立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

中国の天気予報・・・JingShangの上海生活

2008年01月30日 | JingShang君からの上海レポート
 上海ではこのところ毎日雪か曇りです。今朝(30日)は、雪は止んでいますが、曇りです。天気予報では、晴れ間もあるようです。昨日も少しの間、晴れ間がでました。

 普段天気予報は、中央気象台の「問天網」(wen tian wang)を開いて、都市をクリックするとでてくる今日の天気予報を見ます。「詳報」をクリックすると、今日を入れて3日分の天気予報がでます。しかし晴れとか曇りとか簡単な記述だけなので、この最近の天候がどうしてこうなったのか知りたくなり、中央気象台のホームページを見てみると、かなり詳細な記述をしている部分もありました。

 それによると、今回の天候は、北部の寒気が南方まで入り込み、南方の温かい空気に触れて、雲ができ全体の気温が下がって雪になったというストーリーのようです。揚子江流域(江蘇省南部、安徽省、湖北省)から江西省、湖南省、貴州省辺りが被害地域です。この地域は普段は比較的暖かく、寒気団、氷雪害に対する備えが弱く、打撃を受けました。送電線の鉄塔が結氷で重くなり、折れ曲がったりしています。また、輸送が打撃を受けています。

 中国のテレビでは報道されませんが、華南の日系の自動車会社に対する部品の供給が止まり、操業を停止したとのニュースを日本のネット報道でみました。私の会社でも、今週は揚子江流域の顧客のところへ行く予定にしていましたが、交通が不安定で断念しました。その地域の関係先では従業員が来ないので休業にしたところもあります。

 さて、気象についてネット検索していて、中国の気象衛星画像を見つけましたので、アップします。29日17:00のものです。華南より上海方向(即ち東北方向)に伸び、さらには日本に伸びている雲の帯が見えますが、これが今回の悪天気の元凶のようです。この雲の帯は日本まで伸びているようですが、日本では被害ないのでしょうか。雲が大分薄くなっているので、峠は過ぎたように思えます。今朝6:00の画像では、もっと薄くなっています。

 少しそれますが、この衛星画像でチベット、ネパール、インド方面に注目ください。ヒマラヤ山脈を境に雲の切れ目が非常に鮮明です。ヒマラヤ山脈が雲を遮っているのがよくわかります。

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