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バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

うちの会社の新人くん

2007-03-08 10:18:56 | 街で見かけたバイク乗り
私の会社に中途採用の新人くんがやってきた。
新人といってももう30は楽に越えている。
採用の際の履歴書に二輪免許取得と
趣味はモータースポーツと書いてあったので
同じ臭いがするのは解っていたがあえて話題にする事はなかった。
一般社会でのバイク乗りの評価は
あまり良い目では見られないせいもあるので
私自身、会社ではバイクの話はしないようにしている。

そんな彼と先日いっしょに車に乗って仕事に出かけた。
何気なくバイクの話になって
私が調子に乗っていろいろ話だすと限定解除の際の話になった。
私が取得した際の話は私はバイク乗りの20から書いているのだが
彼の話もなかなか面白いものであった。

新人くんも私と同じように朝早く野間の試験場に足を運び
コースを覚えるように歩いてイメージトレーニングをしていた。
そしてコースの脇に空き缶を所々に置いていったそうだ。
それを見ていたジョギング中のオジサンが
「なんでそんな事をしているのかい?」と尋ねてきた。
新人くんは「ブレーキをかける場所を決めているんですよ」っと答えたらしい。
つまり新人くんは慣れていないコースに目印を置いて
ブレーキをかけるタイミングを計っていたのでした。
ちょっとカンニング行為?

そして事前審査にのぞんだ訳なんですがそこで問題が発生。
なんと新人くんは原付の免許しか所得してなく
当時の中型二輪を所得していても合格率3%なのに
その行為は無謀としか言いようの無いチャレンジに等しいかったのです。
案の定、試験管は受験させないと言い出しましたが
原付から大型二輪を受験できないとは明記されてないと反論。
あーでもない、こーでもないと押し問答の末
とりあえず受験できるようになったのでした。

実は新人くん
原付免許しか持ってなかったのだが
草レースに参戦しており腕前はソコソコあったのだ。
そして試験開始。
あのコースをなんと一回目で完走したのでした。
そしてあのコントロールタワーの階段を登って
ドアを開けるとそこには…。

なんとそこにはあのジョギングオジサンが座っていたのでした。
さすがの新人くんも「あっ」と思ったそうです。
しかし教官はにこやかな顔で合格を告げたのでした。
その後、新人くんはGPZやゼファーに乗り継ぎましたが
今は愛車はありません。
私は立場上奨めはしてませんがまた愛車を手に入れたならば
いっしょにツーリングに行く事になるでしょう。

ちょっと面白いヤツが入社しました。

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