団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

長生きをしたくない!!

2007-01-20 19:39:00 | 日記
昔は長生きしたいと思っていましたが、今は人に頼らなくても生きれる状態までで良いと思っています。それがむつかしいのが現実ですが。
昨日、古館さんの「報道ステーションの特集 老老介護」を観て長生きするものではないとつくづく思いました。
今は介護に関して子供の世話にならないようにしたいという親が多い。その為、夫婦すなわち年寄り同士で介護をしなくてはいけなくなる。それはしかたがないとしてもこれは辛い。自分が介護されたい年なのに介護しなければいけないからだ。赤ん坊を育てるのも大変だが、将来 手をかけなくても良くなるという希望がある。年寄りの介護は将来 楽になることはまるっきりない。どんどんひどくなるばかりである。これでは介護に疲れて病人を殺してしまうという悲劇も起こる。介護保険制度ができたが何等この問題に対応できていない。
「ブルーシャトウ」を歌っていたグループサウンズ ブルーコメッツの井上忠夫さんが2000年5月に奥様の看病苦から自殺された。下記はその当時の記事です。
{井上さんは2000年3月、目の網膜剥離(はくり)の手術を行ったばかりだった。術後の経過は思わしくなく「もう1度手術を受けたい」などと周囲に話していた。洋子さんも病気がちで、突然パニック状態に陥るなどの症状で十数年前から入退院を繰り返していた。同居していた洋子さんの母が3年前に亡くなり、子供もいないことから、井上さんが1人で看病していた。これらの心労が重なったことが、自殺の引き金になったとも考えられる。}その後、奥様も井上さんが看ることが出来なくなったため悲惨な死を遂げられました。

この記事からも夫婦のどちらかが大病をわずらい看病しなくてはいけない事態に陥ると大変である。それが長引くと家庭が崩壊してしまう。
看病苦から自殺。最悪の場合、病人を殺害することになってしまう。国も個人の問題としないで、真剣に考えないと今後大量の年寄りが増えつつあることを考えると恐ろしい社会になると思う。
人々が昔のように長生きしたいと思える社会にできないのだろうか?
知恵のある方、良い提案をしてくださ~い!!

コメント
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