お酒と血糖
節酒・禁酒は、生活習慣病や健康を語る上で避けて通れない用語です。でも、詭弁でもなく堂々と云いますが、「酒は百薬の長」であります。タバコは弁解の余地なしですが、酒は人間が生き延びるためになくてはならない永遠の恋人に違いない、と信じているのであります。
酒はカラダにいいのか? イエス!
健診現場で、皆が知っているくせに触れたがらないタブー=「エチルアルコールは摂れば摂るほどHDLコレ . . . 本文を読む
免罪符
「食後高血糖にならないように、まず野菜から食べる」は、かなり世間に普及してきているようで、老若男女を問わず「意識して食べています」とおっしゃいます。何よりなことです。でも、どうも「野菜」は好きなものを食べるための免罪符だと思っているヒトが意外に多いようで、子どものころの「苦い薬を飲んだらお菓子を食べても良いよ」と同じ臭いがします。
先日も、ある糖尿病とCKDの女性が、「わたしは若いころ . . . 本文を読む
科学と宗教の違いは何か。
科学は疑うところから出発し,宗教は信じることから出発する。科学者はまず最初に自分の考えを否定してみるが,宗教は無条件で信じることから始める。
湿潤治療や糖質制限が宗教でなく科学たり得ているのは,私自身が毎日「湿潤治療(糖質制限)で間違っているところはないか。仮定を前提にしている部分はないか。もっと良い方法があるのではないか」と,日々,疑っているからだ。『炭水化 . . . 本文を読む
評価の違い(前)
うちの会員制会員の受診者の方には各々に専属の担当チームがつきます。その担当チームが皆で前もってカンファレンスをして問題点を共有することになっています。ただ、健診結果を説明するにあたって担当医師が当日いないことがあり、その場合には他の医者が代行します。
先日、そんな代行業務をいたしました。その方は百キロ超級の体重があり、ダイエットのために熱心にフィットネスに通ってきていますが一 . . . 本文を読む
【脳機能の老化は知識量の増大も要因】
面白い考えですが,もう数ヶ月で57歳になる私の実体験から言うと,固有名詞(人名,薬剤名,書名・・・)のど忘れや,固有名詞がすぐに出てこない,という現象は10年前に比べて明らかに多くなっています。身体能力が衰えるのと同様,脳の能力も衰えるのが自然じゃないかと思います。いわば自然現象です。
その自然現象に対し,「老化しないように努力しよう」という生き方もあっ . . . 本文を読む
http://tagashuu.blog.fc2.com/blog-entry-167.html#more すず。さん コメント頂き有難うございます. 1ヶ月糖質制限をしているのに1から6までが当てはまるのであれば,うまく糖質を減らせていない可能性があると思います. どこがよくないのかを考えながら軌道修正していく,焦る必要はないと思いますよ. 2014-01-30 06:08 . . . 本文を読む