糖質がやめられない原因は「鉄不足」にもあった!?
糖質について、水野先生は気になることを言っています。
「日本人女性はほとんどが鉄不足です。鉄を補ってあげましょう。鉄不足があると糖質がやめられないのです」
糖質を引き算するのが苦しいと感じる人は、ひょっとすると「鉄不足」が原因かもしれない。では、なぜ鉄不足で糖質がやめられなくなるのだろうか?
「人間が活動するのに必要な栄養素は、糖質、たんぱく質、脂質の3つです。これらの栄養を効率的にエネルギーに変えるためには、細胞の中にあるミトコンドリアで、クエン酸回路=TCAサイクルによって代謝されます。しかし、このTCAサイクルにはさまざまな酵素が必要です。そのうち、鉄はとても重要な役割を果たしています。よって、鉄が不足するとTCAサイクルがうまく働かず、非常にエネルギー不足になってしまいます。
そして、TCAサイクルが使えなくなると、今度は身体が「解糖系」という、糖からエネルギーを生み出す方法に切り替えます。すると、糖しか使えないので、「糖質」、つまり甘いものや炭水化物が欲しくなるのです」
解糖系の回路でエネルギーを生み出そうとしている限り、糖はやめられないという。
糖質制限をすることによりケトン体エンジンが動くはず。鉄不足か先ではない。ケトン体第一人者語る医師がこの程度の知識。笑う。
人間は ブドウ糖車と ケトン体車 のハイブリッドカー
ハイブリッドカー(Hybrid car )とは、
エンジンと電気モーターの2つの動力源を持つ自動車。
人間はブドウ糖とケトン体の
2つの動力源を持つ ハイブリッド生物。
ガソリンを動力にすると多量の排気ガスを出します。
そのほとんどが二酸化炭素。(CO2)
地球を汚します。
ブドウ糖車としての公害人間
炭水化物(米 小麦 砂糖類 果物 など)を食べて、
ブドウ糖を動力にする=
ブドウ代謝(糖代謝)=解糖系 と言います。
炭水化物(ブドウ糖)からエネルギーをつくり、
その際に副産物として 乳酸 が産生されます。
細胞内で乳酸が多量に増えます。
酸性である乳酸が細胞内で余っていくと、
慢性的な部分的乳酸アシドーシス
(PHが本来の状態よりも酸性側に傾く)
状態になります。
全身が乳酸アシドーシスになれば即死しますので、
あくまで部分的です。
癌周辺が酸性なのはよく知られる事実です。
これが 癌 膠原病 慢性疲労
などほとんど全ての病気の原因になります。
乳酸が溜まると、酸化・糖化・炎症します。
ほとんど全ての病気がここから生まれます。
糖質制限は乳酸を押さえてしまうので、
製薬会社・医師・サプリ会社・健康器具会社は
儲からなくなります。
だから、糖質制限は激しく潰されます。
ケトン体代謝は低公害
低公害車は、
大気汚染物質(窒素酸化物や一酸化炭素、二酸化炭素など)
の排出が少なく、
環境への負荷が少ない自動車。
電気自動車など。 通称はエコカー (eco car)。
低公害人間は ケトン体代謝
動物性タンパク質と動物性脂肪を食べ
糖質をほとんど摂らない生活で
ブドウ糖代謝からケトン体代謝に変わります。
ケトン体は脂質です。
ブドウ糖からの乳酸を作らないクリーン生物。
しかも乳酸をエネルギーとして使うので、
疲れにくい。
ガソリン車 | エコカー | ブドウ糖人間 |
ケトン体人間 |
|
動 力 |
ガソリン | 水素 電気等 |
炭水化物 | タンパク質 脂質 |
毒 素 |
二酸化炭素 | 低公害 | 乳酸 | 低公害 |
結 果 |
環境汚染 | クリーン | 癌 膠原病 疲労 ほとんど全ての病気 |
健康 |
「脳がエネルギー源としてブドウ糖しか利用できない」
というのは明確に間違いです。
脳は、全て内部にミトコンドリアを有すので、
脂肪酸・ケトン体をエネルギー源にできます。
脳がエネルギー源としてブドウ糖を使い続けると、
脳と心は破壊されていき、
精神病 うつ病 アルツハイマー 認知症 を生みます。
詳細
脳を含めて赤血球以外の細胞は、
全て内部にミトコンドリアを有すので、
脂肪酸・ケトン体をエネルギー源にできます。
体内で必要なブドウ糖は、肝臓で糖新生してまかなうので、
食物から摂取する必要はないのです。
国際食事エネルギーコンサルテーショングループの報告では、
「炭水化物(この場合は糖質とほぼ同義)の
理論的な最小必要量はゼロである」
と明記されています。
人体内で唯一絶対にブドウ糖を必要とするのは、赤血球です。
赤血球は、人体の細胞で唯一、
ミトコンドリアというエネルギー生産装置を持っていないので、
ブドウ糖しか利用できません。
空腹時や睡眠時などを含めると赤血球へのブドウ糖供給は、
ほとんどが肝臓の糖新生によって、まかなわれており、
食材からは少量です。
江部医師のブログより
ブドウ糖代謝→ケトン体代謝
1日の中でもブドウ糖代謝とケトン体代謝は
振り子のように繰り返しますが、
(睡眠時はケトン体代謝)
食事法で、ケトン体代謝中心で安定してきます。
ケトン体代謝になっても
炭水化物を食べると
すぐにブドウ糖代謝中心に戻ります。