
今では珍しい赤いポストが目印の平成筑豊鉄道の“油須原駅”。
九州最古の木造駅舎ではないかとも言われているらしい。
そんな国鉄時代、田川と行橋を結んで石炭を運んだ路線で
長いセキを9600が重連で力走する有名な路線でした。
今はもう駅には誰もいない無人駅です。
ちょうど列車が到着するのか、腰の曲がったおばあちゃんがベンチで一人待っていました。

一両だけのワンマンディーゼルカーがやってきましたが
立派なホームはかって長編成の列車が走っていた事を感じさせます。

到着のアナウンスがある訳も無く静かに到着し、そして静かに列車は出発して行き
何もかも止まった様に見えた場所だったが、やっぱり時間は流れていた。
*セキ 鉄チャン用語 石炭を積む貨車の事
9600 鉄チャン用語 大正時代製造のSLの事
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