フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月27日(月) 晴れ

2023-02-28 11:03:59 | Weblog

8時半、起床。

トースト、カレー、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『舞いあがれ!』。残り5週となったが、舞は現状に安住しない人である。オープンファクトリーは成功したが、それに参加できなかった苦境にある町工場の手助けに乗り出した。東大阪のジャンヌダルクたらんとしているようである。一方、短歌教室が成功した貴司は、編集者から全国で短歌教室をしながら旅をして(コンサートツアーのように)、旅の日々の中で短歌を作ることを勧められる。しかし、貴司はこの町に、「デラシネ」に、そして舞との暮らしの日々に安住したいのである。さて、どうなることかしら。

昨日のブログを書いてアップする。ただし、夕方の「スリック」のフィナーレ部分は後から別枠で書くことにする。

2時頃、昼食を食べに出る。昨日ほど寒くはない。

銀行で用事を済ませてから、「テラス・ドルチェ」へ行く。この時間にしては混んでいた。

卓上に置かれている「スポニチ」を手に取る。いつもはスポーツ新聞を手に取ることはないのだが、一面に王将戦7番勝負第5局の記事が出ている。藤井が羽生に勝って、3勝2敗とリードした。中盤で藤井が優勢になったが、羽生が盛り返し、最後は大接戦になった。攻めを継続する手を指せば羽生が勝っていたかもしれないが、守りの手を指して、それが敗着となった。藤井の攻め(寄せ)の強さを知っているからこその敗着だったといえよう。

豚肉生姜焼きライスのセット。

明日、印刷・製本業者に渡すゼミ論集(通算で13冊目)のチェック。

帰宅して、「山下達郎のサンデー・ソングブック」を聴きながら、昨日のブログの続き(「カフェ・スリック」のフィナーレ部分)を書いてアップする。

「スリック」ロスの気分にまだなっていないのは今日が月曜だからである。月曜、火曜、水曜は元々「スリック」の定休日である。問題は木曜(3月2日)になったときである。木曜の夕方に「スリック」に顔を出すというのが習慣化しているので、それができないとわかったときに「スリック」ロスの気分に襲われるのではないかという予感がする。マダムからは「間違って木曜日にいらっしゃらないでくださいね(笑)」と言われている。

夕食は鶏肉とピーマンの味噌煮込み、スペイン風オムレツ、豆腐の吸物、ごはん。

食事をしながら『リエゾン~こどものこころ診療所』第6話(録画)を観る。

お隣のNさんからいただいた日向夏を食べる。

妻が厚皮を剥いて、まるごと食べられうようにして出してくれたが、私は白い部分は残して食べ、「もったいない」と叱られる。でも、妻はそら豆の皮は残す(私は全部食べる)。人それぞれの好みでいいんじゃないかな。

『村上RADIO~ペット・サウンズ オールカバー~』をタイムフリーで聴きながら、ゼミ論集のデータの最後のチェック。

ビーチボーイズが1966年に出したアルバム『ペット・サウンズ』の全曲をさまざまなミュージシャンのカバーで聴かせる。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。


2月26日(日) 晴れ *続編(「カフェ・スリック」閉店)

2023-02-27 17:41:17 | Weblog

午後5時、「スリック」を再び訪れる。店内は満席である。テラス席は寒い。

「別室」のギャラリーへ。

たくさん作ったシフォンケーキだが、2時頃には完売したそうである。

お母さんに連れられた小さな男の子が上杉さんとおしゃべりをしている。

これはかわいい。

これもかわいい。

かわいいものに囲まれながら、ホットチャイを飲む。

店内のテーブルが空いたのでそちらへ移動する。閉店時間(午後6時)まであと30分ほどとなった。店内に残っているのは、マダムと上杉さんのほかには、マダムの高校以来の親友の大原さん、マダムのご主人、ギャラリーで何度も展示会を開いたバッグ作家の石川さん、そして私である。私は常連客を代表してというところだろうか。

旦那さんは今日一日お店を手伝って、いかにマダムが「有紀子さん」「有紀子さん」とたくさんの客から愛されているのかを目の当たりにして涙ぐんでいた。石川さんもその姿を見てもらい泣きをしていた。

閉店時間を30分ほど過ぎた頃、「では、名残は尽きませんが、そろそろお開きにいたしましょう」とマダムが言った。「みんなで写真を撮りましょう」と私が言った。カウンターのところにカメラを置いてセルフタイマーで撮る。いつシャッターが切られたのか、みなさんわからないようだったが、かえっていい表情が撮れたように思う。

ラズリーも部屋から連れて来られた。

最後の客としての支払いをする。チャイとティーパックで1040円也。

外でも写真を撮る。まずマダム単体で。お疲れ様でした、マダム。ありがとうございました、有紀子さん。

最後に全員でもう一枚。では、また会う日まで、さようなら。

夕食はカレーライス。

食事をしながら『6秒間の軌跡~望月星太郎の憂鬱』第7話(録画)と『どうする家康』(リアルタイム)を観る。

ラジオを聴きながら今日撮った写真の整理。

さて、風呂を入れよう。チャイが待っている(そこにいると濡れちゃうよ)。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。


2月26日(日) 晴れ

2023-02-27 13:31:26 | Weblog

7時50分、起床。

トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップしてから家を出るつもりだったが、朝からあれこれメールが来て、その時間がなかった。

晴れているが、風は冷たい。

11時に卒業生のホナミさん(論系ゼミ3期生)と蒲田駅で待ち合わせて「スリック」へ行く。今日は「スリック」のカフェ営業の最終日だ。店の外にも店内にもお客さんからの花束がいっぱい。

席は店内のテーブルを予約しておいたが、そのうちテラス席も客で埋まるだろう。その前にここで写真を撮る。

背景の壁の色がフォトスタジオのようでポートレイトにはもってこいなのだ。ホナミさんはたぶん年に2回くらいは「スリック」に来ているので、お馴染みの場所である。

最後の注文になるであろう紅茶は、私はポートランドブレックファースト、彼女はホットアップルスパイス。

シフォンケーキ、私はプレイン。

彼女はチーズスフレ。

居合わせた客とマダムとスタッフさんみんなで写真を撮る(左端のお二人は帯広からいらっしゃったそうだ)。こういう集合写真は初めてである。いやおうやく最終日の一種祝祭的な気分が盛り上がる。今日はこれから一体何組の客が来るのだろう。

1時間ほど滞在し、「私はまた夕方に顔を出しますね」と言って店を出る。

ランチを食べる前にお茶をしたので、ランチは少し散歩してお腹を減らしてからにしましょうと、池上へ。

本門寺にお参りをする前に「花くるま」を覗いてみたのだが、店の外まで客が並んでいた。梅園が見頃を迎えているのだろう、今日は本門寺周辺は人が多い。

線香の煙を頭に浴びるホナミさん。たぶん心の中で「もっと頭がよくなりますように」と念じている(笑)。

本門寺の境内にある「朗峰会館」の中に「人形町今半」が入っているので覗いてみたら、「本日は予約のお客様のみになります」と張り紙が出ていた。収容力のある店がいっぱいとは・・・今日は本門寺周辺でランチは難しいかもしれない。

本門寺公園を散歩する。ここには梅の花はなく(桜にはまだ早いので)静かなものである。

少し寒いのだが、コートを脱いでもらって撮影する。

さて、梅園の方へ行ってみましょうか。

梅園へ向かう途中の小寺にもいい梅の木がある。これは嚴定院の紅梅と白梅。先週来たときときよりも開花が進んでいる。

紅梅と白梅と青空。トリコロールである。

ここは南之院。メインストリートからちょっと脇に入った場所にあるためか、境内には誰もいなかったが、枝垂れ梅が見頃である。

大坊では「手づくり市」なるものが開かれていた。主催者のお一人である大宮さんと少しお話をする。今回が3回目の開催だそうである。大宮さんとは面識はないのだが、「隣町珈琲」のスタッフさんで、ツイッターもやっておれるので、私は少し彼女のことを知っている気になっている。ちょうど私のブログの読者の方がカフェで「大久保先生ですか?」と私に話しかけるのと同じである。

池上梅園は見頃を迎えていた。

そして週末ということもありかなりの人出であった。

青空を背景とした梅の花は美しかった。

でも、お腹はペコペコだった。体も冷え切っていた。それでも笑顔を絶やさない彼女が健気であった。

とにかく熱々の汁ものが食べたかった。池上駅から電車に乗り、お隣の蓮沼駅で降りて、「上むら」で鍋焼きうどんを食べたかった。しかし、時刻はすでに午後2時半で「上むら」は中休みの時間に入っていた。あちゃ。

そこから蒲田駅前まで歩き、「台湾菜館」にたどり着いた。ここは中休みはない。

2人とも特製五目湯麵を頼んだ。

あんがかかったスープは熱々である。救われるような思いで、私たちはスープを蓮華で口に運んだ。

デザートも頼んだ。五目湯麵は人間が運んできたが(熱いからだろう)、デザートは猫型のロボットが運んできた。

私は胡麻団子(一つ彼女にお裾分けした)、彼女は杏仁豆腐。私は胡麻団子が大好物なのだが、食事をせずに胡麻団子(500円)とポットのウーロン茶(500円)を喫茶気分で注文してもかまわないものなのか、お店の方に聞いてみたところ、「もちろんかまいません」とのことだった。それは嬉しいな。

ホナミさんは去年の9月に一戸建ての自宅を建てたのだが、庭にはどんな木を植えようか思案中であるという。第一候補は梅の木で、白梅を考えているそうである。庭に余裕があれば、紅梅も並べて植えたら綺麗でしょうね。

時刻は4時になった。彼女を駅の改札に見送り、ちょっと本屋で時間をつぶしてから、フィナーレに立ち会うために再び「スリック」へと向かった。

(つづく)


2月25日(土) 曇り

2023-02-26 21:46:26 | Weblog

7時45分、起床。

トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

食事をしながら『有吉のお金発見突撃!カネオ君』と『ドキュメント72時間』の再放送を観る。『カネオ君』は「ふりかけ」の特集。見ていると食べたくなる。『72時間』は福岡の高速バスターミナル。見ていると乗ってみたくなる・・・ということはありません。

昨日のブログを書いてアップする。

Moodleにアクセスするとデザインが変わっていた。「おかえりなさい大久保孝治さん!」と出る。「ホーム」のイメージなのだろうが、あまりピンと来ない。放蕩息子の帰還みたいじゃないか。

午後1時から教授会(オンライン)。Zoomの映像が乱れるので、最新のものに更新したら直った。

教授会は2時半頃に終わる。昼食を食べに出る。

駅前のナイナンバーカード申請受付所。暇そうである。

多摩川線で1つ隣の「矢口渡」へ。

「リヨン モアール」で朝食用の食パンを2斤買う。

「燈日」に到着。

さて、席は空いているかな。2回に1回は満席で引き返すのだが(外で待つのはイヤなので)、今日は空いていた。

食事メニューは前回と変わっていない。前回はころころ豚角煮丼を食べたので、今回は鱈の和風だしかけ定食にしよう。

小鉢は南瓜とひじき。

鱈はふっくら、和風だしはまろやか。とても美味しい。

和風だしはこばんにかけて残さずいただいた。ご馳走様でした。

食後にアイスカフェラテ。滞在時間は45分ほど。

矢口渡のホームで電車を待ちながら東急沿線情報誌『SALUS』3月号に目を通す。

これから「スリック」に顔を出すのだが、今日もマダムやスタッフの上杉さんは昼食をとる間もなく働いているだろう。差し入れに「まい泉」のカツサンドを買っていく。

「スリック」は店内が満席で、テラス席という選択もあったが、寒いので「別室」(併設のギャラリー)を選択する。

ここはここで落ち着いた空間で悪くない。

紅茶はダージリン。ポットの手は上杉さん。

シフォンケーキはオランジェット。

手の空いたマダムがやってきておしゃべりの相手をしていただく。たぶん疲れはピークを迎えていると思われる。いよいよ明日はフィナーレという高揚した気分でもっているのだと思う。

閉店時間の少し前に店を出る。

夕食は豚シャブ。

豚シャブだけだといささか単調なので、アサリの佃煮と温泉玉子がいい仕事をしている。

食事をしながら『異世界居酒屋のぶ』と『星降る夜に』を録画で観る。『異世界居酒屋のぶ』は今シーズンは穏やかな心温まる話だばりだ。『星降る夜に』は最後に怖いシーンで、それまでの心温まる話がふっとんだ。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。


2月24日(金) 曇り

2023-02-25 12:12:37 | Weblog

7時45分、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の軽めの朝食。

本日の『舞いあがれ!』。オープンファクトリーは無事終了。笠松の娘と孫との仲も改善された。めでたし、めでたし。ドラマは残り一か月。どういう着陸の仕方をするのだろう。悠人の出番がどこかで来ることは間違いないと思うが。

昨日のブログをアップする。

10時に卒業生のナオさん(97年、一文卒)と蒲田駅で待ち合わせる。卒業生と蒲田周辺でカフェをするとき、待ち合わせの時間は、11時半というのが一番多い。ちょうどお昼時ということもあるし、遠方から来る卒業生も少なくないからだ。10時待ち合わせというのは飛びぬけて早いが、最初、彼女は「9時半に行けます」と言ったのである。びっくりである。しかし、専業主婦である彼女に言わせると、子供たち(小5と小1)を学校に送り出した後の午前中というのが一番自由になる時間なのだという。そういわれてみれば、たしかにそうであろう。というわけでモーニングから始まるカフェ巡りという初めての試みとなったのである。

今日は山ガール的なファッションですね(バーボンストリートで)。

10時開店の「テラス・ドルチェ」へ行く。彼女は就職したころ、会社の寮が京急空港線の大鳥居にあって、蒲田はよくぶらぶらした場所で、「テラス・ドルチェ」にも来たことがあるそうだ。

私はチキンピラフのセットを注文。朝食を軽めにしておいたのはこの早めのランチのためである。

彼女はチーズトーストのモーニングセット。

彼女は私が早稲田で教え始めた最初期の学生の一人である。専修は人文であったが(私と同じ)、卒論の指導を担当したのである。彼女の卒論のテーマは『北の国から』であった。彼女に言わせると、「高校と大学の友人を除けば、私にとって先生が最も古く、長くお付き合いさせていただいている方です」とのことである。もっとも卒業生とカフェで会うという習慣は東日本の震災後のものなので、彼女とのカフェは当初からお子さん連れで始まった。そして最近になって単身でのカフェとなったのである。文構のゼミの学生の場合とは順序が逆なのである。

二軒目のカフェは「まやんち」へ。予約をしていなかったので、開店(11時半)の15分前にダメ元で行ってみたら、予約でほとんで埋まっているテーブルが一つだけ空いていた。ラッキーだった。

私はモーロッツ・カーカ(キャロットケーキ)、彼女はフリジエ、紅茶は2人ともディンブラを注文。

彼女は「まやんち」にも昔、何度か来たことがあるそうだが、名物のピーチメルバは食べたことがない。彼女は食感の柔らかい果物(桃、洋梨、イチジクなど)が苦手なのである。好きな果物はイチゴ。今日のはあまおうのようである。

彼女は小説をよく読むが、持ち運びに便利な文庫本派である。好きな作家の新刊も文庫本になるのを待って読むのである。「よく待てるね」と思うが、村上春樹は例外で、前作の『騎士団長殺し』は単行本で購入して読んだそうだ。4月の新作もたぶんそうするだろうとのこと。私も書下ろしはもちろん単行本で読むが、雑誌連載の短篇集は単行本になる前に雑誌を購入して読んでいる(たぶんそういう読者のためだろう、単行本には書下ろしの一篇が入っていることが多い)。

「まやんち」は一時の「黙食」を脱して、「マスクをして小さな声で話す」というレベルになっている。

3軒目のカフェに行くには時間が中途半端だったので、東急プラザの屋上(かたま園)でおしゃべりをする。小5の長男は来年中学受験だそうである。受験期のお子さんのいる家庭はいろいろと気を遣うことが多いだろう。また息抜きにモーニングカフェをいたしましょう。

ナオさんを改札で見送って、帰宅。ちょっと昼寝。

夕方、散歩に出る。

「スリック」に顔を出す。昨日はダリヤだったが、今日はミモザが飾られている。

今日も大忙しだったそうだ。紅茶はキームン。

シフォンケーキはブラウンシュガー&ナッツ。

私が本日最後の客となった。いよいよ明日と明後日の残り二日である。

夕食は麻婆茄子、菊芋とほうれん草とベーコンの炒め、卵とワカメのスープ、ごはん。

食事をしながら『リバーサル・オーケストラ』第7話(録画)を観る。今回はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の問題のヴァイオリン独奏部分を初音がトラウマを克服して見事を弾いた。

食後、チャイの毛玉取り。おとなしくしていないからけっこう大変な作業なのである。

卒業生のサキさんから今日二人目のお子さんを無事出産されたと連絡が入る。今度は男の子。あらかじめ決めていたのだろう、名前は「慶」君である。お母さんはワセジョだけど(笑)。しかも「早紀」さんだけど(笑)。仲の良い親子になってほしい。おめでとう!

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。