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座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

初観音

2013-01-09 | 年中行事
今年最初の観音さまです。







南門の手前から吉祥寺を見たところ。 正面奥が本堂、入って右手に鐘楼堂。






9日は 観音経を読誦します。

明日10日は 護摩を焚きます。

初護摩です。







門をくぐると、赤い幡がいっぱい並んでます。 入って左手に観音堂。






お天気も大丈夫そうです。

皆さん、どうぞ お参りにいらしてください。








観音堂を正面から。 修理したので、そんなに古くは見えません。


ただし、夜7時頃からのお勤めです。



涅槃の塔

2013-01-09 | 合葬墓
去年の春のお彼岸の中日に 開眼供養をした 合葬墓です。

去年の44月22日の記事、「開眼供養」 で、
「お釈迦さまのアップ画像は 後日 載せたいと思います。」
などと申しておりましたが、
ようやく本日、画像を載せます。






こちらは3月の画像   






   こちらが1月2日に撮影したもの


   



合葬墓の名称は 「涅槃の塔」としました。

本尊さまは 去年 開眼供養をした お釈迦さまです。



         



このお釈迦さまは「初転法輪」のお釈迦さまです。

「成道の釈迦」でも「涅槃の釈迦」でもありません。

手の形が 「初転法輪印」という印を結んだ形なのです。



釈迦さまが菩提樹の下でお悟りを開いた後、
サールナート( = 鹿野苑:ろくやおん)という場所で 
もとの5人の修行仲間に
初めて仏教の教義を説いた時のお姿です。



「印を結ぶ」、というよりも、
初めての説法にモジモジしているお釈迦さまの手、
という感じですね(笑)。






         

     ね? モジモジしている手に見えるでしょう?(笑)






この時 お釈迦さまがお説きになったのは

「中道」と 
中道の実践法の「八正道」、
「四諦(苦集滅道)」、 
四諦の完成にいたる「三転十二行相」

だったそうです。

詳しくは、私以外の誰かに聞いてください(笑)。






遺骨を引き取ってくれるお身内のいない方、
お墓を守ってくれる子孫のいない方、
そんな方々にも 不安なく日々を過ごしていただきたいと思います。

このお釈迦さまに 日々 見守っていただきたいと思います。



住職が 4日にお配りした新年のご挨拶の中で
「墓友(はかとも)」という言葉を使っていました。

  (遊んでますよね? 笑)



お身内が「涅槃の塔」に入ってらっしゃる同士で
お友達になる、
という解釈もあるでしょう。

もうひとつ、
将来 ご自身が 同じ「涅槃の塔」に入る同士で
現世において、お友達になっていただく、
という「墓友」もありうると思います。



同じ吉祥寺のお檀家さん同士、
できる事なら 気の合う人を見つけて
仲よく過ごしていただけたら と思います。






4月の記事で 
「本尊さまは 思いっきり 素敵な方をお呼びしたいと思っています」
と書いていましたが、さて、いかがでしょうか?(笑)



                   







刻まれた文字は「私を悟りに導いて下さい」という意味だそうです。