、デビット伊東さんと赤間アナが15日に作ったこの作品…


10日ほど経過し、お二人の作品はすっかり乾燥しています。赤間アナの作品はご当人の「繊細な感じに仕上げてください…」というお言葉にしたがって、内側のカーブに沿って削り成型して見事な小鉢!になる予定です。

そして「ありのままに…」という伊東さんの作品は、重厚感あふれるテイストがみなぎっています。

そして今、お二人の作品はまさに素焼きの真っ最中。この後、お二人のサインが入って抽選で当たった視聴者のお手元に届く予定です。

まずは「あっぱれ!KANAGAWA大行進」見逃し配信スタートのお知らせ、でした…。
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テレビ神奈川「あっぱれ!KANAGAWA大行進」にちょっぴり出演、たっぷり楽しみ日々是好日…

2020-08-16 14:29:57 | 日記
コロナに加えて猛暑も相まって今年の夏はまさに「異常な夏」というか「異様な夏」の様相を呈しています。巷では、女帝とも称されているあの女性が「特別な夏」などと言っていますが、「特別」とは「常とは異なるときめくような…」という感じの時に使う形容ではないでしょうか。かのコロナをめぐって国とバトルしているあの女帝は本当は抗議の意味をこめて「都区別な夏」?とでも言いたかったのかな…、いやいやそこまで深くは考えてないな…などと思ったりもする今日この頃…。

猛暑とはいえ、立秋が過ぎ、さらに終戦記念の日を迎えて、さすがに工房に差し込む西陽も真夏の盛りの勢いは若干衰えてきたように感じられます。


この暑さの中、工房にはご近所の知り合いは避暑がてらに?ふらっとお立ち寄り。また、陶芸教室会員さんたちは県内・県境の括りを越えてプチ旅行気分で作陶にいそしんでいます。そしてこのお盆の中、ウチの工房にとっても少々ささやかな「特別な夏」のひとときが…。

昨日8月15日、テレビ神奈川で毎週土曜日の午後8時55分から放映されている「あっぱれ!KANAGAWA大行進」にてワタシが住む佐助の街を紹介する番組収録があり、ウチの工房とカフェにも立ち寄っていただきました。昨夜放映された番組の内容は以下の番組タイトルをクリック願います。

8月15日:鎌倉市|あっぱれ!KANAGAWA大行進 | tvk デジタル3ch テレビ神奈川


デビット伊東さんのオモシロ真面目なトークに誘われて、ウチの二人もついついお互いに対する本音もパシッ!っと発露!?

それにつけても番組のサブタイトル「神奈川の隅々におじゃまして、その日に放送! 撮って出し番組の決定版!」のとおり、カメラを回しっぱなしでほぼそのまま放映されるシチュエーションは、ちょっぴりスリルがあってじつに気持ちよく、なんだか癖になってしまいそう…⁉

そのうえウチの陶芸教室にかよって来てくれる女性の方々と同様に、赤間有華アナウンサーがじつにチャーミング。「こんなかわいい子が娘だったら…」と思ってしまう自分がいます。つくづく、歳は取りたくありません、トホホ…。

昨夜、番組放映中からワタシのガラ携には知り合いからメールや電話で「観てるよ」の連絡がポツリポツリと入り、ウチの同居人さんのスマホにもメッセージが次々に舞い込んでいました。そして、いただいたメッセージもじつに地域密着な感じが漂っています。

番組収録・放映の件は友人知人にはほとんど知らせていなかったのですが、神奈川や東京南西部・多摩地区のテレビ神奈川視聴可能地域に住む友人たちのうち約8割くらいの方から「偶然 観たよ!」コールをいただいた感じです。ワタシも毎週土曜の夜に必ず観ている「あっぱれ!KANAGAWA大行進」超人気番組かも。まことに「あっぱれ!」

番組から視聴者の方へのプレゼントとなるデビット伊東さんと赤間アナが制作した作品は、一夜明けて少しずつ乾燥し始めてきました。

左側の赤間アナの作品はご当人の「もう少し繊細な感じにお願いします」とのご希望に沿うべく、ワタシが削り成型加工を施して凛としたカタチに仕上げたいと思います。そしてデビッド伊東さんの作品は「このままドーンとしたテイストで…」との願いどおり重厚感あふれる作品に焼き上げたいと思います。

今回、テレビ神奈川「あっぱれ!」をとおしてささやかに残暑お見舞いさせていただきました。「あっぱれ!KANAGAWA大行進」番組スタッフの皆さん、そして番組をご覧いただきました皆さま、ありがとうございます。

















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こんな時こそ足元を見つめ、忖度無用のコロナと陶芸を思う…

2020-08-06 13:35:56 | エンタメ

「記録的」ともいわれた長い梅雨もようやく開けて、いよいよ本格的な夏の到来。ワタシの季節がやってきた! と万歳したいところですが、昨夏3回も熱中症に見舞われたこともあり、「こまめに水分補給…」という縛りのかかった日々を過ごす羽目となっています。作陶の際にも工房内の温湿度計が気になります。立秋を明日に控えた本日8月6日午後2時現在、エアコンを弱めに稼働させた工房の気温28℃、湿度65%、熱中症指標は「厳重警戒」を示しています。


さらにはかのコロナに感染しないように人の前ではマスク必携となり、昨年以上にきめ細やかな熱中症予防対策が必須です。こんなことでは、楽しい夏の日も喜びは半減…。のハズなのですが、決してそのようなことはありません。楽しみは自分で見つけ、モチベーションが下がらぬように努めてみましょう。たとえば、今年も「甲子園」。いつもの年のような全国49地区代表校による選手権大会は見送られましたが、「交流試合」として春の選抜大会に出場する予定だった32校の「甲子園」が開催されます。というわけで、ついつい書店の店頭に並んでいた「Number」を手に取り、このところ毎晩 往年の名試合を思い出しています。


そして、市内の夜の裏小町界隈に出かける機会がほとんどなくなったことから、秋の夜長ならぬ夏の日長?の様相を呈し、本や新聞を読む時間が以前にも増して長くなってきたように思います。特に新聞は、これまで以上に熟読の度を深めています。本日の朝日新聞24面「文化・文芸」面がなんとも興味深い構成となっていて、とても楽しいひと時に…。

まずは落語界の重鎮にして人間国宝でもある柳家小三治師匠の「コロナのはなし」から。私の母と同じように太平洋戦争を体験している小三治師匠は今回のコロナ禍においても「いつ袈裟懸けに斬られるかわからない。まあ、びくともしませんよ」ときわめて明快で潔い姿勢が印象的。

その左側にレイアウトされた民俗学者・新谷尚紀氏の「語るー人生の贈り物ー」、ならびに下段の歴史学者「與那覇潤の歴史なき時代」も、ともにそれぞれの観点から「戦争、そして時の政治」を紐解いている点が偶然とはいえ、きわめて興味を引きます。

そしてさらに連載小説の定位置には、常日頃からその著作を愛読している池澤夏樹氏がこの8月から連載を始めた「また会う日まで」。氏の母方の親戚にあたる秋吉利雄という戦前戦中の海軍や水路部に属していた人の物語なのですが、8月1日の初回から文全体の流れに詩的なリズムが感じられ、第6日目を読み終えた時点で早や虜になっています。

工房に目を転じれば、このコロナ禍にあっても陶芸教室は程よい感じに作陶の方々がお越しいただき、なんとも嬉しいかぎりです。前回のブログでも少々記しましたが、陶芸教室会員の皆さん、そして体験陶芸にお越しの方々もともに「一日も早くこの状況の解決を。そしてコロナ後はどのように…?」を真摯に考えている様子がうかがいしれます。時として「コロナ後がまったくイメージできなくて。どうなると思いますか…?」という質問を受けることがありますが、「自粛とマスクと手洗いが『新たなるライフスタイル』などというなんともイカさない今の世の中よりも遥かに美しい時が待っている、かな」と答えるのが精一杯…。

このような感じで陶芸教室のひと時は過ぎていくのですが、この春から工房内に展示している拙作のひとつであるキーマカレー皿に対する支持がこのところ密かに広まっているように感じられます。


この作品は工房に併設のカフェにて、キーマカレーを提供する際の盛り付けに使用するお皿です。陶芸教室でも評判が良いアイテムのひとつですが、つい先ごろ、その制作の一端としてうわぐすり掛け作業を披露することがありました。
粘土で成形、乾燥、そして素焼きを終えた生地に、コンプレッサーを使用してうわぐすりを掛けます。



うわぐすりを掛け終えた状態。このグレーのうわぐすりは本焼きすると、瑠璃色に仕上がります。

本焼きは1245℃の温度になるまで約24時間を要します。

本焼きし、窯出し出来るまで5日ほど自然冷却した後に窯から取り出した作品。

同じ粘土、同じうわぐすりを使用して制作しても、焼成の際の窯詰めする作品の量や窯内の置く位置、その他の様々な条件によって、仕上がりの色が微妙に変化します。

その偶然の作用をして、「これぞ陶芸の醍醐味」ともいえるのですが、造る側の立場からするとやはり「コンスタントに計算通りの仕上がりがありがたい…」という思いもあります。

ことほど左様に、
コロナも陶芸も忖度のかけら、いずこにも無し…、といったところでしょうか。





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