河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

3/10(土)13時半【生演奏でバッハを】「イギリス組曲」5番、6番。NHK文化センター京都教室(大丸より徒歩5分)

ボストリッジのカオ

2009-05-28 23:05:28 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
たまたま途中から見たBSの「ボストリッジ・テノールリサイタル」。

ボストリッジは、私はもちろん今までにCDで聞いていて
その声、というより音程の綺麗さでは随一、という印象。
(たしか「冬の旅」の、ヘンな演技付きのDVD見た記憶あるが)

歌曲集「冬の言葉」から   ( ブリテン曲 / ハーディー詩 )
I 十一月のたそがれ
II グレート・ウェスタンの真夜中
III せきれいと赤ん坊
IV 古い小机
V 聖歌隊指揮者の葬式
VI いばった歌い手たち
VII 停車場で
VIII 生まれる前と死んでから

詩ともども、なかなか存在感のある音楽だった。

ブリテンの歌曲は、私は初めて聴いたけど
ほとんど歌は、伴奏ピアノとぶつかる音程ばかりのところ
ボストリッジはほんとに綺麗に「ぶつかる」。

音程というのは
もちろんチューナー等で機械的に「正しい音程」というものが存在するのだが
人間の耳にとっての快感というか
「最も美しい音程」というものがあって
それは
本当にただの一点でしかない(ほんの何分の1ヘルツでも違ったら×)。

もうちょっと正確にいうと、
それは音程のみの話ではなく
音質(今の場合は「声の音色」)とも密接に関係していて
たぶん
音程+音質のバランスがぴったりしたとき
「美しい」と私は感じるのだと思う。

(だから、よくあるネット上でのサイトで、音程のみを電子音で聞かせて云々するということは、やはりナンセンスとしか言いようがない、と思います。
どんなに理想的な音程で再現しても、その音色や表現が「機械的」では、まったく美しくない。

逆にいえば、やや音程が高め、あるいは低めでも、その時の音色や表情と一体となって「音楽」として聞こえてきたとき、その高めまたは低めの音程が、言われもなく説得力を持つのです。
少なくとも私はそういう例をたくさん知っています。)

・・・ということで
ボストリッジは
その音程(と音質)の点では本当に本当に信じられないほど綺麗だった。

ただ、その歌う姿というかカオが
なんというか、ちょっと違和感が・・・。

ボストリッジ自身は長身スマートな青年で
お顔も、いわゆるイギリス人(アングロサクソン)みたいな・・
決してブサイクではないどころか、イケメンっぽい。

なのに、カオや口をヘンにゆがめ
あるいは、客席に真正面に向かわないで歌う・・・。
それは歌詞の内容に影響されて・・・?

あのゆがんだカオや口から
あの美しい声と音程が聞こえてくるのが
なんとも不思議だった。

後半の曲、カワードという人の曲と、ポーターという人の曲
いずれも半分ポピュラーっぽい軽いもの。

ここではボストリッジは
ずっとポケットに手を突っ込んで歌ってた!
(昔のクラシックリサイタルでは考えられないデス)

時代は変わるのね。

そういえば衣装も
ソリストもピアニストも上着こそタキシードだけど
ネクタイなし(!)で
おしゃれな白いブラウスっぽいもので
一番上のボタンをはずして。

ピアノのジュリアス・ドレイクは素晴らしかった。

でも
演奏後、ソリストよりも先に引っ込むのも
時代が変わったのね~、と思いました。

・・・・
いま調べたところ
ボストリッジについて以下のことがわかりました。

・・・オックスフォードどケンブリッジ大学で哲学と歴史を学び、1990年に博士号を取得。専門は中世ヨーロッパの魔術師でこの分野でも若手の権威として知られている。・・・

「中世ヨーロッパの魔術師」!!

そう、まさにそんなカオでした!!!


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ざんねん桑田佳祐

2009-05-24 21:31:13 | その他・ものまね、プロレス、など
5月4日の日記「天才!桑田佳祐!!」を書いたあと
5月6日に、youtube のアドレスを貼り付けたのだけど
とっても残念なことに
それ、もう見られなくなりました。

「音楽寅さん」番組TV局からのクレームで
削除されたらしい。

ほんとにほんっとに残念。
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バッハ二態

2009-05-20 23:55:42 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
先日からNHKBSで
たまたま見たバッハ演奏ふたつ。

一つは
フランク・ペーター・ツィンマーマンのヴァイオリン、
エンリコ・パーチェがピアノで
バッハのヴァイオリンソナタ6曲。

もう一つは、これは途中から見たのだけど
サックス平野公崇の「バッハプロジェクト」。

これは本人の編曲で、
無伴奏チェロソナタ第3番プレリュード
G線上のアリア(弦楽+チェンバロとともに)
ゴールドベルク変奏曲より(同上)など。
(コントラバス・ガンちゃん、ヴィオラ・安藤嬢など)

ツィンマーマンの方は
曲自体が何しろ好きなので、
特に6番のピアノ(チェンバロ)ソロ部分(ヴァイオリンはこの間お休みです)が聴きたかったこともあって
明け方の4時まで!

その演奏の前に(以下番組紹介より)

【フランク・ペーター・ツィンマーマンは世界最高レベルのバイオリニスト。
これは彼とエンリコ・パーチェによるバッハの6つのソナタの収録を追ったドキュメンタリー。
彼らにとってバッハとは? 古いドイツ音楽を演奏する際に彼らは何を考えているのか?
古い貴重なバイオリンはツィンマーマンにとってどんな意味をもつのか?
なぜパーチェは古いイタリアのピアノを弾くのか?
こういった疑問に焦点をあてたドキュメンタリー。】

というのが放送されたらしいのだけど
残念ながら見られなかった!

21世紀に生きる私達が
バッハをどのように演奏するのか、ということ。

ちょうど私も
フォルテピアノやチェンバロ、クラヴィコードを
借りたり買ったりすることも視野に入れて
いろいろ考え初めているところでした。

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直木賞の山本さんと鼎談することになりました

2009-05-19 00:47:17 | 他のジャンルと音楽
京都新聞社主催の催しのお知らせです。   

   ★ソフィア京都フォーラム2009 鼎談「日本の匠 心と技」
  
 「利休にたずねよ」で第140回直木賞を受賞された山本兼一さんを囲んで、女流陶芸家の諏訪蘇山氏とともに語り合います。

   ■出演  山本兼一氏(第140回直木賞受賞)
          諏訪蘇山氏(女流陶芸家)
          河野美砂子(ピアニスト・歌人)
          コーディネーター   吉澤健吉氏(京都新聞総合研究所長)
   
   ■2009年6月6日(土)午後2時(1時開場)
   ■大谷大学講堂(地下鉄「北大路駅」下車すぐ)
   ■入場料  500円(京都新聞トマト倶楽部会員は無料)
   ■申し込み
はがきか、ファクス 075(255)9763 に郵便番号、住所、氏名、電話番号、参加人数、京都新聞トマト倶楽部会員は会員番号を明記して、5月30日(土)までに、〒604-8567(住所不要)京都新聞COM事業部「ソフィア京都フォーラム」係へ。
Eメールsophia@mb.kyoto-np.co.jpでも可。
定員500人。応募多数の場合は抽選。

   ■問い合わせ   京都新聞COM事業部  電話 075(255)9796
   ■主催   京都新聞社
   ■後援   京都府、京都市
   ■協力   大谷大学

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シューマン講演会

2009-05-17 23:42:32 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
「シューマンの青春」と題する講演会、本日無事終了。
40名ほどの方が参加、皆さん熱心に聴いてくださいました。

講演会の中で
いつも少しだけ演奏もするのですが、

今回演奏予定の「子供の情景op.15」の第1曲目冒頭に
B(シ♭)A(ラ)C(ド)H(シ)・・・「バッハ」が隠されていたことに
昨日の夜中になって気づいて(アセリ)!

皆さんに渡す資料を
今朝になってもう一度作り直す、というハメに。

この曲って
もうン十年も弾いてるのだけど
今まで気づかんかった~。

今日は他に
「謝肉祭」の中の「ASCH」の話(文字=音符・・そういうシバリがあるからこそ作品として長く残る・・てなこと)をはじめ

「詩人の恋」の、歌詞と音楽の絶妙なバランスのこと
プラス、このいかにも切ない音楽はなぜ「切ない」と感じるのか
(音型+音程のぶつかったものが解決する等)とか、

「フモレスケ」の中の「演奏されないが心の中で聞く音符」の話、

あるいは
ショパンとシューマンの違いなどをお話しました。

ピアノコンチェルトも少し聴いてもらって
その中に
「謝肉祭」の中の「ショパン」とそっくりな部分があるのも聞いて頂きました。

あっという間の2時間でした。

次回はラヴェルを取り上げる予定です。
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人生に「偶然」はない?

2009-05-16 14:13:37 | モーツァルトに会いたい5
明日のシューマン講演会の準備をしていたら
いろいろと偶然が重なる。

つい先日発売になった講談社文芸文庫の
杉本秀太郎著「伊藤静雄」をぱらぱらめくっていると
シューマン「フモレスケop.20」について書いてある!

明日、「フモレスケ」について話そうかと調べてる最中のこと。

この「伊藤静雄」(明治生まれの詩人)は
原本はずいぶん前に書かれていて
私は全5巻「杉本秀太郎文粋」の中で読んでたはずだけど・・・すっかり忘れてた。

今回文庫本としての新刊で
新たに著者杉本先生の詳しい年譜つき。

そこに
私の名前が出てました!

  二〇〇九年三月二〇日、京都府民ホール「アルティ」に
  河野美砂子リサイタル(「モーツァルトに会いたい」最終第五回)を聴く。

・・・
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シューマンって人と音楽

2009-05-15 02:37:08 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
今度の日曜日17日の講演会「シューマンの青春」の
準備に追われてます。

シューマンは
私にとって「青春」の代名詞。

まず小学校5年生のころ
「子供の情景」が異常に好きになり
祖父が持っていたアニー・フィッシャーのレコードを
ホント毎日のように聞いてた。
(もう一曲のお気に入りは、サンソン・フランソワが弾く「黒鍵」でした。)

自分でも弾くようになって
自分の演奏を録音(オープンリールのばかでっかいテープレコーダーでした)、
自分で自分をレッスン、つまり
ヘタなところを箇条書きにして
ちょっとでもうまく弾きたかったみたい。

学校で影絵をすることになり(作法室という、畳敷きの教室がありました)、
私がストーリーを自作、
ポペポペ・プンプという王様主人公の物語のBGMに
「子供の情景」を使ったはず。

芸大生のころも
何しろシューマンが好きで・・・。

つづきはまた明日。


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チケット71000円

2009-05-11 20:37:55 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
先週の金曜、
グスタフ・レオンハルトのチェンバロ演奏会(兵庫県立芸文センター小ホール)。

当日券で、と思ってたら
あまい、あまい。
チケット完売でどうしようもない。

ネット検索したところ
ヤフーオークションで
9000円のチケットが、なんと71000円!!(もう終了してました。)

もうこれで最後かも、ということもあったかもしれないけど
それにしても・・・!!

レオンハルトの音楽って
本当に正統派というか
他の誰とも格が違う、ヨーロッパのいい意味での伝統がそのまま流れてるというか・・・
その分、観客に媚びるようなところは一切なし。

はたしてその音楽の良さ凄さがどこまで理解されてるのか
ちょっと疑問だけど。

・・・数年前、京都公演(コンサートホール小)があったとき
これが最後かも、ということで
大ホールで芸大定期をやっているにもかかわらず(!)
ピアノ科の学生連れて
聞きにいったものです。

思い出すのは、
前半の演奏が終わったあと
お客さん全員にホールから出てもらって
レオンハルト自身が調律してた姿・・・。

レオンハルトさん、また来てください。




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警察署の壁面に出っ張ってるマーク

2009-05-08 22:23:39 | その他・ものまね、プロレス、など
・・・どこかの警察署。

その建物の正面にある
金色の星印に似たようなマーク(?)
・・・これは建物の壁面から出っ張ってるのだけど

そこが
電線に引っかかって
その電線が ∧ みたいな形になってる・・・。

・・・
昨日の夜中、
TVの番組で
芸人何人かが集まって
今までみた
けったいな夢を語り合う、というのがあった。

芸人の話ってどこまでホントかわからないけど
けっこうリアルなケッタイさだった。

その続きの企画として
その芸人たちがTV局に泊り込み
次の朝、その直前にみた夢を言う、というのもあった。

そのことが印象深かったせいか
今朝わたしがみた夢というのは、
ストーリーは覚えてないけど
場面としてはけっこうヘンでした・・・。


これって
どういう深層心理なんでしょうね・・?

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桑田佳祐のそらみみYoutube

2009-05-06 21:15:00 | その他・ものまね、プロレス、など
http://www.youtube.com/watch?v=SyJuVj_VezE&feature=related


グーグルクロームをダウンロードしてから
このgooブログ内でのリンクの貼り方がわからなくなってしまった・・・。

上記のyoutube画像、文字(日本語と英語)をよく見ないと面白さがわかりません。

ここで見られるのはそのほんの一部ですが、原曲をよく知ってる人ほど、その凄さに驚愕するでしょう。


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天才!桑田佳祐!!

2009-05-04 23:37:40 | その他・ものまね、プロレス、など
今お風呂あがって
たまたまonした関西TVの番組「桑田佳祐の音楽寅さん」の

そらみみ「アビィロード」「アベーロード」が
すばらしい!!!

ビートルズの伝説のアルバム「アビィロード」を
ほぼ全曲、そらみみ(英語の歌詞を日本語として聞く)で歌ってる!!!

しかも全編、政治や世相批判、風刺。

う~ん、ホンマようやる、感激です。

ずっとほぼ裸のまま
大ウケ連続で聞きほれてしまいました。



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残念だったG

2009-05-03 13:44:07 | おいしいもの
昨日のIル・Gットーネ。

最近は京都にもう1店開店したり
東京にも支店があるみたい。

予約を取るのが難しいお店とかで
食事おいしかったし
値段もそんなに高すぎることもなかったのだけど

残念ながら
有名店によくあるムニャムニャ(ご想像ください)・・・。

そういえば
今までも何度か
いわゆる有名店で同じような思いをしたことがあった。

割烹の浜〇、イタリアンのT〇・・・。

もちろんそれと反対に、
お店の人に感心した経験もたくさんある。

J心庵、Mなみ、Y志屋、S本など。

・・・この4店を見て今気づいたのだけど
これらのお店はいずれも
ある程度年齢を重ねた
若くはない人たちが対応してくれる(つまりマニュアルではなく相手=人間を見ての対応)。

それに対して
昨日のギ〇とかT〇は
若い人の対応で、つまり相手をあまり人間として見てない。

もちろん例外はあって
だった浜〇は年配の大将だったし、
だったお店のBッカ・Dル・Vーノは若い人だった。

・・・・
気持ちよくおいしく食事するって
なかなか難しいものですね。


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練習のあと

2009-05-02 16:42:15 | おいしいもの
今日は夕方から
6月本番の
ベートーヴェンのトリプルコンチェルトの3人合わせ。

なかなか3人の日程が合わないので
できるときにやっとこう、ということで。

その後、八坂の塔の下にある
イル・ギオットーネへ。

いつもは
行き当たりばったりで食べに行くのだけど
ここは
だいぶ前から予約してた。

とってもたのしみ。

・・・ということで、
おいしいものの前に
さらいます。

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