河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

来年3/10(土)13時半【生演奏でバッハを】「イギリス組曲」5番、6番。NHK文化センター京都教室(大丸より徒歩5分)

「調べの変容」~前衛短歌以降~

2017-07-18 23:36:06 | 短歌
昨日の歌人集会大会「調べの変容」。
180名ほどの参加があり盛会でした。

後半パネリストの一人として参加。以下、私個人として事後に気づいたことを備忘的に。

✦塚本邦雄など前衛短歌の句跨りは、よりエネルギーを得て一首を強固にするため。
対して最近の口語短歌の句跨りは、口語の軽さ、内容の軽さを補うためか。

✦あるフレーズを、「句跨り」として読む人もいれば「読み下し」する人もいる。

✦あと、レジュメに書いたことですが、
〈韻(母音、子音の組み合わせや、音と音の続き柄)〉、〈律(リズム)〉、〈表記〉、〈音の高低〉、〈意味〉といったものの混ざり具合、混ざるバランスが一首を決めるのだと思うが、それを分析することの、ほぼ不可能感。。。

✦「ポップミュージックと日本語」
=吉田拓郎1972年ヒット曲「結婚しようよ」の冒頭「ぼくの髪~が・・」の部分。
「かみ~が~」と「み」にメロディの強拍が当たっていて、コトバの強拍とずれる。
それは、欧米起源のポップな音楽に非常にノリにくい日本語を、英語的に聞こえさせる手段の一つ。

✦その「ずらし」はポップスでは今や一般的で、それと句跨りには密接な関係があるか。
つまり、第二句以下のあたま(一拍目)に、一単語の最初の音が来ないということ。

✦そこで、陳腐な一首を(いま作りました)。
「結婚はいつか僕の髪が伸びて肩までとどくその日にしよう」
=「けっこんは/いつかぼくのか/みがのびて/かたまでとどく/そのひにしよう」。

✦日本語が発話される時のテンポの変化
=明治時代の曲(歌)には、二小節でだいたい5音(「荒城の月」はーるーこーろーのー、や、きーみーがーよーはー・・etc.)。
対して「結婚しようよ」では13音。つまり早口になっている。
(たとえば、一秒間に発話される、英語と日本語のの情報量の差)→ 現代口語短歌の早口感。

✦文語にはきわめて少なかった撥音(ん)、促音(っ)、長音(ー)や、カタカナ語(ティ、ヴァなど)の増加によって、口語短歌は、音的には豊富になったか。

✦シンコペーション語(アクセントが、たとえば2音目に来る語)を、けっこうみんな無意識的に愛用しているのでは? 
例=自転車(タタンタ)、地平線(タタータン)、葡萄(タタ-)、キリン(タタン)などなど。

✦たまたま今Eテレ「2355」をみていて、ヤドカリの歌があって、そのヤドカリの名前が「ドカリン」(かわいい!)
・・それって、「やどかり」の「ど」を強拍=一拍目ということにして、
「や」は、前の小節の最後の拍で、それが省略された形ですね。(^^)

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現代短歌「調べの変容」in 大阪

2017-07-16 19:06:51 | 短歌
いよいよ明日となりました! 

現代短歌の「調べ」がどのように変化しているか、皆さんと考えます。

いちおう私は歌人としてお話する予定。(^^)

大辻隆弘さん、穂村 弘さんのお話、とってもおもしろいと思います。

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読売新聞

2016-09-15 18:29:42 | 短歌
読売新聞に掲載されました。

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第12回葛原妙子賞受賞しました

2016-06-02 03:41:15 | 短歌
このたび、第12回葛原妙子賞を頂きました。

5月27日、東京如水会館での授賞式。


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週刊新潮

2015-09-10 12:37:50 | 短歌
『週刊新潮』2015年9月17日号の「新々句歌歳時記」に、
河野美砂子の新歌集『ゼクエンツ』の一首が取り上げられました。

俵万智氏による鑑賞文が掲載されています。 

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第二歌集『ゼクエンツ』でました!

2015-07-04 23:48:49 | 短歌
遅ればせながら・・・

第二歌集となる『ゼクエンツ』が発売となりました。

『無言歌』から11年ぶりとなります。

内容はともかく、スタイリッシュな装本、とのお声を頂きました。
音楽が聞こえてきそう、とも。

詳細は、こちらへ。

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あと10首

2015-06-22 00:16:15 | 短歌
ようやく13首完成。

また別の締め切り過ぎた10首。。。。


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ワムコン10終わって

2015-06-17 01:56:26 | 短歌
締切過ぎた13首。。。。

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その目次

2015-04-05 23:32:43 | 短歌
神楽岡歌会100回記念誌の目次です。
クリックすると大きくなります。


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神楽岡歌会100回記念誌

2015-04-05 23:28:18 | 短歌
荒神橋歌会 → 左岸の会 → 神楽岡歌会という流れの中で、神楽岡歌会100回記念冊子が出ました。

現代短歌の牽引者=岡井隆さんインタビューや、
約20年にわたる3歌会の歴史(荒神橋歌会については河野美砂子が執筆)、
参加者の15首+エッセイ、座談会という内容。

1000円だそうです。
題字は岡井さん。

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ただいま

2015-01-01 01:54:17 | 短歌
重い重い腰をあげて(比喩です)ただいま、第二歌集編集中。

4年ほど前にやりかけて、そのままになってた・・・。

歌集名募集中デス。



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「ヘミオラ」と「句まがたり」

2014-11-28 23:20:03 | 短歌
角川『短歌』12月号の月評のうち、
少しですが「バロック音楽におけるヘミオラ」と「句またがり」の共通性を書いたところ
けっこう反応アリです。♪

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角川「短歌」12月号

2014-11-25 22:39:06 | 短歌
角川『短歌』2014年12月号(ただ今発売中)に、
河野美砂子の散文「短歌月評」が5ページにわたって掲載されています。

前月号の作品批評です。
馬場あき子、穂村弘各氏などの作品について長文を書きました。
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角川「短歌」11月号

2014-10-27 01:07:58 | 短歌
角川『短歌』11月号、只今発売中ですが、先月号につづき
「短歌月評」を6ページにわたって書いています。

今月号は「角川短歌賞」発表の号。

先月号は、「角川短歌賞」の今まで60回分の全作品が読める特別付録があり
前世紀の私の50首も掲載されました。

来月号も月評書きます。

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角川「短歌」10月号

2014-09-29 01:03:30 | 短歌
月刊『短歌』(角川)10月号に、6ページにわたって「短歌月評」書きました。
前月号の作品批評で、三か月間担当します。

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