団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

不二家が「ISO」を取得していたの!!

2007-01-14 21:40:00 | 日記
本日の朝刊に消費期限切れの牛乳を使ったシュークリームを出荷などしていた大手菓子メーカー、不二家が受けている品質、環境管理の国際規格「ISO」について、経済産業省が認証を担当した関連団体に臨時審査するよう要請しているとの記事が掲載されていた。
私は不二家のずさんな管理が「ISO」の品質管理を取得していたことに驚いた。
今 企業では自分のところの品質管理が十分国際規格に沿っていますよということを顧客にアピールするために「ISO」の取得に励んでいる。ところが不二家のようなずさんな管理をしているところが「ISO」を取得している企業だとしたら「ISO」の取得企業の信頼が全く無くなってしまう。どうして不二家は取得できたのだろう。ISOの監査を合格する為に別資料を実際のデータとは違って作っていたのだろうか?
「ISO」の認可方法自体問題があるのでは。私も詳しくは知りませんが、公認会計士と同じで調査対象の会社から報酬をいただくことになっているからである。これでは真の適正な判断はむつかしいように思う。公認会計士の方は、最近不正な判断をすると訴訟され事務所に多大な損失を与える機会が増えたため減ってきたが、「ISO」の場合、まだまだ取得企業を増やさないと利益が出ないため大目に見るケースがあるのではないか?
「ISO」の認定協会も取得企業を増やしたいでしょうが、「ISO」の信頼性を失わないためにも不二家などのずさんな管理をしている企業に「ISO」のお墨付を与えないようにしていただきたい。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする