Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

トニーラズローさんと山手線

2008年05月06日 23時44分04秒 | Weblog
トニーラズロさんと言えば、有道君が難癖つけていた「ダーリンは外国人」の主人公であり、一緒企画の主であるが、最近山手線の車内モニターにコミックで出ていて、外国人と日本社会のギャップを埋めるために一役買っている。
記憶が正しければ、メッセージは

外国人を一般化しないで。(いろんな外人がいますよ、個人としてみてね。)
外国人だからと賃貸拒否しないで

というもの。
漫画で出ていて、非常によかった。好印象である。


そのなかで、川崎市が条令でお年寄り、外国人の賃貸拒否について禁止する条令を制定した、と言っていた。

調べてみると、多分、
第14条 何人も、正当な理由なく、高齢者、障害者、外国人等(以下「高齢者等」という。)であることをもって市内の民間賃貸住宅への入居の機会が制約され、又は高齢者等であることをもって入居している民間賃貸住宅の居住の安定が損なわれることがあってはならない。
2 市長は、市民及び賃貸人その他の関係者に対して前項の規定の趣旨の普及に努めるものとし、高齢者等の入居の機会の制約又は居住の安定が損なわれることがあったときは、関係者から事情を聴き、必要な協力又は改善を求めるものとする○川崎市住宅基本条例


現在でも、憲法で不当な差別を禁止しており、外国人であることを理由とする入居拒否はできないであるが、仮に、その理由で拒否された場合、裁判所が介入するしかない。それでは面倒である。そこで、市が間に入りましょう、ということであろう。
アイデア自身悪くはない。

もっともアメリカを例にとると、この手の法律がどのくらい有効かは定かではない。

つまり、この手の法律があると言われるアメリカでは、例えば、黒人差別に関して、同じ国民であるにもかかわらずこの手の法律が手薄な日本よりひどい人種差別がある。

そして、本当の人種差別主義者なら有道くんのように理由を述べずに拒否することも可能だろう。

にしても、差別される側からすれば、いままで相談相手が私人である友人か、裁判所しかなかったところ、行政が介入してくれるというのであるから、肯定的に評価したい。

他の行政機関も類似の条令を制定して欲しい。

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