真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

不安との闘いなんだなと思う

2016年12月01日 | Weblog
私の周りには、今癌にかかり闘っている人が多い。昨年、肺ガンが分かり、今年9月に既に亡くなった方もいるし、ちょうど1年前、まだ8歳の子持ちの友人に肺ガンステージ4が分かった。

友人は、抗がん剤が上手くヒットしたのか、通常生活をおくれているし、副作用も余り無いが、息苦しいことは変わりは無いようだ。数日前にもお会いしたけど、日常の行動は私よりもお元気に思えるほどだった。

ただ、検査をすると胃がひっかかり、再検査になったり、吐き気、頭痛、耳鳴りなどが起こると、薬の副作用か癌が転移したのでは無いかと不安になる日々だと話してくれた。実際に手術が出来ないため、薬投与で肺ガンと闘っている。

私も突然倒れ、身障者になった時のショックから立ち直るのに1年以上かかったし、ペースメ−カーが入ってから30年が経過した今でも、ちょっと体調が悪いと不安になることがある。

友人が「いくら薬がヒットしようとも、ステージ4には変わりは無いから」と、彼女がぽつんと一言言ったのだが、この一言は重いな〜。彼女の気持ち、不安が手にとるように分かる。この時、私は何も言えなかった。

乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さん(34)が2016年11月30日朝、「仕切り直し」とタイトルをつけたブログを更新し、服薬を中止したことを報告した。

「何が合っているのか、合っていないか」と、30日朝更新のブログによると、「今日から少しの間、薬とサプリメントの服薬を中止してみることに」なったそうだ。「ずっと続く調子の悪さの原因を特定するため」だという。

友人も肺ガンが分かってから、今のドクターに行き着く迄に2ヶ月位かかったし、昨年の今頃は大きな失望と大混乱だった。12月24日、ご夫婦でドクターからの今後の治療と検査結果を聞くための日だった。

その日、8歳の子どもを家に置いて置く訳には行かず、私がその子を連れて二人で映画を観に行ってから、もうすぐ1年になる。友人は1年前と余り変わりは無いように見えるが、毎日不安との闘いで、今でも沢山の方が癌と闘っているんだと思う。
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