Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

支那

2008年05月02日 05時06分18秒 | Weblog
「シナ」という言葉に関するAki氏の英文による論考。
参考になる。
Comment by Aki
2008-04-30 22:33:12 As I mentioned, “Shina” was the only term that Japanese used in place of “China” in English. Pre-modern terms such as Morokoshi were vague terms used to indicate Eastern part of the Eurasian Continent that often included the Korean peninsula, which makes these terms inappropriate to use in place of “China” in modern context. Thus they were extinguished in modern Japanese language. As you probably know, the name of India was changed from “Tenjiku (天竺)” to “Indo (印度)”, when “Morokoshi (唐土)” was replaced by “Shina (支那)”. Indo was not derogatory as Shina was not derogatory. Anyway, if “Morokoshi” had been used in place of “China”, you would have said that “Morokoshi” was a derogatory term. I wholeheartedly hope that the present term “Chugoku” would not follow the same fate as “Shina”.

As for the name of the Republic of China, Japanese government literally translated the Republic of China as 支那共和国, but she decided not to use the translation in official documents in 1930 responding to the request from the Republic of China. This is the document of the decision issued on Oct. 31 of 1930. However, the Japanese government’s decision was that she would not use 支那共和国 as the name of the country, the Republic of China. Even after that decision, the word “Shina” itself was continuously used in official documents. This page on the website of the National Diet Library has links to the official documents. You can find “Shina” in the documents issued on 1930 (昭和5年).11.18, 1931.9.18, 1931.11.11, 1932.3.12, 1932.7.12, 1932.7.16, 1932.8.27, 1933.1.4, 1934.3.31, 1936.12.26, and so on. This contradicts your statement, “More revealing is the subsequent fact that soon after the escalation of the aggression against China after the Marco Polo Bridge Incident in 1937, the Japanese goverment reverted to the use of “Shina” even in official documents,”

Notice that “Shina” was the term correspnding to “China” in English. “Shina” was the name of the area on the Eurasian Continent where Chinese empires historically controlled. “Shina-jin” was the people living there, corresponding to “Chinese” in English.

…so it appears to a slight exaggeration to say that the Japanese government “had” to change the name of “Chuugoku” to “Chuugoku-chiho”.

I did not write “the Japanese government had to…”. I wrote “Japanese had to…”. The reason I mentioned “Chugoku” was just to show that it was not necessary in the early 20th century to use the confusing term “Chugoku” in place of “China” when there was another term “Shina”.Japan Probe


おいらはシナという言葉、特に差別語だとは思わないし、また、中国の人がときにこれは本質的に差別語である、という主張も例のごとく不当な解釈の押し付けだと思う。西洋諸国が中国を冒涜しているときChinaという言葉を使っていたからといって、いま、Chinaという言葉が差別語かというと、そうではなかろう。
むしろ、Jap,チャンコロ、チョンという対応が相当ではないか?

要するに、使われる文脈による。

wikiを参照にするとk、
「シナ」(この場合、おおむねモンゴルやチベットはふくまれない)という地域概念はあった。

言語学界でも、中国という呼称は、「シナとその周辺の諸地域からなる多民族国家の呼称」であって、漢民族だけの固有の土地、言語等に冠することはできない、英語の「チャイナ」、ドイツ語の「ヒネーゼ」に対応する日本語の呼称は「支那(シナ)」であるという立場から、いわゆる中国語に対してシナ語と呼称する研究者もみられる。

東シナ海などというようにまったくの中立的にもつかわれるわけだ。

もっとも、
中国に対し否定的見解をもっている「嫌中」派が好んで用いるため、差別的な概念と考えられる。


という指摘がある。むき出しの嫌中派というのは国際的にも国内的にも通用するものでなく自分で自分の首を絞めていることも自覚すべきだろう。



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14 コメント

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Unknown (太郎)
2008-05-02 18:19:15
たしか呉智英さんがシナと呼ぶべきと主張してますね。
『ちゅうごく』だとめんどくさいから『シナ』だと楽ですね。
逆に言えばそれくらいにしか思わないんですけども。
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Unknown (ちょっと変)
2008-05-03 00:52:13
支は枝という意味で、日本が本で中国が枝と呼ばれて、気分が良いはずがない。
那は説文解字では「西夷国」という意味だそうだからこれもあまり良い意味ではない。
現地人は自分の国や地域を「支那」と呼ばないのだから、現地で使われない語をわざわざ日本で使うというのは、変だと思いますけど。
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はじめまして (Aki)
2008-05-03 04:26:50
えー、突然ですが、本人です。実は、少し前に、同じような場所を読んでいる日本人はいないかと思って「japanprobe」で検索したらここがひっかかって、少し前からここを読んでいました。

ちょっと変さん、日本人は日本のことをJapanと呼ばないのに外国人が日本のことをJapanと呼ぶのはちょっとも変だと思いませんけど、ちょっと変さんがちょっと変だと思うとしたら、ちょっと変な気がします。

で、何が変なのかわからないのですが、少し説明します。

日本で「支那」という表記が使われたのは、新井白石の『采覧異言』(1713年の成立)という文献がおそらく最初です。これは、シドッチというイタリア人の宣教師が屋久島に潜入して捕らえられ、それを新井白石が幕府に命じられて尋問して、その時にシドッチから得た地理学的知識を白石がまとめたものです。この本に、China のことが 「支那」という表記で出てきます。

新井白石がなぜ「支那」という表記を使ったかというと、尋問の時にシドッチが「チイナ」と言ったのを聞いた新井白石が、漢訳仏典で China のことが「支那」と表記されていたことに気付き、シドッチの言う「チイナ」が漢訳仏典の「支那」、すなわち China のことだとわかって、そのまま「支那」という表記をあてたものです。インドの仏典を Chinese が訳した時に、China を意味するサンスクリットの言葉を Chinese 自身が「支那」と表記したわけですから、新井白石は Chinese が選択した漢字表記を尊重して、「チイナ」に「支那」をあてたわけです。

明治の初めに来日した教養のある清国人が、日本で China のことを支那と呼んでいることを知って、即座にその出典を言い当てて、「それなら○×の時代の△□という文献で使われている。それが今の日本で使われているのか。」と言って驚いたというエピソードもあります。このエピソード、「支那は差別語だ」などと主張するちょっと変な人に聞かせてやりたいものですが、20年近く前に読んだ話で、残念なことに私自身が出典を忘れてしまい、使えなくて残念に思っています。Chinese が「支那は差別語だ」などと言うのは、単に Chinese が自分の国の古典に関する教養を無くしてしまったからです。
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Unknown ()
2008-05-03 18:06:29
みなさん、コメントありがとうございます。
特に反論などは大歓迎です。
Akiさん、いつもコメント、ブログの更新楽しみにしております。
本件に関しては、私の意見は投稿で書いた通りです。語源に関して何が真実なのか素人などでわかりませんが、どう考えてもチャイナ=シナというのは動かせないでしょう。チャイナはよてシナがいけないのよくわからない。支流と本流というのは、初めて聞きましたが、面白い説ですね、そういった意味で日本人が使っているという文献がありますか?それとも中国の方がこじつけているのではないですか?中国の中は中心の中だ、ということは他の国は周辺とみなしている、けしからん!!!というのはどうでしょうか?
 私この件、あまり知らないし、興味もなかったのですが、しかし、支那ということばを侮蔑的な文脈で使うひとがいるのは事実として、(しな人はアホ!!日本人はアホ!!!---両者とも侮蔑的な文脈)、ある人々は政治的な意味があるかのかもしれないな、ということも感じました。つまり、中国にとってチベットは中国の一部ですが、チベットやウイグル地区の人々にとってはそうではない。とすれば、中国の侵略を既成事実にしたくなければ、中国という言葉以外のものを使うべきで、とすれば、チベットなどを含まない地域としての支那が適切と考える人々もいるのではないでしょうか?

いろんな意見をおききしたいものですね。
 
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Unknown (ちょっと変)
2008-05-08 00:45:08
日本人は日本のことをJapanと呼ばないのに外国人が日本のことをJapanと呼ぶのはちょっとも変だと思いませんが、akiさんのことは相当変だと思います。

それで、支那という言葉、ほんとにサンスクリット由来なんですか?出典を都合良く忘れるのはどうなんでしょう。

親鸞の書いた「正信偈」という文書の中に「印度西天之論家、中夏日域之高僧」という一節があります。鎌倉時代には、インドは印度と呼ばれていたし、中国は中夏と呼ばれていたことは確か。akiさんが英語で書かれていることは、相当いい加減だと分かりますね。
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/sogenji/hitokuchihouwa/shoushinge.htm

江戸時代の慈雲尊者という人の書物に支那という言葉が出てくるようですが、江戸ですから、昔からと言えるかどうか。
http://www.horakuji.hello-net.info/jiun/thought/sosaimondo/6.htm

新井白石の采覧異言で調べたらこんなのありましたけど、長城の北に「支那韃靼」と書いてあって、長城の南は「大清」に見えますが。
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/exhibition/kochizu/gazou/4-3.html

中国人が支那という語は使わないでくれと言っていて、別に使わなくても不都合はないのに、わざわざ支那という語を使うというのは、ちょっと変。別に法律に違反するとか、絶対変とか言っているのではなく、ちょっと変だし、そういう人とは同じ空気を吸いたくないと言う程度。
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Unknown (nanashi)
2008-05-08 09:02:40
じゃあ漢国でどう?
もちろんチベットとかウィグルは含まないけどw
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Unknown (太郎)
2008-05-08 23:08:18
うーん。
それって「外人」って言うな!っていいがかりつけてる外人みたい。
差別用語としての歴史がなく、意識もないならいいと思いますけど。
いいがかりにいちいち反応してたら言葉狩りだらけで面倒だし、
支那蕎麦、支那竹とか普通にありますし。
今更直すことはないとは思いますけど…
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Unknown (Aki)
2008-05-09 01:36:53
ちょっと変さんの先日のコメント:「現地人は自分の国や地域を「支那」と呼ばないのだから、現地で使われない語をわざわざ日本で使うというのは、変だと思いますけど。」

ちょっと変さんの今回のコメント:「日本人は日本のことをJapanと呼ばないのに外国人が日本のことをJapanと呼ぶのはちょっとも変だと思いませんが、」

なるほど。ちょっと変さんの中では、この2つが矛盾なく両立するのですか。そうですか。

今回、ちょっと変さんは、

「中国人が支那という語は使わないでくれと言っていて、別に使わなくても不都合はないのに、わざわざ支那という語を使うというのは、ちょっと変。別に法律に違反するとか、絶対変とか言っているのではなく、ちょっと変だし、そういう人とは同じ空気を吸いたくないと言う程度。」

と書かれていますが、これならわかります。ただし、これは、私の書いた内容とは無関係ですね。私が書いたのは、「支那共和国」という訳語を使わないでくれと言ってきた時の日本政府の対応と、「支那」という言葉は英語の China に相当する言葉で、その言葉自体は差別的なものでは無いということです。

出典を忘れたのは、「明治時代に来日した清国人が、日本で China のことが支那と呼ばれているのを知って即座にその出典をあげた」という話が、何に書いてあったかを忘れたということです。島田虔次の『中国革命の先駆者たち』だったような気がするのですが、確認はしていません。違う本だったかもしれません。

China の文献で使われている「支那」については、諸橋轍次の『大漢和辞典』の「支那」の項では、「仏書中に散見する。中国の国号は至那・莫訶至那・摩訶支那等で、皆中国の仏教徒が印度人から伝聞した自国の名称を、其の儘音訳したもので、語源は総べて同一である。」と説明しており、「支那」が使われている例として、「宋史、外国六、天竺伝」、「慈恩伝」、「翻訳名義集、諸国篇」、「慧苑音義」、「華厳音義」、「曼殊全集、書札集」からの例文があげられています。

日本での、天竺、もろこし、印度、支那等の使用例ついては、今昔物語など平安時代の作から江戸時代の随筆まで、適当に読んでみてください。どのように使われてきたかわかるはずです。印度や中夏などの語の使用例があることと、一般的に使われていたかどうかは別の話です。

江戸時代の一般書に登場する「支那」としては、私が今までに気付いた早い例では、司馬江漢の『春波楼筆記』(1811年)に、「支那月餅と云ふ者あり。八月十五夜に造る餅なり。予長崎に遊ぶ時、之を食するに餅にあらず、今云ふ落雁の如し、米の粉を煎りてつくねたる物なり」とあります。司馬江漢が長崎に遊学したのは 1788 年ですから、その頃、長崎では支那という言葉が使われていたことがうかがわれます。1840年代頃の本では、支那という言葉を特に説明もなくふつうに使っている本が見られるので、その頃にはふつうに通用する言葉になっていたのではないかという印象をもっています。

ちょっと変さんの最後のリンクは、新井白石の采覧異言ではなくて山村昌永の訂正増訳采覧異言です。これは采覧異言を元にはしていますが、采覧異言とは別の本です。大清は、たぶん御存知だとは思いますが、China の王朝の名前ですね。
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Unknown (nanashi)
2008-05-14 22:17:11
まず第一の点。「支那」禁止は理不尽な言いがかりである。「支那」という言葉は最初の統一王朝の「秦(しん)」に由来し、世界中でその近似音で支那を呼んでいる。
支那人自身が支那を「支那」と呼んだ記録もあり、清朝の公的文書にも「支那」は出てくる。
しかし、かつての朝貢(ちょうこう)国である日本には自分たちを世界の真ん中にある国「中国」と呼ばせたいのである。

第二の点。「支那」が抹殺されたのは、戦後の混乱期である昭和二十一年六月の外務省次官・局長通達による。支那は形式上アメリカを中心とする連合国の一員であり、日本に対して戦勝国である。その力関係を背景に「中国」を強要してきた。
外務省は従順にそれを受け入れ、各言論・報道機関に「支那」を禁止し「中国」を使うように通達を発した。その中にこんな文言がある。
「今度(このたび)は理屈抜きにして先方の嫌がる文字を使はぬ様(やう)に」。
占領下では、正当な理屈さえ禁じられていたのである。

第三の点。明白な言論弾圧を、自称良識人たちは、侵略戦争への反省や民族差別解消の名目で歓迎した。二十世紀末まで支那を植民地支配していたイギリスでもポルトガルでも「チャイナ」「シーナ」と呼んでいることを知らないふりで。
また「中国」が差別的な自国中心主義を意味することも知らないふりで。
そもそも外務省通達の存在を、これは本当に知らないのである。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080514/chn0805140310003-n1.htm
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Unknown (nanashi)
2008-05-14 22:19:15
つまり何で日本にだけChina(シナ)と呼ばせないかとというと、中華思想なんですね。
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