健保のつぶやき

現在68歳。現役時60歳から糖質制限をスタート。健康診断の数値が改善。緩やか糖質制限継続中で、きわめて快調。感謝。

持久力は糖質制限+コトコンドリア

2016-11-19 11:09:04 | ミトコンドリア
www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/194140 - キャッシュ

今年もマラソンの季節到来だが、国内におけるマラソンは不思議なもので、以前より 記録が落ちている。低酸素トレーニングやサプリメントなども多数開発され、昔より記録 が伸びてもいい環境にありながら、男子(02年高岡寿成=2時間6分16 ...

 

butcher.jp/.../mitochondria/ミトコンドリアを増やして代謝を上げ... - キャッシュ

ダイエットをするとき「代謝を上げることが大切」ということはよく耳にします。 そもそも 代謝ってなんなんでしょう。 代謝は英語で「metabolism」メタボです。 うん?メタボ? メタボといえばなんやら怪しげな病気のような印象を受けます。 メタボと ...

 

断糖肉食していればそれだけでどんどん体調が良くなっていったと思っていたが、人によってはそうはならない。

という問題についての解明が、ここ数年のテーマだったように思う。断糖批判ももっともらしかったが、自分の変化とは合わないわけで、その要因を詳しく知りたかった、、知的好奇心があった。

結局、断糖肉食の効果がすぐ出る人と出ない人の差を追求していったら、ミトコンドリアの代謝の問題に行き着いた。

元々、ミトコンドリアの活性化のために選んだ断糖肉食だけど、、原点に戻ったようだ。

ミトコンドリアが不活性な人は、断糖してもうまく行かない。食以外の観点で、ミトコンドリアを活性化することに取り組む必要がある。

僕は、元々、食以外の方法でミトコンドリアの活性化に取り組む努力をしていたから、最後のキーである食を変えたら、どんどん良くなったのは当たり前といえる。

というか、食をちゃんとしないと、ミトコンドリアの活性化は不可能に近いように思った。

ミトコンドリアが作り出す大量のATP、これが元氣の源であり、その活動をイカに高めるか?が断糖肉食をヤル上で大事な点である。


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糖質制限の原点はミトコンドリアの活性化にある

2016-11-10 09:21:08 | ミトコンドリア

断糖、糖質制限そして適糖に落ちつた。日々の体調により食べたもののアジが変わる。同じものでも、旨いまずいの差がある。毎日美味しく食べたいものである。

断糖肉食は、もともとミトコンドリアの活性化方法として、
眼をつけた。

あらためて振り返れば、少しずつミトコンドリアの活性は高まっているのを実感する。

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糖質制限の原点はミトコンドリアの活性化にある

2016-11-10 09:21:08 | ミトコンドリア

断糖、糖質制限そして適糖に落ちつた。日々の体調により食べたもののアジが変わる。同じものでも、旨いまずいの差がある。毎日美味しく食べたいものである。

断糖肉食は、もともとミトコンドリアの活性化方法として、
眼をつけた。

あらためて振り返れば、少しずつミトコンドリアの活性は高まっているのを実感する。

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マンネリ気味の適糖、気分転換に断食も良いかも

2016-11-08 15:17:45 | ミトコンドリア

 

山本 越郎
11月6日 4:07 · 
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「ダイエット」通信補足号その96です(^^)/

今回は、
「オートファジーを活性化するには」についてお話しします(^^)

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教育問題と医療問題について
YASASHIKUIKITAI.BLOG.FC2.COM|作成: 山本越郎
 
 

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活性酸素の原因

2016-03-04 08:26:26 | ミトコンドリア

 

活性酸素の原因

「酸素を吸い込むと、そのうち数%が活性酸素に変化する」とよく言われますが、これは便宜的に簡約した表現であり、本当は少し意味が違います。酸素呼吸における、活性酸素の原因を簡単にまとめておきます。

エネルギー産生には、解糖系とミトコンドリア系の2つの系統があります。解糖系は、無酸素状態で糖質を分解してエネルギ―を産生します。ミトコンドリア系は、酸素を使って、解糖系で作られたピルビン酸を材料にし、またタンパク質・脂質を材料にエネルギ―を産生します。ミトコンドリア内のマトリックスに運ばれたピルビン酸は、ビタミンB1を補酵素に、アセチルCoAに変換されます。これによってクエン酸回路にのり、ここで集められたプロトンと電子はミトコンドリアの膜構造であるクリステに運ばれ、電子伝達系にのります。

(呼吸時に)活性酸素が発生する場所は、主にこの電子伝達系です。電子伝達系の経路は4つのタンパク質複合体からなりますが、複合体Ⅰ・複合体Ⅲで電子が滞りやすく、この場合電子は電子伝達系から漏れてしまい、酸素と反応し、活性酸素であるスーパーオキシドが生成されるのです。この電子が滞ってしまう原因は、運動不足などでATP消費が追いつかず、ATPが無駄に溜まりやすくなるからだという説があります。子どもであれば、発育段階のため、ATP消費は大人よりもはるかに進みますが、大人は発育がないために運動などが減少すればATPは溜まる一方ということです。しかし、複合体Ⅰ・複合体Ⅲでの電子漏れによる活性酸素よりもはるかに多く産生する場所があります。

それは、この電子伝達系の最後の電子受け取り部である複合体Ⅳです。複合体Ⅳに移動し、電子と最終的に結合するのが、吸い込んだ酸素です。結合後、最終的に水になるのですが、このとき、(筋肉や肝臓などの)組織に酸素が十分に届いていないと、活性酸素(スーパーオキシド)が生じるわけです。要は、ミトコンドリアでの酸素不足が活性酸素を生じさせてしまう原因なのです。

それでは、なぜ組織に十分な酸素が届かないことがあるのでしょう。

まず、考えられるのは、血流が良くないためです。たとえば、少しずつ動脈硬化が進んでいけば、血流が悪くなり、酸素を末端組織まで運びづらくなります。次に、ミトコンドリアの性能が悪くなったときです。ミトコンドリアの性能を上げるにはやはり筋肉を有酸素運動や無酸素運動でつかうことです。

そして、脂肪細胞が脂肪を蓄えすぎて肥大すると、細胞の内部まで十分に酸素が届かなくなるからです。他にも理由はありますが、主には以上のような原因があります。

私たちがどんなに活性酸素を消去するもの(サプリや水素水など)を摂取しても、ミトコンドリアからすれば、消去することもよりも、そもそも発生させない生活習慣を望んでいることでしょう。一方で、放射線なども考慮すると、やはり利用できるものはした方がいいのでしょうか。。

 
吉冨 信長さんの写真

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がん細胞は増殖しない。

2015-12-11 16:01:01 | ミトコンドリア

ガンは後天性ミトコンドリア病(乳酸アシドーシス)による慢性炎症

<<   作成日時 : 2015/11/30 07:08   >>

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https://repository.lib.gifu-u.ac.jp/bitstream/123456789/48064/1/mk_0918.pdf#search=
『岐阜大学機関リポジトリ 
がん細胞は、通常酸素状態においても、解糖系が亢進しており、大量の乳酸を産生することが知られている(Warburg効果)。
頭頸部癌などのいくつかの癌腫では、腫瘍内の乳酸濃度が高いほど、転移しやすく予後も悪いことが報告されている。

【結論】
腫瘍から大量に分泌される乳酸は、IL-23/IL-17経路を促進することにより炎症を誘導するだけでなく、ARG1を促進することで抗腫瘍免疫を抑制する作用があることが明らかになった。
DCA(ジクロロ酢酸)は、免疫細胞に直接作用することでこれらを抑制し、抗腫瘍免疫応答が起こりやすい免疫状態に変化させていると考えられた。』

http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v12/n1/%E3%81%8C%E3%82%93%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%AE%E6%8E%92%E5%87%BA%E7%89%A9%E3%81%8C%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%82%92%E3%81%8C%E3%82%93%E5%8C%96%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%EF%BC%81%EF%BC%9F/59348
『Nature ダイジェスト
がん細胞の排出物が正常細胞をがん化させる!?
腫瘍細胞から放出されたエキソソームと呼ばれる小胞が、正常な細胞をがん化させる可能性があることが分かった。
がん細胞が外に捨てた「ゴミ」が、周囲の正常細胞を腫瘍細胞に変えてしまっているかもしれない。』

http://www.takara-shouka.com/mission-03_02.html
『腸だけじゃない!全身で起こる「慢性炎症」の脅威を知るべし
「がん」×「慢性炎症」
最近の研究で、「慢性炎症」ががんに大きく関わっていることが明らかになってきました。
がん細胞は、正常な細胞の遺伝子が傷つくことでできますが、たいていは「免疫」の働きによって駆除されています。
しかし、がん細胞の周りで慢性的に炎症がおこると、がん細胞の増殖が活発化し、やがて腫瘍になると考えられています。』

今回は最も重要なガンの本質を書きます。
ガンは後天性ミトコンドリア病です。
ミトコンドリアが十分に働けない状態の細胞が、ガン細胞なのです。
解糖系が大量のブドウ糖からピルビン酸を作りますが、ミトコンドリアに異常があるとそれをエネルギーに変えることが出来ず、大量の乳酸に変化してしまうのです。
つまりガンは後天性ミトコンドリア病による乳酸アシドーシスです。
乳酸が慢性的に溜まってくると、インターロイキン6/23/17経路が促進されて炎症を誘導します。
慢性的な乳酸の蓄積が、慢性炎症の原因なのです。
ガン=後天性ミトコンドリア病=乳酸アシドーシス→慢性炎症→腫瘍化です。

いまだにガン細胞が細胞分裂して増殖する!というウソを信じている人は多いでしょう。
医学界はガンの恐怖を増大させるために、ガン細胞は無限に細胞分裂して増殖する!という幼稚なウソを広めています。
しかし現実は違います。
ガン細胞が出すゴミ(乳酸)が、正常な細胞をガン化させて増殖しているのです。
ガン細胞には細胞分裂が出来るようなエネルギーはありません。
ガン細胞が出す乳酸が周囲を酸化させ、周囲の正常な細胞のミトコンドリアの活動を停止させることでガン細胞化させているのです。
バイオハザードでゾンビがどんどん増えていくのと同じ原理です。
ゾンビは細胞分裂して増えるわけではありません。
ゾンビが普通の人間に噛み付いて、ゾンビ菌(?)に感染させてゾンビを増やしています。
腐ったミカンが周囲のミカンを腐らせるのと同じです。
ガン細胞が細胞分裂して増殖するのではなく、周囲の正常細胞をガン化させて増殖する事実を理解してください。

乳酸アシドーシスが諸悪の根源です。
慢性的な乳酸の蓄積が慢性炎症を引き起こし、ミトコンドリアの活動を停止させてガンを増殖させるのです。
これはオットー・ウォーバーグが、80年以上前に気付いて発表しています。
しかし医学界に隠蔽されました。
慢性的な乳酸の蓄積がガン・慢性病の原因であることが知れ渡ると、詐欺医療が成り立たないからです。
とにかく医学界は、「乳酸アシドーシスが諸悪の根源」という事実を隠したいのです。
乳酸アシドーシスを防ぐには、精製糖質を控えればいい。
乳酸アシドーシスを防ぐには、ビタミンB群やジクロロ酢酸を摂ればいい。
乳酸アシドーシスを防ぐには、重曹を点滴したり、クエン酸を摂ればいい。
乳酸アシドーシスを防ぐには、水素(電子)を補充すればいい。
“乳酸”という明確なターゲットが明らかになると、様々な“乳酸対策”が生み出されます。
それでは金満詐欺医療は成り立たないのです。

ミトコンドリア異常細胞が増えてくると、必ず慢性的な乳酸アシドーシスになります。
そして乳酸によって慢性炎症が引き起こされ、腫瘍化していきます。
慢性炎症や腫瘍化を抑えるには、余分な乳酸を消去・中和する必要があるのです。
ミトコンドリアの正常化と、酸化した細胞・血液の還元こそが、ガン・慢性病の予防・治療の王道です。
本質さえ理解していれば、様々な代替療法の素晴らしさが理解できるのです。
同時に現代医学の正規の治療法が、どれだけデタラメで悪質なのかも理解できるのです。

 

糖と酸素との共存と戦いについて(その1)

我々人間は、糖と酸素がないと生きていけません。即ち、酸素を取り込み、糖などをエネルギーにすることで生きているのです。

一方、以前お話したように、老化の原因には、糖化と酸化があります。
「アンチエイジングその1」

つまり、過剰な糖質摂取などにより、体がこげることが糖化であり、また、過剰な活性酸素により、体がさびることが酸化です。
これらの老化により、人間はやがて死んでいくことになります。

従って、我々人間は、糖と酸素がないと生きられないのですが、それらが過度な状態になると衰えて死んでしまうことになり、糖と酸素は我々人間にとって言わば諸刃の剣なのです。

それでは、なぜこのような極めて危ういメカニズムに我々人間はなったのでしょうか。それを紐解くことが、実は人が元気で生きていくための健康法の解明にも繋がるのです。

地球が誕生して初めての生物は、糖をエネルギーにして生きていく原核生物と言われるものでした。
しかし、糖の原料である有機物は自然界に限りがありましたので、やがて自分でエネルギーを作り出す手段が必要となりました。
これが、光合成により無機物である二酸化炭素と水からブドウ糖などの有機物を作り出す植物の誕生なのです。

植物の誕生によって、糖が生産されることになりましたが、一方で植物は酸素を発生させます。酸素は、我々人間にとっては必要で当たり前のものなのですが、酸素は原核生物にとっては、酸化によってボロボロになってしまう極めて脅威的な存在でしたので、これを乗り越えるための新たな進化が必要になりました。それがミトコンドリアの誕生なのです。

ミトコンドリアと聞くと、何か楕円形の生き物を想像される方もいらっしゃるかと思いますが、それはミドリムシやゾウリムシであって、ミトコンドリアとは違います(笑)
ミドリムシやゾウリムシは生物ですが、ミトコンドリアは、それらの生物の細胞に含まれている細胞内構造物の一つです。このミトコンドリアは一つの細胞に数十から数万という大変な数が含まれているのです。

ミトコンドリアは、酸素を取り入れて、糖やたんぱく質や脂質などの有機物をエネルギーにすることができるようになりましたので、酸素を取り入れることができずにその脅威にさらされていた原核生物にとっては、ミトコンドリアと共存することが生き残って進化していく道になりました。これが真核生物と呼ばれる動物の誕生なのです。

ミトコンドリアは、それまでの原核生物に比べて、極めて効率のよいエネルギー生産システムを持っています。
原核生物が糖から生み出すエネルギーの20倍弱(脂肪から生み出すエネルギーの場合はなんと70倍弱)のエネルギーを、酸素を活用することで生産することができるのです。
それでは、原核生物は全てミトコンドリアに取って代わられたのかというとそうではなく、今でも我々人間の身体の中で共存しているのです。

原核生物は、エネルギー効率は極めて悪い旧型のエンジンなのですが、エネルギー効率が極めて良い新型エンジンのミトコンドリアに比べて、糖をすぐにエネルギーにできる瞬発力と細胞分裂を繰り返すことができる再生性を有しています。
一方、ミトコンドリアは糖などをすぐにエネルギーにすることはできませんが安定したエネルギー供給ができる持続性を有しているのです。

従って、今でも我々人間はこの二つのエンジンを使い分けているハイブリッド仕様になっていて、例えば、瞬発力を必要とする速筋や新陳代謝を繰り返す皮膚や内臓などの器官は原核生物である解糖系(無酸素で糖を分解してエネルギーにするので「解糖系」と言います)と呼ばれるエネルギーシステムが中心になっていて、一方、持続力を必要とする遅筋や休むことを許されない神経や脳や心臓などはミトコンドリア系(酸素を活用して糖などを分解してエネルギーにするので「酸化系」とも言います)のエネルギーシステムが中心になっているのです。

従って、異常増殖を繰り返すがんは、原核生物である解糖系しかなることはなく、ミトコンドリア系が中心である心臓などががんにほとんどならないのはそういう理由なのです。

お話が長くなりましたので、次回以降、この解糖系とミトコンドリア系が我々人間の健康や病気とどのように関わっているのかとか、それを克服していくにはどうしたら良いのかなどについてお話します。

 

 


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2010年のこのやり取りに驚き

2015-12-11 13:41:08 | ミトコンドリア
 « 「糖質制限食のすすめ」-(2):脳のエネルギー源は糖質だけではなかった! | トップページ | 言繁き世 »

コメント

松澤健夫先生

先生のブログ記事、
「糖質制限食のすすめ」-(3):3-ヒドロキシ酪酸は神経保護作用のある最高のエネルギー源!

大変興味深く拝見致しました。

「ケトン体特に3-ヒドロキシ酪酸は脳の最も効率の良いエネルギー源であり、人類の脳の進化にとって不可欠なものだと言っているのです。」

Cahill先生の発言も素晴らしいです。


①脂質→脂肪酸輸送体で細胞内へ→カルニチンシャトルでミトコンドリア内へ

②糖質→糖輸送体で細胞内へ→ピルビン酸-H+共輸送系でミトコンドリア内へ

③蛋白質→アミノ酸輸送体で細胞内へ→ピルビン酸-H+共輸送系でミトコンドリア内へ


脂肪酸、ブドウ糖、アミノ酸はいずれも
細胞膜、ミトコンドリア内膜と2カ所の関所を通過して初めて、
ミトコンドリアマトリックス内に到り、
アセチルCoAになりTCA回路に入り、ATPをつくります。

一方ケトン体は、細胞膜やミトコンドリア内膜を通過するときに、
輸送体もカルニチンシャトルも不要で、自由に出入りできます。
脂肪酸は血液脳関門を通過できませんが、ケトン体は通過できます。

このようにケトン体は唯一の、赤血球を除くあらゆる細胞に自由に出入りできる自由エネルギー源といえ、Cahill先生の発言もさもありなんと思えます。

また肝ミトコンドリアの脂肪酸の代謝が亢進すると,生じたアセチル-CoAの一部は別経路に入り,アセト酢酸,3-ヒドロキシ酪酸,アセトンのようなケトン体に作り変えられるのですが、肝臓自身はケトン体を使いません。
肝臓は人体の他の組織の細胞のために、自由エネルギー源として、
せっせとケトン体を産生し供給していると思われます。

もしかしたら、ケトン体こそが、赤血球をのぞくすべての細胞の、主たるエネルギー源と言えるのかもしれません。

このようなことを考えているのですが、
間違いはないでしょうか?
松澤先生のご意見が頂戴できれば幸いに存じます。


高雄病院
江部康二

投稿: 江部康二 | 2010年2月22日 (月) 14時54分

赤血球のために、糖新生が行われ、わずか5グラムの糖分。5リットルの体内血液で血糖値100以下。つじつまが合いますね。糖は食べなくてもエネルギー不足にはならない。エネルギーとはミトコンドリアで作るATPのこと。決してカロリーはありません。カロリー計算で痩せる太るの議論は成り立たない。

 

私も驚くべき知見・見解と思っていまして、今後色々補足的な研究や結果が出てくるものと思っています。なにしろケトン体は古くは毒だと思われていた物質ですから、新知見で注目しています。酸素消費の少ないエネルギー源ということも未だ私自身理解できないでいますが、細胞呼吸調節で有名なブリトン・チャンスも共同研究者名に加わっていましたので、かなり信憑性の高い知見だと思います。

脳とケトン体の話とても興味深いです

単純にぶどう糖の代替燃料の役割だけとも限らないかもしれないのですね!
脳に対する積極的な作用が解明されれば脳科学や進化に関しても大発見になるんではないでしょうか?

・人類(特に脳)の進化発達には実は飢餓が深く関与してた。とか

・断食で脳を鍛える。とか

(少量でも作用があるとすれば、)

・食間を十分にとって脳を育てようとか?

非常に興味深いテーマなのでぜひ研究が進んで欲しいところです。
しかし、現実をみると、創薬の研究などのように売上にすぐにはつながらないでしょうし、基礎中の基礎のような研究で、派手さはないですし、現状の医師もほとんどがぶどう糖だけがエネ源と思いこんでしまっているのは、とても残念です。

とりあえず、睡眠時無呼吸(もちろん肥満)の後輩には、「まだ確認されてないけど、(糖質制限で)低酸素のダメージのリスクが減る可能性もあるよ」と教えてあげました。


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糖質制限の先にあるもの、子供には難しい。

2015-11-23 09:43:32 | ミトコンドリア

http://yasashikuikitai.blog.fc2.com/blog-entry-162.html#comment27

糖と酸素との共存と戦いについて(まとめ)

これまで、我々人間のエネルギー生産システムである解糖系とミトコンドリア系について4回に亘ってお話してきました。
「糖と酸素との共存と戦いについて(その1)」
「糖と酸素との共存と戦いについて(その2)」
「糖と酸素との共存と戦いについて(その3)」
「糖と酸素との共存と戦いについて(その4)」

簡単にまとめますと以下の通りになります。

我々人間は、無酸素で糖からエネルギーを生産する旧型エンジン「解糖系」に、有酸素で主に脂肪からエネルギーを生産する高性能新型エンジン「ミトコンドリア系」を共存させることで、エネルギー生産システムを進化させてきました。

この進化によって、糖を摂取することなく主に脂質を摂取することで、解糖系およびミトコンドリア系の両方のエンジンを稼動することができるようになり、糖を過剰摂取することによる様々な弊害を克服し、糖との戦いについては勝利することができたのです。

しかし、昨今、糖を主体とした食生活が広まってきたきたことで、新型エンジンであるミトコンドリア系の働きが悪くなり、旧型エンジンである解糖系に先祖がえりしてしまうことになってしまいました。
これに伴い、解糖系により生じる乳酸などで疲れやすく、こりが取れない体になったり、過剰な糖質摂取による、肥満、内臓脂肪の蓄積、それらに伴う様々な病気(高血圧、糖尿病、がんなど)が生じたり、ひいては糖化とミトコンドリア系の衰えにより、老化が進行してしまうことになってしまったのです。

従って、これらを、ミトコンドリア系主体のエネルギー生産システムになるように生活習慣を改めることで、人間本来の健康的な生活を取り戻していくが重要なのです。
 
こどもは、社会の宝です。
我々大人が、こどもたちに残していけるのは、物やお金などの財産ではなく、こどもたちが健康で生きていける幸せだと思っています。
それをこどもたちに伝えていくのは、これまで社会に育てられてきた我々大人の責任なのではないでしょうか。
そのためには、正しい教育と正しい食育が何よりも大切だと思っています。
私が、教育問題と医療問題に取り組んでいるのは、全てはこの思いからです。
しかし、私一人の力は本当に微力ですので、ぜひみなさま方のお力を貸してください。

全ての思いが、こどもたちの輝ける未来に繋がっていけるように願っています。


子供にはわからない、糖質制限を少しかじったヒトだけがわかる話では。

小学生でもわかる栄養の話

タンパク質、脂肪、糖質(炭水化物)、ビタミン、ミネラルが5大栄養素と言われています
タンパク質は、主に体の成分となり、一部が燃料となります
脂肪は、体の成分でもあり、燃料でもあります...

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三大栄養素は、エネルギーとして使われる場合には、すべてATP

2015-11-14 11:28:05 | ミトコンドリア

http://isoguna.net/2015/11/07/ketoneacetylcoa/#more-1680

 

ケトン体はアセチルCoAから作られる

脳のエネルギー源はブドウ糖だけではありません。ケトン体も脳のエネルギー源として利用できます。

体内のグルコース(ブドウ糖)が減少しても、ケトン体があれば脳が機能停止することはありません。

では、ケトン体は体内でどのようにして作られるのでしょうか?

 

三大栄養素からエネルギーが作られる過程

ケトン体は肝臓で作られますが、一般的にその材料となるのは脂肪酸だと説明されています。

中性脂肪が分解されると、グリセロールと脂肪酸になります。脂肪酸は、細胞内にあるエネルギー工場のミトコンドリアで、β-酸化によりアセチルCoA(コーエー)に分解されます。

このアセチルCoAからケトン体が作られます。

下の図は、糖質、タンパク質、脂質からアデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれるエネルギーが作り出される過程を簡略化したものです。ちなみに参考にしたのは、川島由起子先生監修の「カラー図解 栄養学の基本がわかる事典」の62ページです。ほとんど同じ図なんですけどね。

糖質、タンパク質、脂質からエネルギー(ATP)産生までの経路

上の図の右側にあるのが脂質からエネルギーを生み出す過程です。

脂質が分解されてできた脂肪酸は、ミトコンドリアでβ-酸化により分解されてアセチルCoAになった後、オキサロ酢酸とくっついてクエン酸になります。そして、クエン酸がクエン酸回路(TCAサイクル)に入り、様々な物質に姿を変えながら、最終的にオキサロ酢酸になります。再び、アセチルCoAは、クエン酸回路を回して生じたオキサロ酢酸とくっついてクエン酸となります。

つまり、ミトコンドリア内では、アセチルCoAとオキサロ酢酸から作られたクエン酸が、何度も何度もクエン酸回路を回しているのです。

クエン酸回路が回ると、NADHやFADH2という物質が生成され、これが電子伝達系に運ばれてATPを産生します。

糖質は、グルコースに分解されて解糖系を通りピルビン酸になった後にアセチルCoAとなってクエン酸回路に入ります。

タンパク質は、アミノ酸に分解された後、糖新生によってグルコースになり、ピルビン酸、アセチルCoAを経てクエン酸回路に入ります。

すなわち、糖質もタンパク質も脂質も、ミトコンドリアでATPを作り出すためには、必ずアセチルCoAになるのです。この点から、三大栄養素はミトコンドリアでのエネルギー産生に関しては同質と言えます。

ここで、重要なのがオキサロ酢酸です。糖質もタンパク質も脂質も、ミトコンドリアでクエン酸回路を回しATPを作り出すためには、必ずオキサロ酢酸がなければなりません。

肝臓ではオキサロ酢酸は糖新生に必要

肝臓に蓄えたグリコーゲン(糖質)が無くなると、糖新生によってグルコースを作り出します。糖新生は肝臓で行われるのですが、この時、オキサロ酢酸が糖新生の材料として使われます。

そうすると、肝臓のミトコンドリアにあるオキサロ酢酸が糖新生に使われるので、アセチルCoAはクエン酸回路に入れません。この時、肝臓内のアセチルCoAはケトン体に姿を変えて、血流に乗って各組織に運ばれます。

そして、各組織では、ケトン体を再びアセチルCoAに戻した後、クエン酸回路を回してATPを作り出します。

さて、冒頭で、ケトン体は脂肪酸から作られると述べました。生物学の本を読んでも、インターネットで調べても、ケトン体は脂肪酸から作られると記述されています。

しかし、ケトン体は、肝臓でアセチルCoAがオキサロ酢酸不足でクエン酸回路に入れない時にアセチルCoAが姿を変えたものです。そして、アセチルCoAは、糖質、タンパク質、脂質のいずれからでも、ミトコンドリアで作られます。

そうすると、ケトン体は必ずしも脂肪酸からしか作られないということではないと思うんですよね。

ネットでさらに調べてみると、銀座東京クリニックの以下のページで、「ケトン体は一部のアミノ酸からも産生されます」という記述を発見しました。

http://isoguna.net/2015/11/07/ketoneacetylcoa/#more-1680

 

タンパク質が分解されてできるアミノ酸には、ケト原性アミノ酸と糖原性アミノ酸があり、ケトン体合成に使われるのはケト原性アミノ酸だということです。

また、糖原性アミノ酸は「TCAサイクルに入って糖産生に利用されるもの」だそうです。そうすると、糖原性アミノ酸から作られたグルコース(糖質)からは、ケトン体を作り出せないということなのかもしれません。そうすると食物から摂取した糖質を分解してできるグルコースからもケトン体を作り出せないということなのでしょうか?

考えても考えてもよくわかりません。

最終的にクエン酸回路を回す時に糖質もタンパク質も脂質もアセチルCoAに変わるのなら、三大栄養素は全て肝臓でケトン体になりそうなものなのですが。

それ以前に糖質を大量摂取している状況では、肝臓でオキサロ酢酸が糖新生に回って不足することはなさそうに思います。なので、グルコースからできたアセチルCoAが、ケトン体になることはないのかもしれません。

なお、神経内科医のたがしゅう先生が、ブログでケトン体について興味深いことを解説されていますので、ご覧になってください。

たがしゅう先生が、この記事に気づかれましたら、糖質由来のアセチルCoAからケトン体を作ることができるのかどうかを記事で解説していただけるとありがたいです。


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何のことか わかりせんよね だから難しい ケトン体 ミトコンドリア

2015-10-18 22:13:09 | ミトコンドリア

http://yasashikuikitai.blog.fc2.com/blog-entry-252.html

前回、新型「ミトコンドリア系」エンジンについてお話しました。

今回は、
健康と長寿を司るミトコンドリアの活性化についてお話をしていきます。


前回お話しましたように、健康で長生きしていくためには、
解糖系主体の生活から、
ミトコンドリア系主体の生活に切り替えていくことがとても大切です。


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