河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/30(土)13時半【生演奏でバッハを③】「フランス組曲」3番、6番。NHK文化センター京都教室(大丸より徒歩5分)

本番と原稿締切

2007-04-30 22:28:05 | 演奏会「モーツァルトに会いたい・2」
6月4日締切→10日本番→7月3日締切→6日本番→8月1日締切。

原稿1回につき5600字あまり(400字詰原稿用紙約14枚分!)なので
けっこう分量あります。

角川書店の月刊総合誌「短歌」の「短歌月評」を
7月号より3回にわたって書くことになりましたが、
その原稿締切日が
「モーツァルトに会いたい・2」の演奏会本番と
みごとに重なりました。

6月はなんとかなるとして、
7月、小林氏との練習は直前の3日間のみなので
締切日絶対厳守でがんばらなくちゃ。

…とりあえずカラダが資本。

明日はヨガへ行ってきます。


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「尾花」の鰻とベートーヴェン

2007-04-28 23:58:18 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
昨日は東京でした。

あわただしく今日の夜8時に京都の家に帰り、それから
ベートーヴェン・Op.24「スプリングソナタ(春)」をさらいました。

急に頼まれた明日の本番のためです。

今日は、東京で新幹線に乗る前
「尾花」へ行ってきました。

ここの鰻、久しぶりでしたが
あれだけ待たされても(注文を聞いてから鰻を割く+予約できずお客が多い)
やっぱり行ってホントに良かったです。

うざく(ここのは鰻自体が美味しい)、うまき、白焼き、お漬物、うな重、肝吸い。

尾花の鰻は、上品というか、滋味深いというか。
いわゆる「こってり系」ではないところが素晴らしい。

鰻自体に力があって、それで勝負できるので
タレの味でごまかさないのでしょう。

で、今日、夜スプリングソナタをさらいながら、

この曲って
尾花の鰻みたい

と、単純にこじつけてしまいました。

ベートーヴェン自身とその作品全体は「こってり系」に違いありませんが
その中で「スプリング」って、一見(一聴)例外的に穏やかでさわやか。

でもやっぱり、
ちゃんと楽譜を読んで弾いてみると
とんでもない。

ものすごいエネルギーが充満しています。

そのエネルギーを内的に秘めた上で
あの曲を弾くべきなのです。

一見上品な尾花の鰻。
でも食べてみると、滋養豊かな鰻の力。

明日のスプリングソナタも
そのように弾きたいとおもいます。



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告別式の音楽

2007-04-27 01:56:17 | モーツァルト関連
式が始まるまで、ぼんやりと椅子に座りながら
流れてくる音楽(BGM)を聞くともなく聞いていました。

一昨日のお通夜、昨日の告別式に参列して考えだしたのですが
もし自分だったら、そういう時の音楽は何にするか、ということ。

自分の式を、やってもらうかどうかというモンダイは別にしても
自分が、式を取り仕切る立場にならないとも限りませんよね。

「マタイ受難曲」は、私(今の)には重すぎる気がする……。

バッハのカンタータはどれを取ってもすべていいかもしれない、
でも、人間の声が入るのは、ひょっとしたら生々しすぎるかな……。

昭和天皇崩御前のNHKラジオでは
たしか延々とベートーヴェンの弦楽四重奏を流していたはずですけれど。
後期のベートーヴェンはやっぱり重過ぎ?

告別式にレクイエム、というの
私個人としては、あまりにもピッタリすぎる気がして……。

たとえば、バッハの無伴奏チェロ組曲なら
2番ニ短調プレリュードやサラバンドの深刻さよりも、
6番ニ長調サラバンドの豊かさの方が、私にはしっくり来るのです。

で、結局、想像の上で今のところベストと思われるのは
モーツァルトの弦楽四重奏曲。
これを順番に。

どうかしら?



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白木蓮(はくれん)のひかり

2007-04-25 22:30:52 | 短歌
はくれんのひかりかはらず父死なば長子は遺骨、次子は遺影を  小池 光

今日は、ある方の告別式がありました。

早春のほんの2,3日、柔らかいミルク色の花をひらく木蓮。
現実の今は、もうその花の季節は過ぎてしまい上記の短歌の情景とは少しずれるのですが、やはりこの歌を思い出してしまいました。

長子と次子がその親の遺骨と遺影を持って歩くときの、ある感慨。

それをこの歌は、あますことなく白木蓮の情景に託し歌い得ているのでしょう。


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K.542 ホ長調

2007-04-23 23:41:16 | 演奏会「モーツァルトに会いたい・2」
演奏会「モーツァルトに会いたい・2」。
2プログラムのうちの「ピアノトリオ」(6月10日)、ホ長調K.542を今日は一人でさらいました。

10年以上前に本番で弾いたことありますが、その時はじめてこの曲に出会って、まず驚きました。
モーツァルトの曲の中ではどう考えても有名でなく地味な存在ですが、特に第1楽章、なんでこんなに上等なん?! とほとんど叫びたかったです。

また第2楽章、いわゆるカンタービレの緩徐楽章ではないのですが、その冒頭のリズムというか拍子感が特徴的で、たいへん刺激を受けました。

あんまり面白く思ったので、その年の年賀状に、この第2楽章冒頭の楽譜をわざと小節線ナシで印刷し、「この曲に小節線を入れてみましょう。」とかなんとか、今から思えばお正月からイヤミなこと書いて、皆さんに出したりしました。


今回弾いてみて感じるのは、16分音符の連続パッセージがたくさん出てくるのですが、それぞれがなんとニュアンス豊かであることよ!というようなことです。

そのニュアンスの妙味を実際に音に出すのが、なんとも「喜び」ですね。


……そろそろまた「アマデウスへの手紙」を書く時期になってきたのでしょうか?

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指揮者志望

2007-04-21 22:31:15 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
指揮者志望の若い男の子が、初めてのレッスンに来ました。
この一年、徹底的にピアノやソルフェージュ、聴音などをやりたい、とのこと。

優秀な若い指揮者を育てるので近頃有名になられた、Y浅氏の生徒さんです。
Y浅氏が、ピアノをしこたまやれ、とおっしゃって私の名前を出されたとか。

しごいたげます、と言ってしまいました。

でも、やる気があるのはすごくいいことで、その若者の言うコトがすごい。
この1年でベートーヴェンのピアノソナタ全部やりたい、平均律も全曲弾きたい etc.

私もうれしくなって
ベートーヴェンやるなら、Op.2 の第1番から順番にやって
ピアノソナタだけでなく、同時期の室内楽やシンフォニーなども視野に入れること、
私が知らないことまで勉強して、私に教えるつもりでね、と。

Y浅氏が「ピアノを徹底的にやれ」とおっしゃったのは、まぁ当たり前というば当たり前だけど、さすがです。

オケマンが、時に指揮者イジメをしたりする(?)のは、指揮者さんが、音楽家として尊敬できるだけの実力(膨大な勉強の蓄積と実地体験が必要)がなかったり、あるいは、現場で実際に音を出すモノの苦労を知らなかったりすることが遠因の一つと思われます。

それを克服するのに、とりあえずピアノで「音楽を」勉強するのが(「ピアノを」勉強するのではなく)最も有効なのは明らかでしょうね。

それで思い出すのは、イヴァルディさん。
今月初めの日記に書きましたが、フランスアカデミーのピアニスト。
ソロはほとんど弾かれなくて、もっぱら室内楽。
(……その気持ち、わかります。)
彼は、本当の意味の「音楽家」で、その音楽を表すのにピアノという楽器を用いているって感じ。
もう70歳を越えていらっしゃるのでは、と思いますが、フランスまで追っかけをする人もいるくらい。


Y浅氏も出演される、O澤S爾氏の公開セミナーが7月に京都でまた開かれるそうです。
イヴァルディさんと似たタイプのピアニスト、ウィーン在住のM石氏も出演されるはずで、楽しみにしています。
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音楽と詩の朗読

2007-04-20 22:30:49 | モーツァルト関連
T川S太郎さんの詩の朗読、T川K作さんのジャズピアノ、それに木管アンサンブルという舞台を昨日はみました。

詩の朗読と音楽。
とても魅力的ですが、実際にひとつの舞台にまとめるのってたぶんとてもタイヘンだと思います。

昨日の公演は皆さん経験も豊富で、特に後半は約40分間、組曲のように朗読と音楽が組み合わされる「家族の肖像」で、よく練られた作品でした。

実は私もこの秋以降、「モツ会い」シリーズで似たようなことを考えていて、でも、やり方としては限りなくナンデモアリで、だから却って困るんですよねぇ…。

……などと言いながら、きっちり終演後の打ち上げに厚かましくもカオを出し、その後ジャズピアニスト+オーボエのS司さん+スタッフの方9人に誘われるがままボーリングに。

数年以上ボーリングしたことなかったのですが、なんとわたくし、12人中最高点!(これは密かにヨガのおかげと思っております。)

夜も遅いし(場所は大阪梅田)そろそろ失礼します、てなこと言ったら、ジャズピアニストがおっしゃるに、「勝ち逃げするんか~!!」

……で、カラオケに。

20年くらい前に、ヴァイオリニストW山Kちゃんとそのお父さんと私というメンバーで、東京銀座にて1回。

10年くらい前に、河合隼雄+谷川俊太郎+山田馨各氏+私というメンバーで、これも東京にて1回。

で、昨日が3回目でした。

ふだんおんなじようこと本番でやってるから、どっちかといえばカラオケってあんまり行きたくない感じなんですけど。

行ってみると、これがまた楽しい。
荒井(松任谷)由美の「あの日にかえりたい」を歌いました~。


その後、きっちり忘れ物したまま帰宅。
親切なスタッフの方が、ちゃんとそれ(打ち上げの直前に買った演奏会用ドレス)を保管しておいてくださいました。

昨日お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。

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生まれて3回目のカラオケに

2007-04-20 03:35:35 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
行ってきました。

その前にボーリングも。

詳しくはあした。
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4手のピアノ曲・音だし

2007-04-18 22:44:33 | 演奏会「モーツァルトに会いたい・2」
演奏会「モーツァルトに会いたい・2」2回公演のうちの第2回、7月6日本番の「4手のためのピアノ曲」。

今日、初めてプログラムのほぼ全曲を弾いてみました。
お相手は、むかし教えていたM村さん。

本番での共演・小林道夫氏は、日本のバッハ・モーツァルト演奏の第一人者。
小林氏は現在大分県由布院に在住で(由布院が気に入って、東京のお宅を引き払って何年か前に引っ越されました)、お忙しいということもあり、私との練習は本番直前の週のみ。

お話によると、どの曲も、どちらのパート(プリモ=高音・セコンド=低音)も弾かれたことあるそうで、小林氏はもちろん大丈夫なのですが、私はやっぱり初めてなので(!)ちょっと心配。

ということで、M村さんに助っ人をお願いしたというわけです。

最初のニ長調のソナタ、楽勝!
……と思ったのも束の間……(汗)。

ところで
4手の曲の楽譜というのは不思議です。

普通、ピアニストが見る譜面は必ずスコア(総譜)になっていて、共演者が何をやっているか一目瞭然の楽譜になっています。

ところが、4手の曲の楽譜に限っては、横長になり(つまり普通の縦長の楽譜を90度動かした形)、右ページがプリモ(高音)、左ページがセコンド(低音)になります。

ですから、たとえばある箇所がどんなハーモニーなのか楽譜上で知りたい時は、左ページを見て音符を読み、それから同じ小節番号の付いている右ページを探して譜を読み、ようやくわかる、ということになります。

一人で練習するとき、それではやってられない。
いちいち反対側のページの音符も同時に読みながら弾く、というのは、よっぽど簡単な場合以外はタイヘンすぎますから。

今回、唯一の例外として、ウィーン原典版の輸入版が、縦長のスコア形式の楽譜になっていました。
ただしスコア形式にするとやたらとページを食い、譜をめくる回数が滅法多いのは事実。


でもとにかく、実際に音を出してみると、まだ練習が全然足りないにもかかわらず、やはり音楽やる喜びといったものを感じます。

ト長調変奏曲の第2変奏、私はセコンドなのですが、もうこの3連符のパッセージ弾くのがうれしくてうれしくて。

なんでこんな魅力的な音楽をモーツァルトさんは書けたのでしょう?


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マヨネーズの芸術・2

2007-04-17 23:17:35 | 京都の暮らし
昨日のつづきです。

キッチン全体をいろどるマヨネーズの点線!!


なぜこのような素晴らしいパフォーマンス(?)を成し得たのか。

……

久しぶりに京都のこのキッチンで料理の腕をふるおうとした、ふだん東京在住のチェリスト氏。

マヨネーズを使うお料理だったのですが
見ると、チュープの底にちょっぴりしかマヨネーズが残ってない。

で、チェリスト氏
やおらチューブの底を指につかみ、ぶるん、と一振り。

ところが、マヨネーズのチューブの蓋が外れてたんですね~。

たった一振りで
ああみごと

マヨネーズ色した油性の、しかも臭いのある粘着物が
キッチン全体に散りばめられたのです。

ですが、人間ってそういうとき、とりあえず雑巾でそのマヨネーズを取り去ろうとするのですね。

必死で拭きながら
あ、写真撮っといたらよかった、って途中で気がつきました。

今から思うと、本当に感嘆する眺めでした。

写真に撮らなかったの、一生のフカクです。


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マヨネーズの芸術

2007-04-16 23:08:44 | 京都の暮らし
う~ん、すばらしい。

うちのキッチン、狭いのですが

白い冷蔵庫のドア
木製のカップボードの扉
ガラス窓にかかっているオフホワイトのロールスクリーン
勝手口の引き戸のガラス
白いタイルの壁
卵の黄身色のシステムキッチンの側面

それから、見上げると
やわらかな和紙を張った天井

見上げた半身を戻し、さら逆方向に身を折ると
黒っぽい木の床

そのすべてに
マヨネーズによる点線 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー が描かれているのです。

感動。

方向性のある美しい動線と、それがマヨネーズで描かれているという意外性。


つづきはあした。

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原谷苑・3

2007-04-15 21:29:14 | 京都の暮らし
昨日の日記に「追記」の形で書き足したのですが、原谷苑の桜、正確には「紅(べに)枝垂れ桜(八重)」でした。

枝垂れ桜にもいろいろあるんですね。

パンフレットによると、4月上旬には、吉野桜、彼岸枝垂れ桜(一重・赤・白)。
中旬、紅枝垂れ桜。
下旬、御室桜、黄桜、みどり桜、ぼたん桜、普賢象、菊桜など。

また下旬に行くと違った感じなのでしょうね。

で、今回。
私はその紅枝垂桜の過剰さにちょっと疲れはじめて、長居はできないと判断、早めに帰ることに。

ですが、市バスの次の便が2時間くらい後なので(!)、徒歩で(!!)帰る気にだんだんなってきました。

原谷苑の出入口にはたくさんのタクシーが次々に発着するので、タクシーももちろん可能ですが、ここからうちまで案外近い、と気づいたのです。

山道ですが、ほとんどが下り。
裏道などを通る余裕はなく自動車道をただただ歩くのですが、向こうから、「原谷苑の桜」とカンバン掲げたタクシーがひっきりなしに登ってきます。

それでも時々車が絶えるときがあって、そうすると、谷の方からうららかな鳥の鳴き声が渡ってきたり。

ガードレールのあっち側には、草苺(たぶん)の白い花が数限りなく咲いていて、棘に刺されながらも一つ花を折り、名前がわからない黄色い花…どうも雉筵(キジムシロ)科の三葉土栗(ミツバツチグリ)らしい?…を二つ取って。

予想通り、30分ほどで金閣寺の裏手に出てきました。
金閣寺からうちまでは、鞍馬口通りをまっすぐに行けばあと10分あまりです。

最後に、十二坊のお寺の裏を通るので、駐車場のところから中に入って(拝観料とかナシ)静かな桜の境内をすこし歩きました。

こころしずかに落ち着いたところで、千本通りを横断し、帰宅。

1時間かかりませんでした。

うちの近くで、まだまだ知らない所があるのでした。

 
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原谷苑・2

2007-04-14 23:14:07 | 京都の暮らし
原谷苑に行ったのは、木曜日です。

原谷というのは、私の小さい頃のイメージとしては、焼き場、でした。
たぶん今はもうなくなっているはずで知らない人も多いと思いますが。

車が×なので、市バスで。
調べてみると、M1というバスが北大路駅から出ているのですが、1日に数本しかなく(!)、私は12時27分千本北大路から乗車。

やって来たバスすでにほぼ満員で、ほとんどの人が原谷苑に行く様子。
バスの中には途中で乗ってくるジモティのおばちゃんも居て、「昨日はバスが一杯で乗れへんかった。」と言うたはりました。

「衣笠氷室」などを通りどんどん登り道。
ちなみにこの氷室(ひむろ)、もち、昔のお公家さんのための氷を保存する所です。

たぶん10分か15分くらいで「原谷農協前」到着。
220円。
すぐ傍の「原谷苑」入り口で1200円の入場券を買って、中へ。

ほとんどが枝垂れ桜で、ものすごい量の桜、桜、桜でした。
他にも、雪柳の白や、連翹の黄、木瓜(ぼけ)の赤い色などまさに百花繚乱。

小高い丘や少し谷みたいになってるところや、いろんな道があります。
まあ京都に住んでたら、一度は来てみるべき所でしょうね。

時々はちょっと座って、桜ばかりの中で桜ばかりの眺めをぼんやりと。

ただ私の個人的な好みなのですが、枝垂れ桜の枝の、なんというか垂れ下がるあの枝の感じが、私にはもうそれだけで充分叙情的。

それプラス、あのちょっと濃い桜花の色(ソメイヨシノよりずっと濃い色ですね)が重なると、私にはちょっと重たすぎるのです。
(追記・正確には「紅枝垂れ桜(八重)」でした。)

なんででしょう、どんなものでも、上から下に下がる、というのはなんでか凄く叙情的なのですね。

花びらや雪がちらちら降ってくるとか、たとえば歌舞伎とかでも、そのちらちら効果って物凄いものがあるでしょう。

音もおんなじ。
ド~レミファソ よりも、ソ~ファミレド の方がずっと叙情的。

などということも思いつつ歩いていると、足元に咲いているオオイヌノフグリとか、たぶん踊子草とか、そういう小さな草花の方がなんでかイトシクなってくるのは、私が天邪鬼のせい?

染井吉野はほとんどなかったと思いますが、一本比較的大きいのがあって、ちょうど私が床机に座っていた所から、風のたびにひらひら、ひらひらと花びらのちるのが見えました。
なんとも言えずよかったです。

桜好きの方の中では染井吉野はどうも評判良くないようですが、私は、染井吉野のあのうすい色、時によっては青ざめた色みたいに見えるのがけっこう好きです。

続きはまたあした。
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桜の原谷苑

2007-04-13 15:34:15 | 京都の暮らし
昨日木曜日は、原谷へ行ってきました。

原谷は、「ハラダニ」と読んで、イントネーション(音の高さ)は、右肩上がり。
つまり、「ハ」より「ラ」、「ラ」より「ダ」、「ダ」より「ニ」が高く発音されます。

余談ですが、これで思い出すのは、昨日の国会での、中国の首相、温家宝(原語ではウェンチアパオ?)氏の演説。
四声というんでしたか、上がり下がりの抑揚がとても大きくて面白かったですね。

京都、あるいはその周辺の言葉って、ちょっと中国語の四声っぽいところがあって、「ハラダニ」もその感じ。

ちなみに、私の母などは、「トシコちゃん」「ヒデコちゃん」という自分の従姉妹のことを、「ハラダニ」とおんなじ抑揚で発音します。
つまり、「ト」の音高が一番低くて、「シ」「コ」と順々に高くなって、「ちゃん」が一番高い。
私の同級生(西陣の子)も、「ユキちゃん」を、これは「キ」を一番高く、「ユ」と「ちゃん」は低く発音したりしてました。

で、「原谷苑」。

ここは個人の方の持ち物で、約4000坪の広さ。
桜の時期だけ公開されている所です。

うちの近所なのですが今まで私は行ったことがなく、でもクチコミで人気が広がったらしくてけっこう人が多かったです。

そのクチコミというの、実は私もその一人で、先日の「夜桜電車」の車内で上品な和服姿の女性何人か(一人は宇多野で降車されました)が、どこの桜がいい、という話をしていたのが聞こえてきたのです。

それでこの前の日曜日に車で出掛けたのですが、行って見ると駐車場がなく、止める所もなかったので、中に入らず帰ってきたのでした。

続きはあした。
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西陣のパン屋さん・2

2007-04-11 22:59:03 | 京都の暮らし
昨日にひきつづき。

この界隈、おいしいパン屋さんが多いというのはけっこう有名らしく、「今出川通りのパン屋さん」という特集なども何回か見たことあります。

が、皆さん見落としてるのが、パン屋さんではない所で売っているパン。

「ほんやら洞・西陣店」の、天然酵母の食パンと、同じく黒ゴマ食パン。
喫茶店、といったらいいのでしょうか、ランチや夜ご飯も食べられるお店で、店頭に何種類かの自家製パンを置いたはります。

「ほんやら洞」の本店は、学生運動とかでたしか有名だった、河原町今出川西、同志社横の喫茶店(?)で、本店のことは私もよく知りません。

昨日書いたお店、タンタシオンの「バタール」を知るまでは、私は、ここの天然酵母パン一辺倒でした。

が、ほんやら洞さんはあんまりお商売に熱心でなく(?)、黒ゴマパンなどは、いつ手に入るか全然わからへん。
気まぐれで作ったはるのでは?と思うほどで、黒ゴマパンは毎日は作ってなくて、次、いつ?と聞いても、わからない場合多々。

で、運よく明日つくる、と聞いて、次の日行ってみると、もうなかったり。

……でも私も相手のこと責められません。
予約の電話入れといて、取りに行くのすっかり忘れてたり。
向こうも鷹揚なもんで、次の日、すんませんと取りに行ったら、ええですよ、と新しいパン頂いてしまいました。

ここの食パン(普通の食パンよりだいぶ小ぶりです。)と黒ゴマパン(食パンと同じ形)は、本当にパン生地の味がふかい。
なんぼ食べても飽きひん。

これもまた、バターを塗るだけ、という食べ方がベストと思われます。
いろいろトッピングするなら、何もこんなパンを使わなくてもいいもんね。
このパンは、パンそのもの味を楽しむ種類のパンです。

最近のことはよく知らないのですが、ここのお店で食べるランチや夕食に、このパンが付いてくるはず。

大宮寺ノ内上る西側。
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