4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ

2006-11-02 10:05:51 | 映画あれこれ
今週の衛星洋画劇場は、久々にいい映画特集だった(私にとってだけ

特に“潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ”はよかった

1993年に公開された映画らしいけど、ぜんぜん知らなかった。なんで知らなかったのかって、悔しいくらい。

この映画は、平たく言えば、まったくタイプの違う二人の老人の友情の話。
出てる人皆、孤独を生きてるの。でもしめっぽくない。
舞台が美しいのもあるし、孤独な人々の奥に見え隠れする優しさなんかがそこかしこに垣間見えるせいかもしれない。

私が特に印象に残ったのは、老人二人が、断崖に寝そべり、アイリッシュウィスキーを壜ごといきながら、花火を見るシーン(その美しさ)と、“スピード”で売れる前のサンドラ ブロックが、彼女の家にきて転寝してしまった老人(R デュバル)を見つめる瞳。
心があたたかくなった。

大金をかけなくても、こんなにも人の心に残る暖かい作品ができるんだな、と再認識させてくれる映画だった

芸術の秋 其の1

2006-11-02 00:28:59 | とりとめもない話
竹内結子と獅童、いよいよ離婚するみたいですね。
今更こんなこと言うのもなんだけど、篠原ともえ、結婚しなくてよかったね獅童と

二人の結婚生活がどんなものだったかは、まるで知らないけど、竹内結子は、子供の為に、もうちょっと我慢してあげてもよかったのでは??と個人的には考えてしまう。ま、あとちょっと我慢したところで、結局は破局に向かう運命にあるのかも、だけど、最近欧米化が進んでるのか、昔の日本女性のように“耐え忍ぶ”ってことがますます昨今の日本女性からは消え去ってしまったように感じる。別に耐えて忍ぶことを推奨してるわけじゃないけど、1年4ヶ月でしょう。子供もいるんだし。獅童がいつから、ああなったかは知りませんが、もしかしたら、もうちょっとこれからどうにかなるかも、今が一番最悪な時期かもしれないのに、なんて。余計なお世話かもしれませんが、長々と。もちろん彼女は経済力もちゃんとあるし、離婚が高いハードルでも何でもないのかもしれませんね。私もそんな経済力つけていかなきゃな

さて、話は変わりますが、芸術の秋ですね。

私は今日六本木ヒルズの“クリーブランド展”に行ってきました。
水曜なんでレディースデイで、千円なんて気が利いてますねこればっかりは、森美術館のファンになっちゃうなあ~夜も遅くまでやってくれるのもすごいしスタッフも皆きちんとしてるし。

おまけに今日は映画の日。ということで、皆映画に走ったらしく、美術館、とっても空いてました
おかげで、のんびり堪能することができ、大満足です。
今回の展示、かなりいい絵&彫刻が来ております。あまり芸術を知らない方なんかでも、手始めに行ってみるといいような。それでいて、ピカソとか、ちょっと今まで見たことないような画風だったり、ブラックの絵もステキです今まで見たどれよりも気に入ったブラックの絵でした。
でもその中でも一番よかったのは、モネの描いた奥さん(カミーユ)の絵。この絵、モネが生涯手放さなかった絵なんですって。

私の芸術の秋は、この後もまだまだ続きます