フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月8日(木) 晴れ

2012-11-09 09:38:34 | Weblog

  8時、起床。今日も暖かい。オムレツ、トースト、紅茶の朝食。

  10時半に自宅を出て、大学へ。チュンに与えていたエサを容器に入れて庭に出しておく。雀たちが食べるだろう。

  今朝、Kさんからメールから届いて、「いま思うと、やっぱり昨日の先生は少し元気がなかった気がします」と書いてあった。そうね、活力レベルを10段階で表して、通常のレベルを5とすれば、いまの私はレベル3くらいの状態である。授業をしたり、卒業生と会ったりしているので、見た目はレベル4くらいかもしれないが、一週間の忌引きをもらいたい気分である。無理に早く立ち直ろうとしてもうまくいかないだろうことは経験的にわかっている。喪失の悲しみはきちんと悲しむべきものである。それには一定の時間がどうしても必要である。時間の経過による自然治癒、それが一番だ。

  昼食は「たかはし」の鰹の刺身定食。戻り鰹だ。脂が乗っている。お芋で作ったデザートが付いている。

  3限は大学院の演習。

  4限はゼミ選考の面接。今日で面接はすべて終了。

  研究室の前のスペースには流し台があるのだが、お湯が出ることを今日初めて知った。もう20年近く使っているのに、全然、知らなかったのである。われながら呆れた。たぶん、この手のことは、ほかにもたくさんあるに違いない。