真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

子育てと自己肯定感

2024年04月17日 | Weblog
元教え子達も結婚し、子育て中の人や、もう高校生の子供がいる教え子達もいる。いまは、とも働きが普通だから、働くママとしての悩みを相談されることがある。

私は子育てをしたことはないけれど、韓国に子供が3人いるので、進学や就職など、親としての悩みや心配、喜びは経験した。今は孫も3人だ。

子供が自己肯定感を保つことが大切で、自己肯定感とは、「私は大丈夫」だと心の底から思えているかどうかだ。生まれつき自己肯定感が高い、低いは決まっているものでもない。

だから、自己肯定感は、いつからでも自分で育てることができるし、何歳からでもはぐくめるのが自己肯定感だ。しかし、“幼少期の経験”が大きな影響を与えていることもああり、中でも、養育者の関わり方は重要なポイントだ。

脳内情報が少ない幼少期に、多く受けていた「情報」と「感情」は大切なポイントのひとつで、親の教育態度が自己肯定感に大きく影響することが示されている。

つまり、安定した温かい愛情表現のある環境があったどうかだ。自己肯定感が高い人の幼少期は、・子どもが達成したことを認める・感情を共有する・条件つきでない愛情を与えるなどだ。

何ができたかどうかではなく、取り組んだ姿勢や努力を支持された子どもは、失敗を恐れない、気持ちよく周りに助けや協力を求めることができる。また自分を取り繕うことなく、安心してやりたいことにチャレンジできる。

子どもにとって、自分の考えや感情を表現することは自己肯定感の発達に欠かせない。自己表現には芸術的なものや、スポーツ、家族の中で意見を自由に述べることなど、さまざまなものがある。子どもが興味を持つものを大人が大切に扱うことも自己表現を受け入れることに含まれる。

子どもの自己表現を肯定的に評価して、邪魔をしない。これは、自分が大切なものを認めてもらえている、応援してもらえると、子ども自身が自然に感じられる機会でもある。

そして、自己肯定感が高い人は、幼少期に適切な責任を与えられて育った傾向がある。なぜ責任をもつことが自己肯定感につながるのかというと、行動や選択が結果に影響を与えることを体験的に学べるからだ。

適度な責任感は、なにかのリーダーをするといった大きなものでなくても、家庭内の「〇〇の掃除係」のようなものでも良い。行動したことにお礼を伝えることで大きな達成感を得られ、人や家族の役に立つ自己有能感も育てることができる。

さらに、うまくいかなかったときに「どうすればいいだろう」と考える、相談する、できなかった理由を報告するなど、未来に役立つ問題解決能力も身につけられる。
人に喜ばれた成功体験は、子どもにとって新たな挑戦の背中を押してくれる。お願いをして、やってもらったら褒めること、お礼を伝えることはぜひ習慣化すること。


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