真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

引っ越しができない

2024年04月06日 | Weblog
3月10日以降項から日本大移動の引っ越し時期だ。転勤移動や新社会人、新入学生が一斉に引越しを始めるからだ。特に今年は22024年問題も相まって、引っ越ししたくても業者が見つからない、「引っ越し困難者」が急増している。

燃料や原材料が上がってドライバーの人材不足もある。 従業員の給与を上げるなど企業努力を行っていても、引っ越しの費用は上がっている。 予約が取りづらいだけではなく、料金も高くなるこの時期の引っ越しを、 国土交通省などは、混雑期を避ける「分散引っ越し」を呼びかけている。

何、寝惚けてことを言っているのかと私は思う。4月1日に新年度が一斉に始まるのに、分散で引っ越せるわけがないだろうにと、無性に腹が立つ。こんなことは相当前からわかっていたことなのだから、政府が対策を打つべきことなのだ。

今シーズンの引っ越し件数は「過去最高」引っ越し困難者も出ているという。 繁忙期で家族、単身、学生の引っ越しがかなり多くなっていて、転勤するお客さんや進学する学生さんもいるので、どうしても3月は引っ越しが多い時期になっている。

 国土交通省などが作成した引っ越しの混雑予想によると、今年は3月9日から混雑し始め、今週末から4月7日までがピークとなっているのだが、 ただ、今年の引っ越しシーズンは、これまでとは、大きく状況が異なる。 

今年、過去最高になる理由は、コロナ禍で引っ越しを見送っていた人たちが、コロナが落ち着いて一斉に動き出していると言う予測もある。この1カ月で2000件の依頼があり、多い日には、1日70件の引っ越しを行っていても、それでもお断りしているケースがある。

さらに、4月からはトラックドライバーの時間外労働の上限が、年間960時間に規制される「2024年問題」が重くのしかかる。物流の2024年問題によって、働ける時間が短くなるわけで、運べる荷物も少なくなって引越し困難者がたくさん出てしまう。

実は今、予約困難に加え依頼者に大きくのしかかるのが、引っ越し費用の上昇だ。
予約困難な上に引っ越し費用も急上昇し、今年の繁忙期の平均成約単価の予測は、13万4000円で、5年前と比べて、およそ3万円も上昇している。


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