河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/30(土)13時半【生演奏でバッハを③】「フランス組曲」3番、6番。NHK文化センター京都教室(大丸より徒歩5分)

K.533 ヘ長調ソナタ!

2016-07-27 00:26:00 | ミニ演奏付き講演会
今度の土曜、京都大丸からすぐのところで。

今回は、ヘ長調ソナタK.533を中心に。

モーツァルトの鍵盤曲の白眉は、もちろんピアノ協奏曲群ですが、
ソロ作品の中で、私見では、このヘ長調ソナタがダントツ。

出自をいうと、
第一楽章と第二楽章は、もともとソナタとして構想されたものではないetc.
ということもあるせいか、
めちゃポリフォニックで、だから、めちゃすばらしい!!

お父ちゃん・レオポルトに、
いっつも「聴衆にわかりやすい曲を」と言われ続けていたウォルフガングが、
お父ちゃんが亡くなったことによって、その枷が取れて書いた曲、
と思います。

一聴、ひょっとしてわかりにくいか(?)もしれないけど、
他のソナタとは全然異なる次元の、素晴らしいソナタ。

いま練習中だけど、弾くたびにトリハダの箇所がいくつか。

徹底解説・・・実演しながら+演奏します!
(あと、ポリフォニーについて → ジュピター交響曲もふまえてなども)






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K.310 ソナタ とK.364 協奏交響曲

2016-07-09 15:12:06 | モーツァルト関連
先日、東京で紀尾井シンフォニエッタ演奏会を聞いていて、発見!

モーツァルト「K.310イ短調ソナタ」と、
「K.364 ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調」って
まったく表裏の関係!!

きわめて珍しい「Allegro maestoso」という発想記号が両曲の第一楽章にあることを始め(両曲とも4/4)、
第二楽章 Andante 3/4、
第三楽章 Presto 2/4 も全く同じ。

調性は表裏の関係で、
「イ短調ソナタ」の方は、Ⅰ短調、Ⅱ長調、Ⅲ短調。
対して「協奏交響曲」は、Ⅰ長調、Ⅱ短調、Ⅲ長調。

両曲ともパリ、マンハイム大旅行の後の作品(1778年と1779年)。
両曲とも、短調の曲の深淵と、だからこその長調の光がきわだつ。

モーツァルトの光と翳。

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