座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

『村上海賊の娘』

2019-11-25 | 読みました

『村上海賊の娘』を読もうと思いました。

 

『のぼうの城』の 和田竜氏の書いた本だったからです。

 

でも、ちょっと読んでる暇がなくて、

文庫になってからでいいか・・・と。

 

それが文庫になってからも、横目で見ながら素通りしてたのですが、

いよいよ読もう、と思ったら、

なんと、4冊もあったので、大いにガッカリというか、ビックリ、

いや、ハッキリ言って、ショックでした(苦笑)。

 

 

          

 

意を決して まず2冊買って、

それらを読み終えてから 残りの2冊を購入。

 

 

 

海賊、といっても 「パイレーツ・オブ・カリビアン」ではなく、

日本の海賊というのは、

なんとなく、浪漫がある気がして、興味を掻き立てられます。

 

だって、その子孫が、日本には 

あちらこちらに住んでいるわけでしょう?

 

実際に、いたんですよね?

 

おとぎ話じゃなくて。

 

ちょっと 浪漫があるじゃないですか。

 

 

 

 

 

 

時代は 毛利元就が亡くなった後で、

生きた織田信長が登場する場面もあります。

 

大柄で 顔の濃い女性が主人公、という体ですが、

海上を舞台にした戦国のやりとりが中心の

男っぽい小説です。

 

これでもか! というほど残酷なシーンがあり、

とても映像化されそうな予感はありません。

(ゲームにならなできるかな?)

 

 

青い海。

 

小さくても早く動ける船。

 

びっくりするほど大きな船。

 

島々が連なる瀬戸内の海の 緩やかな瀬、荒れる海流の中を

主人公たちを乗せた船が走る。

 

空は きっといつも晴れている、

と思ってしまう本でした。