フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月30日(水) 小雨のち晴れ

2020-12-31 12:50:32 | Weblog

8時15分、起床。

おにぎり、サラダ、根菜の味噌汁の朝食。和の朝食はめったにないが、先日の炊き込みご飯で作ったおにぎりがあったので。

昨日のブログをアップする。

朝方からの雨も上がったので、書斎の窓掃除。二階だが、足場になる屋根があるので、外側は外に出て拭く。鳶職人のようであるが、万一、足を滑らせたらえらいことになる。慎重に、慎重に。

名古屋から息子が帰ってくる。

昼食は散歩がてら食べに出る。

「プリミエールカフェ」に行く。

ミートスパゲティのセットを注文し、鞄に入れてきた本を読む。『池波正太郎の銀座日記 partⅡ』(朝日新聞社、1988)。タウン誌『銀座百点』に1985年12月から1988年3月まで連載されたエッセーを単行本化したものである。少し前に学芸大学駅の側の古書店「流浪堂」で購入し、少しずつ、味わうように読んでいる。

池波は1990年5月に亡くなっているから、晩年の作品ということになる。映画の試写会でよく銀座に出て、試写会の前後に銀座のレストランやカフェで飲食をする日々の記録であるが、「partⅠ」のときより知人の訃報や自身の体調の話がしばしば出てくる。彼は時代小説の作家で、着物姿の写真などもよく目にしていたから、若い時から年配の作家というイメージがあったが、亡くなったときはまだ67歳だった。

ミートスパゲティのセット(1000円)を注文したが、スパゲティの前にコーヒーとサラダとパンが(この順序で)運ばれてくる。サラダを摘まみながら、バタートーストをミルクと砂糖を入れたコーヒーに浸して食べる。

遅めの昼食な上に朝食がおにぎり一個だったから、腹が空いていて、ミートスパゲティもペロリと平らげた。

二杯目のコーヒーを注いでもらって(お替りはサービス)、本の続きを読む。

マスター夫妻に「よいお年を」のご挨拶をして、3時半頃、店を出た。

北風が冷たい。今夜から冷え込むらしい。

夕食まで年明けのオンデマンド授業の放送原稿を書く。

夕食はすき焼き。

我が家では12月30日と4月11日(私の誕生日)はすき焼きと決まっている。

肉はそんなにたくさん食べるわけではない。3人で600グラムほどだ。

最後に残った溶き卵をごはんにかけて食べるのがすき焼きの「おまけ」の楽しみである。

デザートはイチゴ。

放送原稿の続きを書く。

風呂から出て、今年最後の『ジェットストリーム』をradikoで聴きながら、今日の日記とブログ。

2時15分、就寝。


12月29日(火) 晴れ

2020-12-30 11:29:09 | Weblog

10時半、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨夜書き上げた原稿をもう一度見直し、若干の修正を施してから、編集者にメール添付で送る。でも、彼女がメールを開くのは年明けの仕事始めの日だろう。

さて、大掃除である。私の担当は一階(和室2、洋室1、台所)と自分の書斎。書斎は後回しにして、一階の掃除に取り掛かる。すでに床掃除は済ませているので、やるべきは窓ガラス、網戸、流し台の掃除である。

窓ガラスと網戸は、当然、内側より外側の方が汚れている。網戸は外して水でじゃぶじゃぶ洗う。

寒い日だとつらいが、今日は寒くはない。

窓ガラスがきれいになるというのは気持ちのよいものである。

一階の台所は調理には使っていないので、換気扇の掃除はしなくてよい。流し台のステンレス部分と排水口と洗い桶をタワシと歯ブラシを使って磨く。

掃除を終えてから遅い昼食を取りがてら散歩に出る。

駅前には献血車が数台出ている。

献血というものをしたのはたしか一度しかない。大学院生だったときに、先輩の彼女の父親が急な手術で輸血が必要だと頼まれてしたのである。

「ルノアール」へ行く。チェーン店で利用するカフェはここくらいだろうか。空間がゆったりしているので、もの思いカフェとして使っている。ノートパソコン、読みかけの本、日記帳を鞄に入れてきた。

サンドウィッチとコーヒーを注文。

照り焼きチキンとハニーマスタードのサンドウィッチ。「贅沢サンドウィッチ」という名前が付いている。

1時間ほど滞在して店を出る。

「ルノアール」と言えば日本茶のサービスだが、今日はそれがなかった。グラスの水も注ぎに来なかった。店員さんの数がいつもより少なく、手が回らないのであろうが、そうなるとブレンドコーヒー670円というのが高く感じられる。

「ルージュ・ブランシュ」でケーキを買って帰る。年末年始無休で営業するそうである。

昨日のブログをアップする。普段は午前中か、遅くともお昼にはアップするのだが、今日は夕食前になってしまった。

同僚の長谷先生のツイッターで今日の夕方にNHKで『7年ごとの成長記録・35歳になりました』が放送されたことを知る。同じ対象者を7歳から始めて7年ごとに追跡インタビューしている番組である。7歳、14歳、21歳、28歳ときて、今回が5回目(35歳)である。平日の夕方にひっそり放送するとは・・・、見逃してしまったではないか。NHKオンデマンドで配信してくれるのだろうか。

夕食は麻婆茄子、蒲鉾、ワカメと玉子のスープ、ごはん。

 

デザートは「ルージュ・ブランシュ」で買ってきたケーキ。妻は苺のタルトを選んだ。

私はチョコレートのショートケーキ。

レビューシートのチェック。残った150枚に目を通して、作業完了。一応「400字以内」としているが「オーバーしてもかまわない」(それで減点することはない)と注記してあるためか、たくさん書いてくる学生が多い。400字以内だと一目で(数秒で)何が書いてあるかはわかる。しかし、600字を越えるあたりからそういうわけにはいかなくなる。10秒くらいはかかる。800字くらいになると、書き手の文章力(構成力)にもよるが、20秒くらいかかる。

風呂から出て、『ジェットストリーム』をradikoで聴きながら、今日の日記とブログ。

2時、就寝。


12月28日(月) 晴れ

2020-12-29 19:25:51 | Weblog

8時半、起床。

年末年始の一週間に入った。

トースト、トマトスープパスタ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

門松を立てる。

息子が名古屋から帰省することになったので、「濱清」に電話して3日に予約している鮨の出前を一人増やしてもらう。

昨日のブログをアップする。

溜まっているレビューシートのチェックをしようとしたら、今日はほぼ一日、Moolleがメンテナンスのため使えないことがわかった。今日のタスクは原稿書きにする。

昼食は下丸子の「喜楽亭」に食べに行く。「喜楽亭」は改札(多摩川方面口)を出てすぐ右にある。

先客はいなかった。「いつものですね」とご主人が言ったので「はい」と答える。

注文した料理が運ばれてくるまでの間、東急沿線情報誌『サルース』の最新号(2021年1月号)を読む。

大胆な特集・・・

・・・ではない。

2021年の運勢やいかに。

私は牡羊座だ。「ややハードだった昨年の運気から一転、広がる交友関係を中心に楽しく軽やかな1年に」とある。ホントか?!

「いつもの」チキンカツ定食が運ばれてきた。

食事を終えて、ご主人とおしゃべり。

「これ、お荷物でなければ・・・」と松前漬けをいただく。

どうぞよいお年を。

 

 

食後のお茶は大井町の「ポッタリー」に飲みに行く。

駅から「ポッタリー」までの間にレトロな飲み屋街があるが、私には無縁の場所である。でも「御茶漬処」の看板には惹かれるな。

2カ月ぶりの「ポッタリー」だ。大学に行かなくなって、立ち寄る頻度が減ってしまった。

お気に入りの窓際の席が空いていた。

私が注文を言う前に、マダムが「ロイヤルミルクティーかしら」と言った。「はい、そうです」。

お茶を飲みながらマダムとおしゃべり。1時間ほど滞在して、店を出る。どうぞよいお年を。

日が暮れるころに帰宅。

目の前の電線に止まっているのは・・・

スズメではなく、メジロだ。

*ネットから拾ってきたメジロの画像。くちばしが独特。

夕食の時間まで原稿書き。

夕食は鰆の西京焼き、蒲鉾、サラダ、ワカメの味噌汁、炊き込みご飯。

食事をしながら『タリオ』の最終回(録画)を観る。面白いドラマだった。

深夜、原稿を書き上げる。やれやれ。

風呂から出て、『ジェットストリーム』をradikoで聴きながら、今日の日記とブログ。

2時半、就寝。


12月27日(日) 晴れ

2020-12-28 11:49:31 | Weblog

9時、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、牛乳、紅茶の朝食。

今日は墓参りに行く。10時半に家を出て、東急プラザの花屋で仏花を買い、鶯谷へ。

駅からお寺までは歩いて6、7分。

お寺は下谷二丁目にある泰寿院。

父親の名前が「泰助」だったので、「泰」つながりである。

お寺で妹と合流。

大変な一年でしたが、みんななんとかやっていますと報告。

昼食は鶯通り商店街にある喫茶店「デン」で。

ここは以前、『孤独のグルメ』で取り上げられたことがある(2013年8月28日放送)。そのシーズンの『孤独のグルメ』は「食事+スイーツ」という組み合わせで、食事の「前に」井之頭五郎がカフェに入るという設定だった。「前に」というのが私には違和感があったが、メインはあくまでも食事の方にあったからそういう順番だったのだろう。

そのとき五郎が注文したのが、写真のソフトクリームののったコーヒーフロートである。「あっ、モモクロが来たんだ」と妹が写真を見て言った)。

グラパンなるものを注文する。どうやらこの店の名物らしく他のテーブルの客もみんなこれを食べていた。食パン(一斤分?)をくりぬいてシチューを入れて焼き上げたものである。二種類あって、私が注文したのは牛すじシチューのデミグラスソース。くりぬいた部分のパンもトーストになって添えられている。

妹が注文したのはハムとベーコンのクリームシチュー。

コーヒーとセットで980円。器の部分の食パンを千切りながらシチューと一緒に食べる。

普段、朝食では6枚切りのトーストを1枚だけの私にはグラパンは完食できなかった(私にしては昼食の時間が早かったということもあった)。妹の方がよく食べた。

妹に頼まれていた穴八幡の一陽来復のお守りを3つ渡して、では、よいお年を。

蒲田に戻って来て、東急の「サンジェルマン」で食パンを購入。袋はもらわず手に持って帰る。

お隣のNさんから焼き芋をいただく。庭の落ち葉を焼却炉で燃やして焼いたものである。

熱々のうちにさっそくいただく。トロリ系の甘い焼き芋である。

昨日のブログを書いてアップする。

すでに日没である。

東の空には雲の間に月が浮かんでいる。

夕食は焼鳥(手羽中)、スペイン風オムレツ、サラダ、味噌汁、ごはん。

オムレツ入刀。

「マヨネーズと七味で食べると美味しいのよ」と妻がいうのでその通りにしてみる。確かに。

たまっているレビューシートに目を通す。

風呂から出て、『山下達郎のサンデーソングブック』(先週に続いて竹内まりあとの夫婦放談)をタイムフリーで聴きながら、今日の日記とブログ。

1時半、就寝。


12月26日(日) 晴れ

2020-12-27 18:11:34 | Weblog

9時半、起床。

トースト、ハム&エッグ、たらこクリームスープ、牛乳、紅茶の朝食。

今日は今年最後の卒業生とのカフェの約束がある。遠方からではなく、私と同じ町内に住んでいるユウコさんで、長田先生のゼミの2期生である。

「燈日」を希望されたので、蒲田駅で待ち合わせ、多摩川線で一つとなりの矢口渡で降りる。

去年の12月24日の開業で、一昨日、一周年を迎えたカフェである。

ランチタイムで混むかもしれないので、二日前に予約をしておいた。一人でふらりと来るときは予約はせず、満席だったら「しかたない」と他の店に行くのだが、連れがいる場合は、がっかりさせてはお気の毒なので、必ず予約をする。

私は鶏唐チリソース丼。白い葱が綺麗だ。唐揚げの揚げ具合もいい。

彼女は鯖と蓮根の甘辛揚げ定食。私には少々甘めだが、彼女にはどんぴしゃりの味付けだったようだ。

デザートは1周年記念のおやつプレートを注文(ドリンクは紅茶)。これは予約(取り置き)はできないのだが、この時間であれば大丈夫でしょうと言われていた。あってよかった。

苺のショートケーキとラズベリーチョコレートのセット。「1」をかたどったホワイトチョコでコーティングされたクッキーが添えられている。

支払いのとき店主の金井(南美)さんに「クリスマスイブの開業はたまたまですか? 意図したんですか?」と尋ねたら、意図したそうである。でも、そのときは、コロナ的状況など予想もしていなかったわけで、大変な一年だったと思います。よく頑張りましたね。どうぞよいお年を。

二軒目のカフェは池上の古民家カフェ「蓮月」を希望。満2歳になったばかりのミワちゃんは今日はご主人が見てくれているそうである。

蒲田に戻り、池上線に乗り換えて池上へ。

本門寺の参道商店街を歩く。

本門寺の参道にある鬼子母神堂。「安産の神様です」と私が言うと、ユウコさんは「祈願しないと」と答えた。「えっ? そうなの?!」

実は彼女はもうすぐ5カ月目に入るそうなのである。言われなければわからなかった。妊婦さんとカフェめぐりをするのは珍しいことではないのだが(妊婦さんは歩くことを奨励されているから)、路上で、突然言われるとちょっとびっくりする。

では、階段は回避して、池上会館のエレベーターを使わせてもらうことにしましょう。

今日は暖かい。

本門寺公園で。

バーベキュー広場を通ってポートレイト・ポイントへ。

時を駆ける少女(昔の自分)とすれ違うという設定で(笑)。

コートを脱いで身軽になって。

マフラーも取って。

まだまだ身軽。

さて、移動しましょう。

噴水池のほとりで。

素敵なポートレイトが撮れましたよ。

このとき彼女は片方のイヤリングを失くしたことに気が付いた。

彼女は「たいしたものではありませんから」と言ったが、私は「いやいや、たぶんこの辺りにあるはずです。捜しましょう」と言ってしばし探索。ほどなくして「あっ、ありました」と彼女が言った。よかった。「落し物はたいてい見つかる」というのが私の経験則です。

子ども広場で。

自撮り(セルフタイマー)のツーショット。

もう一枚。

さて、二軒目のカフェに行きましょうか。

まだまだ暖かい。

参拝をしてから、

山を下りる。

古民家カフェ「蓮月」に行ってみると、ちょっと混み合っている。う~ん、別のカフェにしましょう。

「ハナ・コーヒー」に行く。ここは先月初めて来たのだが、いいカフェである。

今年の3月に開業した新しいカフェだ。

先客は一人だけ。店内にはゆったりした時間が流れている。

1950年代のアメリカ(?)の雰囲気。

壁際の二人席に座る。

ラジオ・デイズ。

私は台湾風カステラ(+ホイップクリーム)。

彼女はグラノーラとホワイトチョコレートのアメリカンクッキーとカフェラテ。

先客の方が出て行ってからは店内は貸切状態だった。こちらにしてよかったですね。

日没の時刻まで滞在し、蒲田に戻る。

普段であれば卒業生とは駅の改札で別れるところだが、彼女の場合は近所の町角で「さようなら」。出産は6月の予定なので、その前に春カフェが出来たらいいですね。どうぞよいお年を。

夕食は鶏団子汁、サラダ(+ウィンナー)、シラスおろし、ごはん。

食後にユウコさんからいただいた煎餅を食べる。

9時からゼミ3年生のS君のゼミ論相談(オンライン)。1時間の予定だったが、1時間半やった。

風呂を浴びてから『福山雅治 福のラジオ』をradiko(タイムフリー)で聴きながら、今日の日記とブログ。

2時、就寝。