フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月16日(金) 晴れ

2012-11-17 11:48:08 | Weblog

  9時、起床。玉子焼き、ジャガイモのミソスープ、バタートースト、紅茶の朝食。味噌汁は、スープ皿に入れてスプーンで飲むと、味噌汁よりミソスープと呼ぶべきものになる。

   お昼に家を出て、大学へ。

  3限は講義「ライフストーリーの社会学」。今回が7回目。これで半分が終わった。

  昼食を「メルシー」に食べに行く。チャーハンを注文。食後の一服は研究室に戻って、いただきものの紅茶とビスケット。

 

   夕方から、市ヶ谷の私学会館で行われる中学生作文コンクールの受賞式に出かける。今回が50回目で、私は第39回から審査委員を務めえている。節目の回ということで、第1回、第16回、第40回の最高賞(現在の名称は文部科学大臣奨励賞)を受賞した方々が招待されていた。

  第1回の受賞者のMさんは私よりも年長である(第1回のコンクールのとき、私はまだ小学3年生だった)。いま、受賞者たちは副賞としてディズニーランドやディスニーシーに招待されるのだが、当時の副賞は何だったのですかと尋ねたら、はとバスに乗っての東京見物だったそうだ。へえ~、時代を感じますね。ちなみに昼食はホテルニューオオタニで食べたとのこと。それはすごい。

  第40回の受賞者のKさんのことは覚えていた(Kさんも講評を担当した私のことを覚えてくれていた)。当時、中学2年生で、受賞の挨拶の中で将来は医師になりたいと語った彼女は、10年後のいま、弘前大学の医学部の学生で、来年、医師としてのスタートを切る。私が10月に弘前に行ったことを話すと、今度弘前にいらしたときはお声をかけてくださいと言われた。お勧めのコーヒー店はどこでですかと尋ねると、「ブルマン」です、と即答された。初めての客にはマスターが、その人の雰囲気に合ったカップを選んでくれるとのこと。「ブルマン」、覚えておきます。