団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

できないことを数えるのではなく、できることを数えるようになりました。

2020-09-30 01:51:49 | 日記
 中日新聞の「家族のこと話そう」というコーナーに、ご当地タレントの塚本明里(つかもと あかり)さんの「病と歩む力くれる母」というタイトルの記事が載っていました。 





 私は三つの病気の患者です。
インフルエンザの高熱のような倦怠(けんたい)感が続く「筋痛性脳脊髄炎」、二十四時間全身に痛みが走る「線維筋痛症」、
髄液が減るため頭を起こしているのが難しい「脳脊髄液減少症」で、高校二年の時に発症。

 最初は風邪かと思いましたが、治らない。
異常に体が重く感じ、締め付けるような痛みにも襲われました。

 母と二人で病院を回り、一年半後、十六人目の医者に出会ってようやく病名がついた。
痛みを疑いの目で見られることもあって、母は赤飯を炊き、父や二人の兄とともに家族全員で喜びました。

 今は週に二日、麻酔注射を四十カ所にしています。痛みが和らぎ、それから三時間だけ休めます。
普段は朝起きると全身がぎゅーっと絞られるような痛み。体調によっては一日動けません。

 頭を起こし続けていると倒れてしまうため、普段は横になっています。
 移動はリクライニング機能のある車椅子。前が見えず自分で動かせないので、外出はいつも母にサポートしてもらっています。

  母は私の介助のために仕事をやめました。それでも、「娘がいろんなところに連れて行ってくれる」と言ってくれます。
 母は明るくてアクティブ。料理も裁縫もできてコミュニケーション力も抜群。

 「明里の心は変わってない」と言い、病気になる前と変わらず接してくれています。
腫れ物を触るように扱われていたら、普段の自分でいられなかったと思う。

 心が明るくいられるのは、母のおかげです。

 車椅子で、友人のモデルを応援する姿が、今の芸能事務所の社長の目に留まり、
商店街のゆるキャラの広報担当として活動を始めました。

 当初は、十分に活動できない自分にいら立つことも。
痛みがつらすぎて、周囲への感謝の気持ちを忘れたこともあった。

 そんな時は母に叱られました。
「みんなのおかげで仕事ができている。一人でできると思わないで」と。

 一つ一つ、今できることをこなすことで、成功体験が増えた。
できないことを数えるのではなく、できることを数えるようになりました。

 つらくて家でつぶれた姿は母しか知らない。
悲しくて泣いたことはないけれど、悔しくて泣いたことはある。

 そんな私を見守ってくれ、本音が言えるのも母です。

 父は「自分が稼ぐから、お金はいくらかかってもいい」と
治療することに対して背中を押してくれました。

 夢は、車椅子の姿で朝の情報番組に出ること。
いずれ、金銭面や体調も含めて自立できることが、家族への恩返しになると思っています。





 彼女のプロフィール

 1990年、岐阜県可児市出身。
2011年、当時、岐阜市柳ヶ瀬商店街のゆるキャラだった「やなな」の広報として、活動を開始。

 2012年、筋肉性脳脊髄炎を啓発しようと患者会「笑顔の花びら集めたい」を発足させた。

 2019年に県ヘルプマーク普及啓発大使に任命。
可児市ふるさと広報大使、岐阜大ゲスト講師などを務め、
各地で病気を啓発する講話に取り組む。


 以上です。



 大変な病気を患っていらっしゃいますね。

>今は週に二日、麻酔注射を四十カ所にしています。痛みが和らぎ、それから三時間だけ休めます。

 麻酔注射を四十カ所に打っても、たった三時間だけ痛みがなくなるだけなんて。
こんな大変な病気が、世の中にあるんですね。


>痛みがつらすぎて、周囲への感謝の気持ちを忘れたこともあった。
 そんな時は母に叱られました。
「みんなのおかげで仕事ができている。一人でできると思わないで」と。

 このお母様がいらっしゃるから、彼女も明るくてアクティブに生きていらっしゃいますね。
このような大変な病気を持つお嬢様を、叱るなんてなかなか出来ないと思うのですが。

>夢は、車椅子の姿で朝の情報番組に出ること。
いずれ、金銭面や体調も含めて自立できることが、家族への恩返しになると思っています。

 彼女の夢が、いつか叶うことを願っています。








青春の影 (720P)
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それにしても、お孫さん三人が一度に婚姻届を出すなんて信じられないです。(笑)

2020-09-29 03:30:42 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」というコーナーに「誕生祝い」というタイトルで84歳の男性が投稿されていました。



 昨年、病気で妻が他界した。
夢も希望も遠のき、独居老人として生きる中、84回目の誕生日を迎えた日、
思わぬ来訪者に、びっくり胸が高鳴った。

 近くに住む長男の子どもたち、つまり孫3人が玄関に立ち、大きな声で
「誕生日おめでとうございます」と言ってくれた。

 「誕生日祝いに3人の結婚相手を連れてきた」という。
頭が真っ白になり、言葉が出なかった。

 婚姻届を三人一度に出すことは、滅多にない。
誕生祝いに報告をと計画し、実行してくれたとのこと。

 心遣いに涙がにじんだ。
三人がそれぞれ相手を紹介してくれ、三組とも職場結婚であることに私は感銘を受けた。

 仏壇に手を合わせる六人の姿に、胸がいっぱいになった。

 天国に旅立った妻もさぞかし喜んで祝福していると察し、
心に温かみが押し寄せた。
生前の笑顔が思い出され、天を仰いだ。

 十二月に最初に次男が結婚式を挙げ、
来年一月には長男、二月には長女と続く。

 相次いで挙式に招待され、うれしい悲鳴となった。

 今回の誕生祝いは冥土の土産と言っても過言ではなく、
感謝の一言に尽きる。

 ひ孫誕生まで何とか生き抜きたい。
小さな望みが押し寄せてきた。

 孫たちよ、ありがとう!


 以上です。



 投稿者のおじいちゃんが奥様を亡くされ、元気をなくされていると思われたんでしょうね。
お孫さん三人がおじいちゃんに元気を取り戻してもらうよう、おじいちゃんの誕生日に合わせて結婚相手を紹介されたんですね。

 それにしても、お孫さん三人が一度に婚姻届を出すなんて信じられないです。(笑)

 心遣いのできる良いお孫さんたちですね。
これも投稿者さんご夫妻が、日頃からお孫さんたちと良い関係を保たれていたからでしょうね。

 今年の12月から、2月まで毎月三人のお子様の結婚式が続く。
ご長男ご夫妻の出費は大変でしょうね。

 投稿者さんは、まだ84歳。
ひ孫さんと会う夢は、叶うと思います。






岩崎宏美 「すみれ色の涙」 紅白
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小・中学校の同級生同士が毎週1回程度の定例会に参加できるのは、地元に残っていらしたからでしょうね。

2020-09-28 02:26:21 | 日記
 昨日の午後1時過ぎの地震にはビックリしました。
何だか少し揺れたような感じがしましたので、風のせいかなと思った瞬間強烈な横揺れが起こりました。
2、3秒の揺れでしたが、怖いと思いました。

 かみさんは娘からの携帯メールを立って読んでいたところを直撃されたので、慌てて近くの柱につかまったとのことです。
こちらは震度3を記録しました。

 弟のいる多治見、妹のいる長野も震度3だったので、安全確認の電話をしました。
弟は少し揺れただけ、妹は地震に気づかなかったと言っていました。

 それにしても震度3以上の地震を体験するのは、9年前の東日本大震災以来のことだと思います。
東日本大震災の地震は、震度3と言っても今回と違い、揺れた時間は1、2分あったような気がします。
机の下に逃げようか、トイレの中に逃げようかと、考える時間がありましたから。(苦笑)
 


 話は変わって、中日新聞の読者投稿欄に「生活彩る同級生の会話」というタイトルで71歳の男性が投稿されていました。



 退職してから小・中学校の同級生と毎週1回程度の割合でモーニングコーヒーを飲みながら
互いの近況を語る定例会を催しています。

 男だけだと話が途切れて盛り上がりに欠けることがあったため、
にぎやかで楽しい雰囲気の同級生の女性をゲストとして招いたことがありました。
これが大成功でした。

 以降、定例会のたびに参加する女性は増え、今や女性メンバーは6人となりました。

 感染拡大が続く新型コロナウィルスの影響で男性陣では2月頃から参加を自粛する人が増え、
ここ最近はずっと私一人でした。

 一方の女性で自粛する人は少なく、定例会を開催し続けられていますが、
最近は女子会みたいになり、自然と女性向きな会話が多くなっています。

 それにしても、これといった話題がないのに何となく話がつながるのは実に不思議です。

 定例会で耳にした面白い話はわが家での食事の際に妻との格好の話題としています。
男性はロマンチスト、女性はリアリストであることを実感する今日この頃です。


 以上です。



 小・中学校の同級生同士が毎週1回程度の定例会に参加できるのは、地元に残っていらしたからでしょうね。
私も地元に残っていて、このような定例会があるのなら参加したかもしれないです。(笑)


>それにしても、これといった話題がないのに何となく話がつながるのは実に不思議です。

 これも同級生同士からでしょうね。
同級生の中でも仲が良かった方が集まられているのでは?

> 感染拡大が続く新型コロナウィルスの影響で男性陣では2月頃から参加を自粛する人が増え、
ここ最近はずっと私一人でした。

 男性の方が持病持ちが多いので、出席されなくなったのかな?
私もコロナ禍が収まらない限り出席しないでしょうね。
女性陣はコロナ禍でも、平気な方が多いのかな?(笑)






平井堅 『桔梗が丘 (MUSIC VIDEO YouTube ver.)』
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「あなたは、平凡な人生を送るわ」と言いました。

2020-09-27 03:28:06 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「普通が一番 義父の口癖」というタイトルで60歳の男性が投稿されていました。


 20年ほど前に72歳で亡くなった義父は戦後、
朝鮮半島から引き揚げてきました。

 頼る人はなく、それこそ裸一貫で身を起こし土地を購入してスーパーを開きました。
無口でどちらかというと無愛想な職人肌タイプだった義父なのに、よく商売ができたものだと思いました。

 私が妻の実家を訪ね食事を終えるたび、義父は祖国に帰ったときの状況や、
店を開くまでのことを話してくれました。

 その口調はたいてい物悲しく、いつの間にか話にぐいぐいと引き込まれていきました。
最後に必ず私の目を見て「昨今は普通に生きることが大変な世になったが、偉くならなくていい。
普通が一番」と言いました。

 そんな義父は「後を頼むぞ」と告げて逝きました。

 不器用ながら戦中・戦後を生き抜いた義父は、ものと情報であふれる現代社会で暮らす私に
何を伝えかったのでしょうか。


 以上です。


 若い頃 遊びで同僚の若い女性の手相を見て、彼女の結婚運を言いました。
お返しに、今度は彼女が私の手相を見てくれました。

 「あなたは、平凡な人生を送るわ」と言いました。
少しがっかりした覚えがあります。(苦笑)

 振り返って見ますと、平凡(普通)に生きるということは、簡単なようで難しいと今では思います。
人生、いろんなことが起こります。

 それを生き抜くのは、なかなか大変です。
私にも多かれ少なかれ、いろんな事が起こりました。

 なんとかその波を乗り越えてきました。
今のコロナ禍も、私の人生で経験した事がない大きな波です。
この大きな波を、なんとか乗り越えていきたいです。






わが青春のグループサウンズ
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この投稿者さんと同じく、目標は80歳まで自分の歯を20本維持することです。

2020-09-26 03:00:53 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に、「80歳まで自分の歯20本」というタイトルで70歳の女性が投稿されていました。



 かかりつけの歯科医院から定期健診のはがきが届くと早めに診察してもらうようにしている。
歯科医師が「歯が丈夫なのはお母さんに感謝だよ」と言うように子ども時分の食事は煮干しでだしを取ったみそ汁、
小魚のつくだ煮、煮豆・・・と歯と歯ぐきを鍛える食べ物が多かった。

 部分入れ歯の友達はナスの一夜漬けを食べたけれどかたくて無理だと嘆いていた。

 私も年を重ね歯茎が痩せたせいか、歯と歯の隙間の食べ残しが気になり、食卓につまようじを置いている。
食後の歯磨きは欠かせず歯こうが付きやすい歯の内側から奥歯へと一本一本優しく磨くようにしている。

 自分の歯で食べることは脳を刺激するそうで、80歳まで20本の自分の歯の維持を目標としている。


 以上です。


 私は子供の頃から虫歯が多かったです。(苦笑)
歯を削られる音が苦手で、歯が痛くならないと歯医者さんに行かなかったので。

 50歳半ばから歯医者さんへ3ヶ月に1回定期健診を受けるようにしています。
歯医者さんから定期健診のはがきは着ませんが、自分のカレンダーに予定を書いておいて、
予定の一週間前に予約を入れています。

 昨日の朝 歯の定期健診の予定だったので、雨の中自転車で行きました。
この投稿者さんと同じく、目標は80歳まで自分の歯を20本維持することです。

 うちの父親の歯の質が良かったので、あまり手入れしていなかった割には今のところ自分の歯が20本以上残っています。
なんとか80歳まで20本を維持したいです。






平井 堅 『楽園』MUSIC VIDEO
コメント (7)
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