河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/30(土)13時半【生演奏でバッハを③】「フランス組曲」3番、6番。NHK文化センター京都教室(大丸より徒歩5分)

京都発!小澤征爾音楽塾 みました

2016-06-12 14:41:19 | オペラ
昨日のEテレで、「京都発!小澤征爾音楽塾」を見た。
つっこみどころ満載!

詳細は書けませんけど。。。以下だらだらと。。。

若い、経験のないオケにいきなり「フレーダーマウス」(こうもり)って、
小澤さんも、すごい決断をしたもの。

ある意味で、どんなシンフォニーや他のどんなオペラより
フレーダーマウスって難しい。
楽譜には書かれていない、テンポの揺れを始めとする感じ、雰囲気がイノチみたいなオペラだから。


リハーサルで、アデーレ役のソプラノが自由に歌おうとして、
でもあんまりやりにくくて
「私は指揮役はできないので、そちら(オケ)で音楽を作ってもらって、その上で歌いたい」
みたいなニュアンスの発言をしていた。

その直後の映像で、小澤さんが「Listen ! listen !(聞いて、聞いて!)」と言う。

この映像だけ見て言うと、これでは若いオケはわけわからなくなるかも。。。
「聞いて」、それに合わそうとすると、絶対に遅くなるので。。。

もちろん「聞く」ことは基本中の基本だけど、むやみに相手に合わすのではなく、
オケと指揮者は、ある意味で歌手よりもずっとこのオペラのことを知っていなければならない。
その確信のあるバスとハーモニー、リズムの上で、歌手は自由に飛翔できるのだ。

これって、映像の編集の加減でどうにでもなることなのでツッコむのはオトナゲないかもしれないけど。


たぶん、あの若いオケの人達は、ナマのフレーダーマウスを観たことない人が
圧倒的に多いと思う。
何時間かのリハより、ナマのオペラ鑑賞の方がずっと役立ったのでは?...と

ウィーンフィルのヴァイオリニストがアドヴァイザーとしていろいろ言っていたけど
彼がヴァイオリンを実際に弾いてくれたら、一番よくわかってもらえたかも。

その音楽塾オケのメンバーの1人が、
休憩時間にツィガーヌ(ヴィルトゥオーゾ的ヴァイオリン曲)を弾いてたのがちらっと映っていたけど
フレーダーマウスの超うまいオケの人達で、ツィガーヌなんか弾けない(興味ない?)人って
実はたくさんいると思います。

ツィガーヌは弾かないけど、フレーダーマウス弾かせたらピカイチみたいな人って、
ヨーロッパのオケとかにいっぱい居るんですね。
好きやわ~、そういうのって。


でも小澤さんの発言で良かったのは、
「オケの基本は弦楽四重奏の室内楽。
後ろのプルトの人は前に合わせるんじゃなくて、自分で音楽を作る」みたいなの。

よくぞ言ってくださいました。
室内楽、ほんとに音楽の本質です。
小澤さん、もっとみんなに大きな声で言ってください!

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トルコ行進曲ソナタの特殊性など

2016-06-10 01:50:55 | ミニ演奏付き講演会
明日の土曜日、またモーツァルトやります。

今回は、
ハ長調ソナタ K330より第一楽章
トルコ行進曲付きソナタ K331全楽章
および ファンタジーニ短調 K397

を演奏します。


お話のポイントは二点

●トルコ行進曲付きソナタの特殊性=音楽の形式について(「ソナタ」の復習も兼ねて)

●モーツァルトの記譜と、実際の演奏について(ハ長調ソナタのアーティキュレーションなど)

です。

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第12回葛原妙子賞受賞しました

2016-06-02 03:41:15 | 短歌
このたび、第12回葛原妙子賞を頂きました。

5月27日、東京如水会館での授賞式。


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