「待ちに待った」と歓待するか、それとも「お休みなんて夢の夢」と天を仰ぐか、はたまた「いやはやなんとも」とため息つくかはともかく、史上初!?のゴールデンウイーク10連休が昨日の4月27日からスタートしました。とはいうものの、ウチの工房とカフェは普段通りのウイークエンドです。予約のお客様が怒涛のように押し寄せるなどということはありません。
まずは「いつものように…」週末の朝の身支度を進めながら27日付け朝日新聞朝刊を読み進めるうちに、読書欄に思わず釘付け!
見た瞬間、「美術は魂に語りかける」という本に対する横尾忠則氏が記した書評が「版ズレ」している!?…。のではなく、この読書面編集長・吉村千彰氏の解説によれば、この書評は横尾さんがこの本のために書いた評の本文を重ね摺りした「画評」、「造形作品」ともいえるものでしょう…ということのようです。
平成最後の朝日新聞読書面を舞台に美術家・横尾忠則氏が発信してくれた? アートの心に触れて、こちらの遊び心も少なからず揺すぶられて「いざ、楽しい陶芸教室&カフェタイムを…」と、とっても控えめにガッツポーズ…。
連休初日の陶芸教室は、会員さんのほとんどが女性の当教室において極めて珍しくイケメン男子二人も作陶する展開となりました。
一般的に女性会員さんは普段使いの食器を手堅く作る傾向がありますが、若い男性の場合は概して大胆に「アート寄り」の作品にチャレンジする傾向もあるようです。こちらもついついチカラが入って身振り手振りも大きくしながら時の経つもの忘れて指導の一幕も…。
連休2日目の本日・朝9時前、街のランドマークの一つでもある銭洗弁財天は、思っていたよりもゆったりとした雰囲気に包まれていました。例年、ゴールデンウイークともなると朝早くから多くの参拝客で賑わうことが常なので少々拍子抜けの感もあります。
高速道路は朝7時頃からどの道路も渋滞を示す赤いラインが表示されていました。されど混雑の始まり、渋滞状況ともに予想よりも若干控えめで、こちらもやはり少々肩透かし気味…。
昼間、鎌倉駅まで人を迎えに行きましたが、鎌倉散策の方々の数もいつもの週末に比べてほんの少し多いくらいという状況です。たぶん、当地・鎌倉でのこのゴールデンウイークの人出は5月3~5日に集中するのではないでしょうか…。
このところウチの陶芸教室に限ったことではないのでしょうが、陶芸後の皆さんとの会話やカフェのお客様との語らいの中で「平成最後の…」というワードが枕言葉のようになっています。
ワタシにとって、毎週土曜日早朝のお決まり視聴番組「皇室アルバム」も昨27日「平成最後」の放映となりました。天皇皇后両陛下の皇太子・妃殿下時代の姿が若々しい…。
蛇足ながら天皇陛下に縁のある事といたしましては本日、JRA日本中央競馬会主催「平成最後のG1」として、そして「平成最後」となる「天皇賞」が京都競馬場にて開催されました。
また、平成の世を迎えてからワタシの趣味嗜好のひとつに復活した落語の話題においても昨夜、WOWOWにてシリーズ化されている「はじめての談志×これからの談志」平成最後の放映が成されました。昨夜の演目は、今から12年前の平成19年の暮れに有楽町「よみうりホール」での「芝浜」。俗に「暮れの芝浜」と言われる大ネタのひとつで、今は亡き談志師匠の年末恒例の演目でした。
この映像はワタシの手元にもデータとして残してあるのですが、ひさしぶりにあらためて観てみると以前感じた「思わず引きこまれる…」感覚が減少していました…。
12年の時を経て映像を通して演ずる談志師匠の噺が下手になるなどと言うことは無いので、ワタシの感性が鈍ってしまったのでしょうか…。たしかにここ数年で少々老化してきていることは自覚してはいるのですが、なんとも腑に落ちません。
これぞ「平成最後の永遠の謎!?」とでも言ったらよいのでしょうか…。
ともあれ、10連休も残りあと8日…。そして連休最中の令和の時代の始まりとともに、ウチの工房&カフェ発のささやかな集まりを企画しております。すでに一部では案内披露していますが、近々、当ブログ、Fecebook等にてあらためてご紹介させていただきます。
ヒント;風薫る土曜の午後のお楽しみ…という感じの集まりになる予定です。乞うご期待!