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Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

現状報告

2008-07-05 13:36:53 | Kawasaki Z650

ザッパー君の現状です。

●キャブ+パワーフィルター完成
●エンジン仕上げ完了(半分妥協)
●ハーネス完成
●メーター作業中
●ホイール未作業(サビサビ)
●Fタイヤ未交換
●外装未装備

Fタイヤを交換したら一応乗れそうですが
あれこれ気になると限りがありませんねぇ。^_^;

ハーネス装着 意外な完結

2008-07-03 09:41:36 | Kawasaki Z650
ウンともスンとも言わないセルモーター…。

動かない物は仕方が無い。
悩んで解決するなら悩みもするが
所詮、にわか製作の素人作品。
理屈も解らないのに答えなど出る訳が無い。

バイク屋さんにお願いしようかとも考えたが
しかしオリジナルの配線ならばなんとかしてもらえそうだが
すでにオリジナルではない訳の解らないハーネスを
1本1本調べていく作業なんかOKしてもらえる訳が無いだろう。
“仕方が無いので電気に詳しい友達になんとかしてもらおう!”
って、安易な答えを導き出し
現実逃避の為に今回の作業とは関係無い
サビサビのボルトやナットを磨きに磨いていた。

やがて夕方になり
この日は暗くなってからしか出来ない作業が残っていた。
それは完成近いメーターの照度を確認するのだ。

メーターを仮付けするとスピードメーターに配線が残っていた。
確かこれはスピードセンサーからの線だ。
何度も配線図とにらめっこして製作したので
うる覚えでもこの辺の配線は頭の中に残っていたのだ。

配線をつなぎながら
“ひょっとしたらこの配線はスピード関係なんでセルと関係しているかも…”
と考え、接続後、まさかそんな事はないだろうとセルボタンを押してみると
キュル、キュル、キュル!求め続けた懐かしい音が!
やはり我が作品は間違ってなかったのだ!
(ウインカーの左右の配線は間違っていたが…)
現実逃避の事を棚上げし、ひとり悦に入って喜びをかみ締めた。

これで電装関係はテスト完了です。
あとはメーターの調整に入ります。
このメーター、ちょっとカッコいいです!

ハーネス装着 喜怒哀楽

2008-07-02 08:02:39 | Kawasaki Z650
ようやくエンジン周りも納得がいく仕上げができ
(結局、エンジンの汚れを極力落とし、カバーやヘッドの角をバフ研磨 !(^^)! )
先に仕上げておいたキャブとパワーフィルターを装着する。
そして自家製ハーネスの装着!

元のハーネスをコピーするだけとはいえ
電気の事はまったく解らない素人の製作
かしめる道具さえ今回初めて購入した程
これで初めからうまくいくとは思えません。
でも答えを聞かないと先には進めないので
バッテリーをまだ装着してないので
車の予備用のバッテリーにつなぐ事にする。

エンジンをかけていきなりボン!は怖いので
(それ程自信がなかった… (-_-;) )

おそる、おそるバッテリーをつなぎ
(もちろんプラスとマイナスを間違える訳はないのだが
製作段階で配線を逆につないでいる可能性もあるので… ^_^; )

ヒューズが飛んでないかを確認すが
(ヒューズも管から板ヒューズに交換してあるです… (^。^)V )

無事になんとかOK。
(かなりおっかなびっくり… ^_^; )

メインスイッチをONにすると、グリーンのニュートラルランプが点等した。
(心の中でガッツポーズ! (^^)b )

第一次コンタクトは成功のようだ。
続いてヘッドライトのスイッチを入れると
メーターの照明ランプといっしょにヘッドライトも点等した。
(実はこの部分は以前光量不足でシビエのヘッドライトに交換した際
バイパス配線をしていたので、オリジナルと違う為一番心配な部分でした… (~_~;) )

次にウインカーのテストです。
左にスイッチを入れると無事点等、右が!
もちろん右にスイッチを入れると同じく左が点等。
(………、やっぱり… (T_T) )

何回操作しても同じなので
(何回しても電気は正直です… (-_-;) )

配線図とにらめっこして、ここかなぁって場所の
(まったく自信が無いので、ほとんど感… (・・? )

9ピンのカプラーのピンを入れ替えて再び左にスイッチON!
今度はちゃんと左が点等、右もOK!
(やった!というよりも、セーフという安堵の気持ちです… ^_^; )

そしていよいよ第二次コンタクトのエンジン始動です。
右手のオレンジのボタンを押すと
キュルキュルキュル…って音がする?…???

…ってか、何にも音がしない!

まだ夏も来てないのに、ここには秋風が吹いていました。
ヒュー…、ヒュー…。
(どうしよう… (-_-)→(/_;)→(T_T) )

メーターの不思議 5

2008-07-01 09:13:57 | Kawasaki Z650
最高速度は何キロにしますか?って聞かれても困ってしまう。
ってか、考えてなかった…。

オリジナルは180kmです。
もちろん当時の大型バイクはみんなそうです。
メーカーの自主規制が解除されてからは200kmオーバーの表示が始まりました。

私のバイクはもちろんそれ以前
いや、昔乗ってた頃でも160km以上出した事がない。
エンジンの振動が大きく、手がしびれてくるのだ。
だから表示は180kmのままと考えていたのだ。

スペースが空いているので240kmまでは大丈夫ですよと返事はもらったが
現実にはとても使わない表示である。
だから無意味… 無意味… 無意味?

確かにそこまでとてもでるスピードはでない。
でも表示してあるだけで、可能なスピードであるかのごとく思えてしまう。
冷戦時代、戦闘機のコクピットの画像はご法度であった。
そこについているメーターの数値でその性能が解ってしまうからだ。
だから赤い国などはわざとメーターを改ざんしてリークさせ
脅威を資本の国へ与えようとしたとされる。

まあ、そんな大袈裟な話ではないけれども
その数字が本来以上の性能を与えてくれる。
(気がするだけ、だけれども…。きっとそれは世間で言う自己満足なんだろう)

メーターって不思議だ。
そこだけ変えただけでもバイクを新しく見せるし
瞬時に性能アップもしてくれるように見えるから…。
結局、スペースとデザインの関係で230kmにしてもらった。
これで本当に230km出るかもしれない。

メーターの不思議 4

2008-06-29 09:19:35 | Kawasaki Z650
そして次はホワイトメーター化です。
メーター版は黒、なぜか昔からそうなってます。

光が反射しても見難くないから、メーター針が一番見やすいから
メカニカルぽく精鋭に見えるなど理由はあると思います。

でも最近のトレンドは白
なぜかスマートに見えます。
旧車にはどうかなとは思いましたが
逆にこれだけで新型に見えます。(んな訳ないけど…)

ネットで調べると低価格で製作してくれる所があるんですねぇ。
早速、連絡して製作をお願いしました。こちら
ホワイトメーター化するといってもちょっとしたこだわりがあり
字体・目盛り・位置などはオリジナルを基本にしたかったので
現物のメーター版をはずしスキャン画像を送り
読み取りしてもらいました。
実はシャフトを折ったのはこの作業の時に折ってしまったのです。

早速、読み取ってホワイト化された画像が送られてきました。
それは思ったとおりの画像で満足のいく物でした。
そこから違いを出していく訳なんですが
まず気になったのがスピードメーターの80kmからの赤いラインで
現在二輪も最高速度は100kmになっていますが
その部分が以前のままでした。
そこで最近のメーターはどうなっているのか調べてみると
現行モデルは赤い警告ラインは入ってません。
今までまったく気がつきませんでしたが
法が変わったのか
メーカーの自主規制で初めから関係なかったのかはわかりませんが
そこで警告ラインを消す事も考えましたが
無いとまったく違う物になってしまいそうで
ここは現状に合わせて100kmからにしました。
あとオドメーターの下側にちょっとしゃれた字体のZ650 Zapperの文字を
タコメーター側にはKのマークをあしらったKawasakiのマークを入れました。

そしてもうひとつ
「最高速は何キロにしときますか?」と聞かれた時
ハタと思いました。

メーターの不思議 3

2008-06-26 13:41:36 | Kawasaki Z650
今回落札したZ2用のメーターは外観から見た大きさ・デザインは同じでした。
かしめてあるリンクは開いた後がありましたので
一度はばらされた事があるのでしょう。
リンクは綺麗にはずすと再利用できるようですが
それはとても大変なので今回は切断してはずします。

分解してみるとやはり中身は(ほとんど)同じでしたので
今回はなんとか移植できそうです。
でもやはり細かい点は違っていたりして
一番の違いはライトをONにした時の照明でした。
小さな電球が2つ入っているのですが
Z2の方には直接電球の光がメーター版に当たらないように覆いがしてありましたが
ザッパーの方にはそれがありませんでした。
ちょっと気になりましたが
中身以外はザッパーの物を使いたいのでこれでいきます。
電球もブルーのLED化にするので
夜間うまく光が散ってくれるのか楽しみです。

メーターの不思議 2

2008-06-25 08:42:22 | Kawasaki Z650
まず気がついたのは
同じように見えてもほとんど違うと言う事でした。

当時は日本精機がメーターを製造していたので
Kawasakiはもちろんの事
HONDAやSUZUKIなどにも部品を供給していたようなので
どのメーターもぱっと見同じように見えます。
それはメーターに限った事ではなく
Z2とFX1あたりは共通部品が多い事でも知られていますね。

実は今回、メーターのリファインの為に分解したのですが
メーター針をはずす際、シャフトを折ってしまいました。
時が経っていたせいかとても硬くなっており
私の力の入れ方が悪かったのでしょう。
1mm程度のシャフトはくっつける訳にもいかず
中身ごと交換が必要でした。

さっそくヤフオクで部品を探しです。
部品自体は結構出品されておりましたが
さすがは人気のKawasakiの旧車、結構いい値段で取引されています。
そのまま利用するなら程度がいい方がいいに決まってますが
今回は中身だけなので逆に外観の悪い方が安くて都合がいいのです。

しかし確かに外観の悪い物は金額も安かったのですが
世の中にはそんなメーターをリファインして
販売を職にしている方もおられたのです。
そのようの部品はみんなその方が持っていかれました。

仕方なくどうせ中身だけなんだからザッパーやZ2・FXの部品じゃなくて
Z400やZ250のメーターでいいや、っと考え直して落札してみました。
もちろん安価です。

数日後、そのZ250のメーターが届きましたが
なんとメーターの大きさ自体が一回り小さいのです。
画像だけの判断でしたので、その点にはまったく気がつきませんでした。
その他よく見るとメーター針のデザインも違います。
元々のメーター針には折れたシャフトの一部が噛み込んだままになっていたので
メーター針もこちらの部品を使おうと考えていたのに無理のようです。

まあ、メーター針はどうにでもなると思っていたので
肝心の中身を確認すると
中身の構造自体は同じでしたが取り付け角度が違う!のです。
もちろん取り付けできません。
なんとかシャフトだけ取り出して利用しようと考えましたが
かしめてあって分解はできませんでした。
結局このメーターは利用する事ができず
再度Z2用のメーターを落とす事になりました。


バフ研磨

2008-06-24 10:06:06 | Kawasaki Z650
やめられないんですよねぇ。かっぱえびせん…。
じゃなくてバフ研磨。(^^ゞ

実はザッパーちゃんは以前のレストアの時に
ピストンが1つダメで720ccにボアアップしたのですが
それに合わせてサンドブラストをかけてました。
現在もそれなりに綺麗なのですが
アルミ粉が浮いてきたり、多少黒ずんできていました。

車体まわりのレストアが進むにつれて
どうしも気になってしかたありません。
エンジンをおろしてシルバーに塗装しようと考えましたが
4気筒エンジンって、とてつもなく重いんです。
また結構ギリギリのスペースで設計されているので
積む時がさらに大変。
前回はせっかくフレームも塗装しましたがキズだらけになりました。
もちろん1人では無理です。

以上の理由から答えを先延ばしにしていたのですが
ひょんな事からバフ研磨の材料を手に入れ
試しにポイントカバーを磨いてみると
以外に簡単であっと言う間にピカピカになる!
しかも思ったとおりの効果がすぐ体験できるので楽しい!
まさにやめられない、とまらないです。



こんなポイントカバーが磨いていくと…



こんなにピカピカ!

所詮素人が作業するのでそれなりなのですが
個人的には十分納得できる成果でした。

エンジンにメリハリがついた事で
アルミの地肌もいい感じで使用感があり
今回はこの仕様でいく事にしました。

磨けば磨くほどピカピカになっていく。
そして自分がOKを出さない限り終わりが無い。
“研磨って一番バイクに対する思い入れが現れている部分なんだな”って
改めて感じました。
もちろんザッパー君も綺麗になりましたが
私の気持ちもピカピカになりました。

しばらくピカピカフェチになりそうです。

メーターの不思議 1

2008-06-22 10:33:05 | Kawasaki Z650
今、ザッパーのメーターをレストアしてます。
レストアする際、大切なのはその方向性だと考えるようになりました。
完全にオリジナルを残すのか
はたまた雰囲気を残しながらも最新パーツを組むのか
完全にレーシーにしてしまうのか…
もちろんその程度も重要です。
それをはっきり決めておかないと
完成後にアンバランスになるし、お金もどれくらいかかるかわかりません。
レストアって本当にお金がかかります。

私のザッパーの方向性は肝となるオリジナルのデザインは残しつつ
できるだけ部品はオリジナルを自分の手で再生し
一部一部大事な部分に最新パーツを組み込むという事にしました。
なので、タンク・サイドカバー・テールなどはオリジナルはもちろんのこと
ホイールはスポークでメッキフェンダーじゃないとダメなんですが
逆にブレーキキャリパーやヘッドライトなどは少々お金をかけてます。

そんな中、メーターという部品は本当に頭を悩ます部品であります。
当時の部品は日本精機が製造しており
同じようなデザインのメーターがほとんどです。
なので変わり映えがしないのですが
それが当時の雰囲気をだしているので完全オリジナルがいいという意見もあり
また古臭いのでここだけ変更するだけで新型のようにも見えます。
前回レストかした際も気になった部品のひとつでしたが
オリジナルの状態が良かったので中身はいじらず
外側のみリファインしていたのです。

でもさすがに一番目をやる場所であり
全体は綺麗でも警告の赤ラインがオレンジを過ぎて黄色になっている。
周りがリファインされてくると、これだけでとても気になってしょうがない。
今回はとうとう我慢しきれず手を入れる事にしたのですが
たかがメーター、されどメーター
メーターの奥深さを思い知らされたのでした。