真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

朝の習慣

2024年04月16日 | Weblog
日本は、世界有数の長寿国となり、「人生100年時代」を迎えた日本で問題になるのが、長生きするほど高まる認知症のリスクだ。2025年には高齢者の5人に1人が認知症になるという予測もある。 
 
認知症の予防法としてよく知られるのが、脳の覚醒で、頭をよく働かせることなのだ。その鍵になるのが「朝の過ごし方」と言われている。

朝は7時台にすっきりと目覚めて、9時には脳の働きをピークに持っていくことがポイント。朝の時間帯に速やかに脳を覚醒させることで、脳が活性化し、日中のパフォーマンスが変わってくる。

睡眠から覚醒へと切り替える五感のスイッチを同時にオンにできるのは、朝、目覚めてからしばらくの間だ。 ポイントは、朝に脳の覚醒度を上げると、夜に脳がしっかり休息モードとなること。 つまり朝を制することで、24時間、好循環が生まれる。


「脳が覚醒している」とは、目が覚めているだけでなく意識や感覚がしっかり働いて、脳と身体が活発に活動できる状態を言う。朝の時間帯にお気に入りのラジオ番組を聴く習慣をつけると、テレビと違い、視覚情報がないラジオは聴覚を刺激するのにうってつけだそうだ。

朝日を浴びて外気に触れる朝散歩は、非常におすすめの朝習慣だ。その際、聴覚も刺激するために、周囲の音に注意を向けて、静かな時間だからこそ、鳥のさえずりや、周囲の物音、その日ならではの発見があったり、散歩の楽しさもアップする。 

そして、朝片づけでスッキリ  片づけは寝起きのぼんやり脳を覚醒させる最適アクション。 

声を出すことで、話したり伝えたりするときに働く脳の部位を活性化する。新聞のコラム、今日やりたいことなど、内容はなんでも良いので、 声に出したほうが視覚、聴覚が鍛えられ脳への刺激になる音読がおすすめだ。

睡眠中は顔の筋肉がほとんど動いていないため、笑顔をつくる動作は表情筋の運動になるほか、「今日は昨日より口角が下がっているかな」と、表情を注意深く見ることで視覚を働かせる効果もあるので、鏡を見てにっこり笑う 。

朝のシャワーは、皮膚を刺激し、自律神経を休息モードの副交感神経から活動モードの交感神経優位に切り替える有効な方法だ。 

離れて暮らす親への定期連絡も、朝にすれば認知症予防になる。しゃべることで“伝える”脳が働き、さらに姿が見えない相手の状況を想像することで、“想像する”脳を活性化、話を聞くため聴覚も刺激される。 

LINEの返信は朝にして、 1日の始まりに返信内容を考えて頭を働かせることは、記憶力のアップにもつながる。

ToDoリストを作って、1日の活動を始める前に、スケジュールを思い浮かべ、やることを決めておくことで、脳の活性化スイッチが入る。ToDoリストは箇条書きにして、字を書くなど指先を使った作業は末端まで神経が刺激され、さらにやり終えたことに線を引くなどして消していけば達成感も得られる。 

朝のルーティンに、簡単な運動を1つ組み込む。 毎朝なんらかの体操を習慣として、無理なく続けられることが大切だ。

朝食には、柑橘系の果物や、プルーンなどのドライフルーツを添えると、甘さと噛み応えが脳を目覚めさせてくれる。 柑橘類は、幸福度をアップさせてくれるという研究結果もある。

本来、心身が健康な状態とは、『生きていて楽しい!』と思えることだ。その感覚を取り戻すことも、認知症予防になる。日中の脳の覚醒度が高いと、ポジティブな状態で過ごすことができるので、朝活は重要だ。

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お金と時間

2024年04月16日 | Weblog
現役で働いている時は、お金につてい余り考えていなかったが、コロナ渦以降、円安が進み、さらに物価が上昇し続けているので、誰もがお金により関心を持つ時代になったと思う。

「お金と時間の使い方で人生は決まる」と言われ、人は、お金と時間を「浪費する人」「消費する人」「投資する人」とに分かれる。お金と時間に優先順位をつけて、そして最も効果が上がるように資源配分していくことが求められる時代だ。
 
お金や時間を「投入するコスト」と「得られる利益」を比べて、浪費・消費・投資と3種類に分けることができる。【浪費】とは、投入するコストが得られる利益よりも上回る場合。【消費】とは投入コストと得られる利益がほぼ同程度の場合。そして【投資】とは、投入コストよりも、得られる利益のほうが大きなもののこと。

投資とは、単に株式など金融商品を買って運用することを指すわけではなくて、知見が広がったり、自身が成長をすること、ネットワークが広がることなども含まれる。

つまり、この先の将来を考えた時に、投じたもの以上に得るものが多そうだと感じるものが、自身にとっての投資だ。 投入するコスト以上に得られる利益が大きなものを、投資と呼ぼうということ。 

お金や時間を投資するという視点、自分自身のお金の使い方や時間の活かし方は投資となっているか?そして、時間やお金を投資する、という視点を持てているか? 

1日は24時間で、1年間は8760時間だ。 日々どう過ごすかは、睡眠や食事、入浴など生きる上で不可欠な時間を除けば、さらに可処分時間は少なくなる。その可処分時間をテレビ観賞に使うのか、読書に使うのか、ぼーっとするのか、友人との語らいなのか、それとも資格試験の勉強なのか?

今までだって、無意識のうちに自身の価値観・モノサシで、時間の使い方に優先順位をつけて、そして割り振りを決めてきた。 今一度、ここで自身の時間の使いみちを書き出してみると良い。

自分自身にとってそれぞれの時間の使いみちが、投資・消費・浪費のいずれだろうかと振り返ってみて、同じ時間を過ごすにしても、意識の持ち方一つで大きく活かすことだってできる。

お金と時間という有限なものを、どう活かすのか。 その使いみちを投資とできるようにするために、優先順位をつけて、限りある資源をどう有効配分するのか。 つまり、お金と時間をどう使うかで人生決まる。


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