立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

豪農の館・内山邸の春先(1)・・・富山市・内山邸(国登録有形文化財・富山県民会館分館)

2016年03月14日 | Zenblog
 国道8号線を走り、神通川西岸の田んぼに囲まれ県民会館分館となっている豪農の館・内山邸を訪れました。内山邸の春先の雰囲気を味わうためです。

(1)北側から見た豪農の館・内山邸

 北側の田んぼ越しに見ています。左(東側)の梅園に咲く紅梅が見え、中程にも白梅が見えます。

(2)西側にある表門と長い塀

 長い塀は右側にも続きます。

(3)表門を入ると主屋の玄関と広い前庭


(4)前庭にある内山邸見取り図

 表門・玄関は西側にあり、立山に向かいあう東側に梅園があります。

(5)見学者用の上がり口に生けられていた「春の息吹」


(6)表座敷の鉢前と月見台

 手前が表座敷でその前の鉢前です。この下に水琴窟が仕掛けてあります。その向こうが南西に向いた月見台です。

(7)表座敷の鉢前の下に水琴窟

 この鉢前は御影石・近江の比良石・京都鞍馬の貴船石・サハリンの石を用いて作られ、この下には水琴窟が埋められています。瓶を埋めて小さな洞窟をつくり上から水滴を落として精妙な音を響かせます。耳を澄ますと、今もその音が響いています。屋敷内にはもう一箇所あります。

(8)二階からの眺め

 左手に梅園の梅が見えます。庭の建物は「柳原文庫」で和書・漢籍・書画等が収められています。その壁や扉は黒漆喰仕上げです。

(9)50数年ぶりに里帰りした雛飾り

 50数年前までの内山家では、雪囲いも片づけ暖かくなった3月中旬ころから旧暦の3月3日ころまでお雛様が8畳間で床の間の日本人形とあわせて飾られました。菜の花を飾ったり草だんごを食べたり、玉露を頂いたり、ツクシのおひたしを食べたりして祝いました。

(10)ガラス戸ごしに見える蔵

 味噌蔵・下の蔵・中の蔵・上の蔵と長く一棟になった蔵です。この蔵の向こう側が梅園になっています。

 (明日に続きます)

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