団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

夜桜は、幻想的な美しさでしょうね。

2017-04-07 04:08:38 | 日記
今週の月曜日の中日新聞 読者投稿欄の「くらしの作文」に、「夫の桜」というタイトルで、
53歳の主婦の方が投稿されていました。


 向かいにある夫の実家には、桜の大木が一本ある。
門塀のすぐ内側にあり、枝は南側の道路へと飛び出している。

 大型トラックが通ると、枝の先がトラックの屋根をなでるほど大きくて立派だ。
野の根元は直径50センチ以上あり、地面から1メートルのところで、幹は大きく
二つに分かれている。

 36年前、わが夫は大学入試に失敗し、1年間、予備校に通った。
卒塾式の帰り際、記念にと桜の苗木が全員に手渡された。

 親指ほどの細いゴボウのような苗木は「これが桜?」と疑うほど弱々しいものだったそうだ。
大勢の塾生が、受け取った苗木を道に捨てて帰る中、夫は家まで持ち帰り、それを父が庭に植えてくれた。

 木が低いうちは、何度か植え替えをしたが、居場所が変わっても桜は枯れなかった。

 春になると、「ずいぶん大きくなったなあ」と夫は毎年言う。
丈夫で順調に育ったようだが、実は毎夏、毛虫が大量発生するため、花が散ると秋まで数回、
父が防腐剤を散布してくれる。

 満開の頃になると、散歩の人が足を止め、携帯やスマートフォンで写真を撮って行くこともある。
夜は門灯に照らされ、いっそう風情がある。
夫の桜をこれからも、大切に見守っていきたいと思う。


 以上です。

 ご主人は桜が毎年咲くたびに、予備校時代苦労されたことを思い出されるのでは。
お父様が色々世話されているようなので、お父様にも感謝しなくてはいけないのでは。(笑)
お父様も桜が咲くたびに、ご子息が浪人生活で頑張っていたのを思い出されるのでは。

>丈夫で順調に育ったようだが、実は毎夏、毛虫が大量発生するため、花が散ると秋まで数回、
父が防腐剤を散布してくれる。

 うちの実家にも桜の木が1本咲いています。
母親が「桜の木に毛虫が発生して大変だ」と言っていたのを思い出します。
桜は綺麗ですが、ある面大変ですね。(苦笑)


>夜は門灯に照らされ、いっそう風情がある。

夜桜は写真でしか見たことがないです。
幻想的な美しさでしょうね。







(さくら)森山直太朗・森山良子
コメント (8)
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