突然ですが、
クラヴィコードを借りることになりました。
クラヴィコードは、バッハが愛した楽器として知られていますが、
たいへん小さな音の鍵盤楽器。
蓋を閉めると、一見テーブルのように見える直方体です。
キイを押すと、梃子の原理で反対側が上がり
その先に付いている金属製のタンジェントが弦を押し上げ音が鳴る、というもの。
チェンバロと違って(チェンバロは弦をはじきます)
一音一音タッチによって強弱が付けられる。
そのニュアンスをバッハは愛したのでしょう。
もちろんモーツァルトなどにもお馴染みの楽器。
持ち運びが比較的簡単で
彼が演奏旅行に出掛けるときには携行した(はず)。
ホールでの演奏会などでは
たぶん音が繊細過ぎて無理っぽいけど
うちの音楽室ほどの大きさにはちょうどいい感じ。
来週水曜日には届くことになっています。