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座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

深谷仏教フェスティバル

2017-10-16 | おしゃべり
深谷仏教青年会は これまでに 年に一度の標語の配布の他に、
年に一度 仏教講演会を開催してきました。

その仏教講演会が 今年度 35回を迎えます。

これは、すごい事です!

その記念に 12月10日に『深谷仏教フェスティバル』を開催するそうです。



     




現在の執行部の皆さんのやる気と実行力は 尊敬に値します。

多くの一般の方々と ご縁を結ばせていただきたい、
私たち若手でも何かできないか、
若手だからこそできる事があるのではないか、

そして
地元出身のゴルゴ松本氏を招いて、 
いつもの文化会館でなく、
ホームである本堂で
ミニ講演会ができないか、

という思いが結実しました。





『仏教フェスティバル』は 仙元山の昌福寺を会場に、

ゴルゴ松本氏の講演の他に、

念珠作り、

写経教室、

写仏教室、

念仏体験、

座禅体験
など、

参加・体験型の機会をご用意。



初めてでも恥ずかしくない!

上手にできなくてもかまわない!

若い方にも 積極的に参加していただけるメニューを取り揃えてあります。

また、
精進料理教室で胡麻豆腐を作ったりもできるみたいです。



12月10日(日曜日)、午後1時から午後6時まで!



サブイベントとして、境内で
ハートフルファミリーによる駄菓子屋ロック
というのもあるそうです。

リヤカーの、<移動式>駄菓子屋さん、だそうです。

面白そうですね!

それじゃあ、お天気にしてあげたいなぁ。






ゴルゴ松本氏の講演は、12月10日の16時からです。
(受付開始15時)(17時半終了予定)

整理券は 1枚 2000円です。

整理券の受け付けは、10月末日まで(第1回締切)です

申込多数の場合は、抽選となります。



どうぞ 中瀬の吉祥寺まで お申し込み下さい。



お元気ですか

2017-10-14 | おしゃべり
10月なのに、こんなにも暑い

と汗をかいていたら、昨日からは また寒くなって

クーラーを入れたり、ヒーターを引っ張り出したりしています。



体調管理、うまくできていますか?

もしも風邪気味だったりしたら、
どうぞ 心地良く温めて下さい。

お部屋を ほわっと暖かくして、
もし 身体のどこかに 冷えを感じる場所があったら、
使い捨てカイロで温めて(低温ヤケドに気を付けて)下さい。

冷える場所を お風呂でマッサージも良いですね 

冷たい飲み物は、ほどほどに。

彼岸明け

2017-09-26 | おしゃべり
早くも、彼岸明けです。

今日は お天気も良く、
中瀬の吉祥寺の境内では、手桶に水を汲む音や
観音堂にお参りして 鐘を鳴らす音が
一日中 聞こえていました。



金木犀の香にうっとりしていた時、、
秋のお彼岸は ご先祖に供える花々が美しい時期なんだと
思い当たりました。






住職は、先日 眼科病院に行き、
網膜が「キレイに 付いてます」との診断を受け、
喜んでいます。

ホッとしました!

たくさんの方々に ご心配とご迷惑をおかけしました。

視力も徐々に回復してきています。

(徐々に、なんですね!

 手術をしたからって、すぐには良くならないんですね!)



日常へ

2017-09-18 | おしゃべり
先日は、住職のアタマを バリカンで刈りました。

また、ちょっと早めでしたが、息子の誕生日のお祝いに、
お気に入りのイタリアンレストランで ディナーを楽しみました。

(息子の誕生日は、お彼岸の入りなんです。)



ここ一週間くらいで 通常の 日々の暮らしになってきています。

それまでは、「通常」では ありませんでした。

住職が、目の手術を受けたからです。



命に別状はありませんでした。

目、それも 片方の目だけでした。

けれど、人は 二つの目で 物を見るようにできているらしく、
とてもとても不便そうでした。

なにより、また悪くなるのでは?との恐怖があったようでした。






住職は、網膜剥離を起こしていて、
はがれた網膜を張り付ける手術を受けたのです。

それも、お盆の直前に 剥離を起こし、
お盆中も<緊急手術>の必要があるかどうか? を確かめるために受診し、
お盆直後、というか 送り盆の日に入院し、
その翌日に手術を受けました。

その最中も、「なるべく安静に」との医師からの指示があったので、
なるべく動かないようにしていました。

お盆中に、です

まったく、もう!





住職が働かないお盆。

住職がいない兼務寺のお施餓鬼。
(兼務しているお寺は、普通に、8月にお施餓鬼をするのです。)

どちらも、初めてです。

手術は無事に終わり(1時間10分くらいかかりました)、
12日間の入院生活に終わりを告げ(病院まで1時間くらいかかります)、
まずは今 なんとか平穏な日々です。





とはいえ、12日間で衰えてしまった筋肉や
なかなか元通りにならない術側の目の視力のために
<通常>とは言えない住職の動き。

まだまだ完璧とは言えません。

それでも なんとかなるようになってきてはいます。



これまで ご心配をおかけしました。

そして ご迷惑をおかけしました。

お詫び申し上げます。      

これからも 宜しくお願いします。   

日野原医師

2017-07-20 | おしゃべり
一粒の麦 もし 地に落ちて死なずば
唯 一つにてあらん。

もし 死なば 多くの実を結ぶべし。



聖書にある言葉(ヨハネによる福音書 第12章24節)で、
ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の巻頭にある言葉だそうです。

日野原重明医師が 105歳で亡くなりました。

自分に与えられた時間を、精一杯に 生き切った生涯だったと思います。




          




結核で休学したり

結核の少女を励ましつつ見送ったり

東京大空襲でなすすべもなく何百人ものヤケドの人々を見送ったり。

終戦は、医学生だった20歳の時。

その後も ハイジャックされたよど号に乗り合わせたり。

よど号の機内で、ハイジャック犯に借りて読んだのが、
『カラマーゾフの兄弟』だったそうです。






注目すべきは、その後のご活躍かと思います。

それまでの経験を踏まえて できる事をなさっていらっしゃっいました。

それらのひとつは (不幸にも)サリン事件の時に役に立ちました。

「新老人の会」は 超高齢化を迎えた現代日本にとって
当然必要となる考え方が 軸になっています。

なにより、その存在と 驚異の体力が 
高齢の方々の元氣の元になった事でしょう。

はるか後(?)を追う私たちも、階段を駆け上がる姿に、
「しっかりしなきゃ!」「負けらんない!」
という気になったものです。






『生きかた上手』という著書は 100万部のベストセラーだったそうですが、
その中の一冊は、私が買いました(笑)。

私には、日野原医師の著書と 
大行満大阿闍梨の酒井雄哉師の言葉との間に
共通点があるように感じられるのです。     
                      

体験によって得られる真実、
その真実の言葉が 平易な表現をされる時こそ、
私たちの心深くに 静かに沁みていくのではないでしょうか。

その「真実の言葉」が、おふたりの共通点なのかもしれません。






「生き切る」。

なかなか得られるものではないと思います。

日野原医師には及ばなくとも、
せめて 生き切った実感を 少しでも感じて
この世の生を終える事ができますようにと願います。

合掌。



お盆の準備

2017-07-08 | おしゃべり
中瀬の吉祥寺では、7月と8月の2回、お盆を迎えます。

お棚経も 7月は 東京・大宮方面、8月は深谷方面と中瀬内、
2度に分けてお勤めさせていただきます。

すでに七夕を迎え、🎋 
座敷ネズミは、いえ、寺族全員、
焦りつつ お盆の準備を 進めているところです。



たとえば。



お盆迎えにおいで下さったお檀家さんに
お茶をお渡ししています。

ご先祖さまに お茶を淹れていただくためのものです。

と言っても、スティックのお茶なのですが(汗)。






これを、小さな封筒に 2本詰めます。

なんの面白味もない 真っ白な封筒なので、
ハンコをペタペタしています。

青いのは笛を吹く天女、
赤いのはとぼけた表情のダルマさん。

どちらの袋で お渡しするか、お楽しみに!?

今日 おいで下さったお檀家さんは、青い袋でした






このお茶は 近隣のお寺さんは どこでもお渡ししているものなのでしょうか?

そして、このお茶、なかなか大変だったのですよ~。

昔は お茶の葉を 半紙にスプーンですくって入れて、
昔の粉薬のように半紙を折っていました。

この作業をする時は 風でお茶の葉が飛ぶので、
扇風機を使う事もできず、
暑い中での大変な修行だったそうです。

それはクーラーが普及した後でも 修行である事には変わりはなく、
手仕事を 毎日毎日 繰り返していたものです。

スティック茶になってからは 
お茶が老ける(って、言いますよね? 蒸ける?)心配もなくなりましたし、
お茶の葉が飛び散ってしまうような事もありません。

で、ハンコ押しの手仕事だけ、
ちまちまと やっています。

このハンコがないと、どうも 寂しい気がして(笑)。





で、お菓子が入っていた大きな缶の出番です(笑)。

今年も、来年も、この黄色い缶が 本堂に並ぶのです(大笑)。



比叡山時報

2017-07-01 | おしゃべり
「比叡山時報」という新聞があります。

発行所は 比叡山時報社(笑)。

毎月8日発行の 月刊紙です。

第748号、平成29年6月8日号の第6面に、
中瀬の吉祥寺が載っています!






祖師先徳鑽仰大法会

大阿闍梨から お加持 授かる

延暦寺会館泊の宗内団参で



―――― ここに お加持を受けている 吉祥寺檀信徒の写真があります ――――


北嶺回峰行の創始者である建立大師相応和尚の一千百年御遠忌ご祥当年を迎え、
延暦寺会館では、4月1日より 宗内寺院団体参拝で宿泊する檀信徒を対象に、
千日回峰行を満行した大行萬大阿闍梨から、法話とお加持が授けられている。



5月17日には、午後5時より 埼玉教区吉祥寺(瀧川善海住職)の檀信徒
約80名が 同会館2Fホールに参集。

上原行照大行満大阿闍梨から 約45分間の法話が行われた後、
目を閉じ 心に願い事を念じる人々 一人ひとりに お加持が授けられた = 写真





比叡山延暦寺の根本中堂は 
現在 工事のため 全貌が見えなくなっているそうです。

でも 今なら 延暦寺会館に宿泊すれば、
大行満大阿闍梨さまからのご法話をお聞きし、
お加持を授けていただく事ができます。

これは、比叡山延暦寺としては 宣伝したい内容のようです。

申込の受け付けは 原則20名以上の団体参拝だそうです。

受け付けは 延暦寺参拝部、
☎ 077(578)0521
だそうです(笑)。



中瀬の吉祥寺の檀信徒として
今回 団体参拝に参加して下さった方々には、
良い事があったでしょうか?

ちょっとうらやましいし、悔しいです(笑)。






7月に入りました。

1年が 半分過ぎた事になります。

今年の抱負を覚えていらっしゃいますか?

今年の夢は 半分くらいい叶いましたか?

まだの人は、
もう一度 決意を新たに 頑張ってみるのも良いと思いませんか?

夢がかなった自分を見るのは 楽しみですね?



吉祥寺略縁起

2017-06-20 | おしゃべり
リーフレットの最後の所には
本堂の写真と共に
問い合わせ先、つまり 吉祥寺の住所や
電話番号・FAX番号・ホームページアドレス、
それにアクセスマップが載っています。

その左側には 吉祥寺略縁起が書かれています。

この2面は 「永代供養 合葬墓 涅槃の塔」と
「ペットのお墓 ふれあいの郷」と同じ内容です。



吉祥寺略縁起、書いてみますね。



吉祥寺は、南北朝の昔、聖一国師圓爾辨圓さまが開山されました。

また、当時の名将新田義貞に連なる河田対馬守義賢が、
父 但馬守義光の菩提を弔うために当時を建立しました。

後に南王山普門院観音寺・無量山新田院観経寺・修験道大光院が合併されました。

本尊は阿弥陀如来、そのほかにも聖観世音菩薩・釈迦如来・薬師如来・
青不動・ふれ愛観音・地蔵菩薩などの仏さまたちがいらっしゃいます。

さらに境内の大イチョウ・江戸四大彫物師の一人 石川勝衛門作の 本堂欄間・
大涅槃図などの宝物もたくさんあります。

ただし、吉祥寺の一番のたからものは 代々の檀信徒の皆さんにほかなりません。

また、歴代の住職には、京都東福寺を開いた開山辨圓さま・
教育者恵眞・文人観海・地域自治のリーダー乗圓・
奈良吉野金峯山寺ならびに京都妙法院(三十三間堂)の住職を勤め
天台宗務総長を歴任した良泉大僧正・
天台教学の最高峰勧学出仕を長年勤めた良周大僧正などの
英傑の諸師がいます。

ちなみに、現在の住職は37世です。

吉祥寺は やさしいお寺、ホッとできるお寺、癒されるお寺、
元気になれるお寺、清々しい気持ちになれるお寺を目指しています。






じっくり読み返していると、「?」「!」な所が、
正直、散見されます(涙)。

皆さまからのご意見・ご感想を お待ちしています。






          
          アートセラピーの講座を受講して描いた作品の最後。
          「魂」のイメージです。
          気に入っているので、額に入れよう





山家会と お茶会

2017-06-08 | おしゃべり
6月4日は、宗祖の伝教大師のお命日です。

「山家会とか 「水無月会」とか言います。

中瀬の吉祥寺の仏遊会では、
4日の日曜日、伝教大師忌の法要として、
本堂で 伝教大師和讃を唱えました。



          

         伝教大師の掛け軸の前、右側の、ロウソクにご注目!
          


天台大師和讃と 天台大師和讃は、
お正月にお配りした『天台宗勤行儀』の中に
収録されています。



 こんなヘンテコなロウソクでした!






さて、それが終われば、お楽しみ!

仏游会にて初めてのお茶会です!

とは言っても、台所で立てたお抹茶を、
客殿のいつもの部屋で、いつものテーブルでいただくのみ。

お点前だの、作法だのは、一切、ありません!

でも、美味しかった~~~!!!!!




最初の一杯は、本堂の本尊、阿弥陀如来様へ。
次の一杯は、客殿の薬師如来様へ。






お菓子は、
私が密かに 「和菓子も、洋菓子も、東日本で一番美味しい!」と信じている、
熊谷のM河屋さんの和菓子です。



          
          季節のアジサイをかたどった、優しい薄紫色。
          雨粒を表す透明なしずくを光らせています。






先日の団体参拝の折に 宇治の平等院で求めてきたという、
とても美味しいお抹茶と きらめく露のアジサイのお菓子と
これも美味しい、楽しいおしゃべりとで
豊かな気分に浸ったひと時でした